日々随想

日常の生活環境で活動したことや、感じたことを日記風に書いてみましょう

きんもくせいの香り

2011-10-02 13:13:19 | Weblog

2011.10.02>

 

 

また今年も『きんもくせい』の香りが鮮やかな季節がやってきた。 

 

散歩の途中のあちらこちらで見かける『きんもくせい』、ほのかに匂う甘い、何とも言えない秋を感じさせる象徴的な香りである。 

 

このblogで毎年のように『きんもくせい』について投稿しているので、ダブルかもしれないが、思い出を綴ってみたいと思う。 

 

故郷の家の庭には大きな『きんもくせい』の木が植えてあった。 

子供のころと言っても中学・高校生の頃であったと思うが、秋が少し深まってくるこの季節、学校から帰ってくると、玄関に入る前にまずこの『きんもくせい』の匂いが『ぷ~ん』とするのである。 

 

この匂いを十分味わう間もなく、腹が減っているのでまず『おやつ』にぱくつくわけである。

おやつといっても、家の畑で獲れた『さつまいも』をふかしたもの(たいてい冷めていた)を、ほおばるわけである。

 

それから、すぐ親父やおふくろが居る田んぼに出かけて、この時期、親たちが刈ったあとの、稲の束ねとか、かけ干しを日暮れまで手伝うのである。

もちろん、田んぼから帰ってきた日暮れ時にも『きんもくせい』の香りが・・・・。

 

私にとって『きんもくせい』は、その香りに接するたびに思い出す、故郷の匂いでもある。

 

 

 

   <きんもくせい・・・・香りも満開>

 

 

     

             

 

    

         <真ん丸・・・・泡のかたまり>

 

 

 

        

            <蜘蛛・・・・今年初めてパチリ>         


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