blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

2008年6月15日 埼玉農業普及学会研究会へ

2008-06-16 | 農作業
終日快晴
 夏草の勢いが増してきて、雑草との戦いの 季節になりました。
 今日は、以前からの懸案だった、第三の大麦 を刈り終えることができ、
これから、麦間に植えた里いもに十分に陽が入りので里芋も勢いが増してくるはずです。

作業内容
第農園 社会人区画 トマト、ナスの芽かき、支柱の補強 除草
 堆肥場わきの除草  芝刈り 今泉さん境界刈り払いかけ
第2農園  ハンマーナイフ モアーで除草作業
第3農園。大麦刈、ハンマーナイフで除草作業、そして里芋間の耕耘
刈った麦わらを燃やして鰹のたたきをつくりそれを主菜にで昼食。
大麦は、最初ハンマーナイフモアーで叩いていたのですが
収穫して焙煎すると麦茶にすることができることを代表に教えてもらったので、
やってみたら香ばしい麦茶がでできた。

わかば熟の藤本さん。
 突然ふらりとやってきて、
 麦茶を飲んで、またふらりと去っていく。
私は午前中に芝生広場の芝刈りをすませて昼食の後、
午後は、大宮で開催される埼玉農業普及学会の研究会へ
見沼田んぼ福祉農園10年の中で見えてきた農業の価値について語る
反響がダイレクトで手応えを感じる講演が出来た。
農でつながる、土でつながる人の前で話をすることは
通じるものが大きいので文句なく楽しい
左端の女性は、福祉農園に百姓先生を送ってくれた農業者大学校の事務局長
以前、園芸福祉普及協会の会合で東京農大の進士先生の紹介で会った時は
農水省の婦人課長として生活改善運動の最前線にいた。
次に見かけたのは、BSE問題で農水省のスポークスマンとしてマスコミの前に立っていた。
そして今は独立行政法人農業者大学の事務局長。
農業後継者の育成の最前線にいる。食料自給率の向上が最近言われるが、
自給力が下がったのが原因なのに数字ばかりが一人歩きしている。
自給力をつけるためには農業後継者、新規参入者をどれだけ養成できるかにかかっている。