ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

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いわき市の勿来発電所の発電燃料に福島県内産の木質バイオマス燃料が年間1000トン使われることに!

2015-05-30 | 被爆者、被害者、市民の声

県産木質バイオ導入へ 東電出資の常磐共同火力勿来発電所

 2015/05/30 09:43 福島民報

 東京電力が出資する常磐共同火力は6月3日から、いわき市の勿来発電所の発電燃料に県内産の木質バイオマス燃料を導入する。29日、発表した。
 常磐共同火力では、これまで海外産の木質バイオマスを年間約6万トン使用していた。本県の森林資源の有効活用や林業の活性化を目的に県内産を導入する。東電が県内の企業から購入し、供給する。
 6月3日からは約20トンを使い試運転する。来年3月から本格運転に移行し、年間約1000トンを使う計画。
 東電の石崎芳行副社長(福島復興本社代表)と常磐共同火力の小泉俊彰社長が29日、県庁で記者会見し発表した。 

 

(管理人より) 恐ろしいことが始まります。最近、もうバイオマスのことについて書くのが怖くて記事にしていなかったのですが、余りにもひどいので書きます。

当ブログでは勿来発電所の石炭灰について調べてきました。☟

 

福島県いわき市の勿来火力発電所の石炭灰を 津久見市の太平洋セメントが受け入れ

福島県いわき市勿来火力発電所の石炭灰は、苅田町の三菱マテリアルにも来ていた!電凸

【証拠有り】宇部市対岸の苅田三菱マテリアルで東北の火力発電所からの石炭灰が燃やされています。

東日本の放射能汚染焼却汚泥や浄水土が今後全国拡散されてしまう!勿来発電所石炭灰の受け入れ先続報

津久見市の太平洋セメントに福島の石炭灰が到着。会津若松バイオマス発電所に電話番号なし!


これらを読んでいただいたらわかりますが、勿来発電所の石炭灰はもう九州にもきています。つまり、その石炭灰に「福島県の木の焼却灰が混入する」ということです。

放射能濃度がどれくらいかも不明な福島県産の木を、発電所で堂々と燃やそうというのです。

以前に私が勿来発電所に電話したときには担当者が「福島県の木は一切入りません」と言っていたのに、こうやって社長が勝手に決めました。

そして非汚染地域である九州にその灰を持込んで、セメントに加工するわけです。

セメントの焼成により、放射性PMがばらまかれて、セメント工場周辺、及び風下住民は日常的に吸わされるということです。

震災がれき焼却問題が起きたとき、選挙の候補者や議員や、環境NPO市民や市民グループのリーダーや避難者が、「がれき焼却に反対」と言ってたのは”ポーズ”だったと気づいた時の絶望は並大抵のものではありませんでした。

そしてその人たちの共通点は、全員が自然エネルギーを推進していること。

だから、木質バイオマスやセメントが放射能汚染されていることを意図的に無視したのです。

こちらをご覧ください。☟

 

三菱マテリアル セメント工場の「社会的機能」を最大限に活かして   より

セメント工場は、製品であるセメントを通じた道路・橋梁といった社会インフラ整備に貢献している以外に、世の中のさまざまな廃棄物を処理・活用することができる社会的機能を有しています。
これは、セメント工場が1,450℃という超高温の焼成プロセスを有して、廃棄物をセメント原料や熱エネルギー代替として有効利用すると同時に、廃棄物の無害化が可能となっているためです。この時、副次的に廃棄物が発生することがないことも大きな特徴です。例えば火力発電所の石炭灰都市ごみ焼却灰、下水汚泥、廃プラスチックといった、他産業や人の営みから出る大量で処理しにくい廃棄物の有効利用が可能となっています。そのため、東日本大震災後に大量に発生した災害廃棄物の処理について、関連する自治体から要請をいただきました。


三菱マテリアルは、北九州の黒崎と苅田町に工場があります。

三菱マテリアルのHPにあるセメントの放射能検査結果の中の北九州工場のデータが、2012年1月26日から更新されていません。たった一回しか検査してないということでしょうか。

他の工場の最新データの下の方に書いてあります。他の工場の検出下限値  セシウム合算 10bq/kg  程度です


2012年1月26日のデータ  より  検出下限値は書いてありません。

太平洋セメントのHPにある、セメント製品の放射能測定結果について より

なんと、こちらも、2012年1月から大分工場のセメントの検査を行っていません。

「大分工場および明星セメント株式会社の放射能濃度測定結果は、2012年1月20日のホームページ掲載データをご覧下さい」と最新データに記載されています。

2012年1月20日のデータ  より

検出下限値も セシウム合算で 12 bq/kg です。


不検出ということで日常的にPMを吸わされているわけですね。

さてここで ずくなしの冷水さんのブログより 福岡の体調変化の情報。


引用ここから

県北部の工業地帯で金属、セメント、産廃処理など、国の汚れ仕事を引き受けている街。

高校に通う、うちの子どもによると、最近また鼻血を出す生徒が物凄く増えているらしい。1日に4回出す生徒も見たと言っている。**高校。うちの子どもは福岡でも被曝により鼻血を出す現象が起きることを認識している。本人も私も2012年の冬頃まで時々鼻血出していた。

一頃収まっていたようだが、また鼻血、出てきたね。被曝進行中。病院に行くと「花粉症の症状として鼻血が出た」なんて騙される。笑わせんじゃねえ。 

それから杖を突いて歩く30~50代の人がまた増えてきた。骨折による松葉杖の人もいるが、足が麻痺して普通の杖を突いてるっぽい人を見かけることも増えだした。一時期減ってたんだけど、また一気に増えだした。ヤバいと思うね。

この街は東日本の放射能下水汚泥も受け入れている。セメントなんかの材料になる。 国主導の放射能全国拡散計画。 福岡はこれからどんどん人が倒れ、死んでゆくよ。俺もかもね。 

Twitter見てると、福岡の鉄道でも急病人出てるね。全国各地でも出てる。放射能、みごとに拡散したよ。国の目論見どおりに。

引用ここまで



さらに私が直接個人から頂いた報告をご紹介します。


北九州在住の人から、100万人に1人の率で発症する難病になったという報告を受けました。治療法も無く手術もできないとのことで大病院から匙を投げられたそう。

この方は北九州市が震災瓦礫を本焼却を始めて3日目に突然猛烈な倦怠感に襲われ、難病の慢性疲労症候群と診断され今も治っていません。

この方は難病を3つ抱えているそうです。

厚労省による全国の慢性疲労症候群の患者に対するアンケート結果が各新聞で大きく取り上げられました。現状を打開できず、苦しんでいる患者の声の集約です。
西日本新聞より

仕事もできなくなり収入も減り、寝たきり治療法もなく、国による難病指定もされない孤立無援の患者がたくさん存在するのです。職場でちょっと話しただけで「私も経験した、知り合いが寝たきりになった」という声が。

近所のある病院にも一時期そういう患者が沢山訪れたそうです。

ご本人「どうか慢性疲労症候群にご理解よろしくお願い致します。国の難病指定、治療の進化、予防手段などの点でも、患者は声を上げ続けないといけません」

狭い職場にも関わらず、この半年間で二人がガンで手術。もう一人は良性腫瘍で手術。現在歩行困難。

ご自身も治療不可能の難病

みんな同じ地域に在住。北九州市は異常な事態だと感じるとのこと。


こういった市民の声は踏み潰され、北九州の響灘に国内最大級のバイオマス燃料集配基地が建設されます。

http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000184292.pdf




 

船でいろんなものが来るでしょう。海外のバイオマスと言ってもいろいろですし、勿来発電所のように途中から「国内産にかわりました」とか言いかねないなと思います。





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