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blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

里山からの提言

2013-10-22 | 様々な農

見沼田んぼ福祉農園にはガスも電気も引かれていない。
炊事や暖をとるときはもっぱら、近所の植木農家や農園の剪定した薪。

里山で薪拾いをしてそれをエネルギーに使ったその時のままだ。
里山の恵みで暮らしを行う。それが今、見直され始めている。

http://www.nhk.or.jp/eco-channel/jp/satoyama/interview/motani01.html

里山には、代々の先祖が営々と育んできた、
自然と共に生きるシステムがあります。
そのルールを守っていると、いまの時代でも、水と食料と燃料、
それに幾ばくかの現金収入がちゃんと手に入ります。
新鮮な野菜に魚、おいしい水、火を囲む楽しい集まり、
そして地域の強いきずな。
 都会であくせくサラリーマンをやっている人間よりも、
里山暮らしの人間の方が、お金はないけど、
はるかに豊かな生活を送っているということを、
私は各地で実感しています。
つまり里山にはいまでも、
人間が生きていくのに必要な、大切な資本があるのです。
これはお金に換算できない、大切な価値です。
そうした里山の資源をいかしていくことを、
「里山資本主義」という言葉を使って伝えようとしたのが、
NHK広島局がつくる「里山資本主義シリーズ」でした。
「里山は見えない資本なんだ」
「お金に換算できない大切なものなんだ」ということを、
これからも言って歩こうと思っています。


9月21日 「農=あぐり」の仲間は

2013-09-25 | 様々な農

さいたま市ふれあいスポーツ大会2013。市長の参加もありました。

テントを回ってきた市長とみんな握手しましたよ。
岩槻で開店したばかりのみんなの台所 
彩たか(ayataka)さんに配達してもらいました (^^)/
地元の野菜を使った家庭料理、野菜たっぷりの餃子のお店。
さて ふたをあけると

9月9日(月)午前11時頃、県の担当が

2013-09-12 | 様々な農

8月27日、県の見沼担当からのメール
見沼福祉農園推進協議会 様
 見沼たんぼ福祉農園の管理運営について、
日ごろ大変にお世話になっております。
 過日発生し、
多数の死傷者を出した福知山市花火大会における火災を踏まえ、
県庁全体として火気の取扱に一層注意していくこととなりました。

農園として、ガソリンの取り扱いは何時も気がかりです。
ガソリンやオイルがナイトと動かない道具はばかりなので心配です。

以前は、シャッター小屋に置いていたのですが、
3.11前に虫の知らせかガソリンは専用の小屋に移し地震の揺れで
シャッター小屋にガソリンをぶちまけることから免れました。

ガソリン小屋は日陰に置き、夏の日照りに依る高温化や
コンパクトな小屋に移すことで
ガソリンタンクが地震の揺れなどで飛散することのないようにしたのですが、
心配は耐えません。
ガソリン等の燃料を安全に保管できる施設の設置を
県に責任で設置していただけると安心出来ます。
その辺のことへの配慮と支援を強く要望いたします。

9月9日(月)午前11時頃、福祉農園を訪問しました。
現場で藤枝氏に現場の確認に立ち会っていただきました。
 以下、概要を報告します。
 また、ガソリンの使用方法についても、細かいところまで目配りをし、
指導をしていただいており、安心しました。
藤枝氏のお話では「保管容器の開封手順を守り、
容器内のエア抜きを先に行えば、
福知山市花火大会のような引火事故は起こらない。」とのことでした。
保管容器の劣化など、
早めに県に相談していただきたい旨お願いしました。
「ガソリンの保管容器にも保管容器を収納している小屋についても、
今のところは問題はない。」との御判断でした。


9月7日農学部の学生が卒業論文の調査で農園に

2013-09-07 | 様々な農

三浦大根とホウレン草の種まきを終えた
浦和北ロータリークラブの圃場

農工大農学部の学生が卒論の調査で来園、まずは農園を案内する。

午前中は見沼・風の学校のStaffが急遽来てくれたので助かった。

第3農園でロータリクラブのメンバーと交流、野菜のお土産をいただく。

      農園を案内した後、聞き取り調査を受ける。

午後はスタッフではない二人の女性と農作業を行う。

私は芝刈

作業内容
芝刈り、トマト、ししとう、オクラ収穫&手入れ、除草

【感想】
本日、初めて一人で火起こししましたが、
全く火がつきませんでした。
結局、代表に火をつけてもらったので
次の機会は一人で火起こししてみたいです。
意外と思い切りのよさが必要だとお聞きしたので、
次回はもっと大胆にせめてみたいと思います!
また、本日、農工大の学生さんが代表にインタビューに来られてました。
また機会があれば農園に顔をだしてくださるそうです。
またお会いできるのが楽しみです。by若菜

農園スタッフではない人たちと作業取りまとめ、
調査のためにやって来た学生さん、
最近、農園来るようになった女性
二人の女性が農園のために汗をかいてくれた、感謝。


農園繋がり

2013-08-19 | 様々な農

埼玉県浦和にある見沼福祉農園に行ってきました。
昨年の夏にはじめてうかがって以来、虜になっています。
(写真は炊事場とぼくが耕した畑)

昨日は雑草取りに始まり、にんじん畑の鋤起こしをしてきました。

汗水たらして土に向かうと何か心も体もすっきりするようです。
その先に”浄土”という言葉の意味があるような気がします。

そして、たくさんお新鮮な野菜を収穫してきました。
赤オクラって知っていますか?
ご覧の通り、赤紫のオクラです。

ぼくも初めてみたのですが、別名<WBR />「島オクラ」。
どうやら沖縄で作られているオクラのようです。
昨日うかがった埼玉県見沼福祉農園でも栽培されていました。...

もちろん分けていただいてきましたよ。
肉厚で美味しいオクラです。
今日はその他の農園の野菜と一緒に盛合せでどうぞ。


ぜひお楽しみに!

サバイバルキャンプ2013事故なく怪我なく無事終了

2013-08-18 | 様々な農


サバイバルキャンプ2013が、14(水)に終了しました!
 フル参加者はスタッフ含めて19人、
途中参加や応援を含めて総勢80人を超える大イベントとなりました。
 ちょうどサバキャンが始まる8(木)から気温がグッとあがり、
またキャンプ中も日ごとに暑さが増してきて、
しかも昼だけでなく夜も熱帯夜でジメッとしており、
こうして振り返ると、
今までに例がなく過酷なキャンプだったと思います。
 サバキャン期間中は、畑仕事は除草、
農園整備作業は穴掘りと木の剪定、
という具合でひたすら作業をしていきました。
特に農園整備作業は堆肥場、隣の農家さんとの境界線、
など毎日次から次へと穴を掘るという作業でした。

 今年のサバキャンでは、
特にみんなが慣れてきたキャンプ中盤~後半に、
それぞれの持ち味が出てきたり、
長所が大活躍する場面がたくさん出てきました。
 農機具に興味をもった人は、機械の動作を手際よく覚えて、
日中の作業の要の部分で大事な役割を果たしてくれました。
木登りが得意な人は農園のどんな植木もするすると登って、
木の剪定作業ではMVP級の働きをしてくれました。

 今年は参加者のバラエティが富んでいたことも特筆すべき事です。
中学三年生から大学生スタッフのお母さんまで。
週2~3回の農園通いの人から、
数年ぶりの農園参加、はじめての農園の人まで。
キャンプは大学生が一番多くいたのですが、
それ以外の参加メンバーたちがキャンプにスパイスと勢いを与えてくれたおかげで、
まるでもとから一緒に住んでたかのような親密な空気を作り出してくれました。

 さて、再び風の学校は平常作業が始まります。
今後もブログでは風の学校の様子をお伝えしますので、是非ご覧下さい。
Survival Camp2013実行委員会 実行委員長 前久保 諒


Survival Camp2013 料理長よりのMessage

2013-08-16 | 様々な農
8月8日から埼玉県さいたま市の
見沼田んぼ福祉農園で行われたサ
バイバルキャンプ。
昨日無事に一週間が終了しました。

今年はスタッフ、そして料理長としての参加でした。
実家で暮らして母親の料理に甘えまくっていた私ですが、
なんとか
みんなを死なさずに、
食中毒や餓死がなく料理長を全うできまし
た。


それは、ベテラン社会人スタッフはじめ、
様々な人に助けられてい
たからでもあります。...
特に、料理長という立場に立たせ、
今までにない貴重な経験をさせてくれた代表には感謝しています。

サバキャンをするのには場所は変わらないのに、
去年とは違ったメンバーが、違った雰囲気を作り出していきます。

すごく疲れるけど、すごく楽しい日々でした。by鞠子


8月14日 Survival Camp2013 最終日 

2013-08-15 | 様々な農

Survival Camp2013 最終日 


本日をもって、サバイバルキャンプ2013が終わりました。

今年は日ごとに登場人物が現れるような一週間で、
一週間を通して飛び抜けて印象的な出来事が無い代わりに、
メンバーごとに1つ以上、
印象に残るシーンがあったように思います。
酷暑に苛まれながらも、
それぞれが暑さを克服しようと
奮闘することでここまで突き進む事が出来ました。
まさに全員野球という感じで、
過酷な環境のなかでよくぞ闘ってくれました。
ありがとうございました。


芸術の役割を、
忙しく回る時間のサイクルから引きはがして
感覚を解放するためのものとして考えるならば、
農園の作業やサバキャンも、広い意味で芸術と言えるような気もします。
世間の相対的な価値基準を取っ払って、
今一度対象と自分が直面したときのその強烈な感覚を、
是非大事にしてほしいと思います。

そういう意味で、
今年は「強烈なサバキャン」でありたいと思い、テーマとしました。
創造の「創」は絆創膏の創と同意で、「キズ(創)を造る」と書きます。
今回サバキャンで得たこと、感覚、知恵を、
自分に刻まれた「キズ」として受け入れて、
今後の作業に参加する中で折り合いをつけていきながら、
全員が自分なりの方法で土に返して欲しいと思います。
そうすることが、風の学校や農園の今後を考えるための足がかりとなり、
また、自分の将来を考える為のヒントにもなるはずです。
このことを少しでも分かって実行してくれれば、
このサバキャンは成功した、と言えるでしょう。
お疲れさまでした。


by サバイバルキャンプ2013実行委員長 前久保 諒


土壌スクリーニング・プロジェクト

2013-08-01 | 様々な農
土壌スクリーニング・プロジェクト
7月29日月曜レクチャーには、最大人数である5名が揃いました。
初参加・コープとやまからお二人、
特別参加は明治学院大の研究者、猛虎先生と浩平先生の二人

リピーターであり、
のべ100人目のボランティアさんとなる大阪いずみからお一人。
深謝です! http://t.co/DczCu1Na4W


サンフランシスコ州立大学のジョン船引教授と、
エール大学日本夏フェローのウォーカーウェルズさんを、
土壌スクリーニング現場視察にお連れしました。
今日の圃場は梨と柿。帰りがけにまた雨が降り出し、
不安定な天候が続きます。

土壌スクリーニング・プロジェクトについての記事が東京新聞に掲載された
 記事にあるように、最大5兆円もかけるのに、
現地ではなかなかいい評判を聞かない除染作業。

しかしそれも原因を辿れば、そもそも放射性物質の分布状況を
的確に把握していないことが理由にあげられます。
今日もいらっしゃった、最近多い海外から福島視察に来る研究者も、
皆さんまず驚かれるのはそこ。「え、測ってないの?」と


ワークショップ終了。
学者としてフル参加の中田、猪瀬両先生、大変御苦労様でした。
別角度からの新鮮な総括、勉強させていただきました。