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北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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福住寺

2021-08-17 20:32:45 | 札幌

 

札幌市営地下鉄東豊線の起終点である「福住(ふくずみ)」駅。

札幌ドームの最寄駅ということで、北海道日本ハムファイターズやコンサドーレ札幌の試合、それに、ジャニーズ系グループなど大物アーティストのコンサートがある日などは、それはそれは大変な混雑となります。

この「福住」というのはれっきとした行政地名ですが、どういう由来があるのでしょう?やっぱりアイヌ語由来なのかな・・・?

 

 

ということで、「札幌市豊平区 福住寺やって参りました」(←「イチオシ!!」の「しあわせ散歩」での、オクラホマ河野君の挨拶風。「福住寺にやって参りました」が自然のところ、「に」を略しているのが特徴)。

地名は「ふくずみ」なんだけど、お寺の名前は「ふくじゅうじ」と読みます。

 

 

 

お寺の由来が詳細に書かれています。

「福住寺」のルーツは香川県にあり、そこから北海道での布教を命ぜられた住職がやってきたことで、札幌にも「福住寺」の寺号を公称することが認可されたお寺が誕生したということなんですね。

ルーツである「福住寺」は、香川県の木田郡三木町という町にあるそうですが、やはり「福が住む」ということが寺号の由来なのでしょうかね。その辺は検索では出てこなさそうです。札幌の図書館で調べられるかな・・・。

 

 

浄土真宗の開祖である、御存知親鸞聖人の像。

 

 

ああ、「日野有範」って聞いたことがあります。

ちょうど30年前だけど、大学受験で日本史を選択していたので、その関係で参考書か何かに出ていたような気がします。

親鸞はその日野有範の子とされていますが、公家・華族の家計だったんですね。

 

 

 

「永代廟」、最近多くなったようですね。

我が家も、母方のお墓は、ここではありませんが、永代供養の屋内御廟にあります。

 

 

立派な本堂です。

「しあわせ散歩」では来たことがあるのかな?恐らくあると思いますが、またぜひ紹介してほしいです。

 

 

 

 

「勝如(しょうにょ)上人」という名前も聞いたことがあるなと思いましたが、浄土真宗本願寺派の第23台宗主で、本名(俗名)を「大谷光照(おおたに・こうしょう)」という人物で、伯爵の爵位を持ち、昭和天皇の従兄弟に当たるそうです。

平成7年(1995年)には、その勝如上人を迎えて、開教百年法要が営まれたそうです。

 

 

 

 

 

最近、お寺の正門にある、こうしたお言葉にも注目するようになりました。

「大きい生き方」と「小さい生き方」。こういう風に書かれると「大きい生き方」の方が望ましいと言われているようですが、そういうことに捉われない、もっと深い意味がありそうな気がします。

 

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屋根の上のペコポコ

2021-08-16 19:30:01 | 札幌

 

札幌ドームと地下鉄東豊線福住駅の近くにある「不二家」の工場と直売所。

 

 

その屋根には、不二家のマスコットキャラクターとして言わずと知れた、ペコちゃんとポコちゃんが座っています。

実は、全国に826ある不二家の店舗のうち、こうして二人のツーショットが見られるのは13店舗のみで、道内ではここだけなんだそうです。

 

 

そして、店頭には二体のペコちゃんが。

不二家は昨年操業110周年だったそうですが、ペコちゃんが誕生したのは70年前とのこと。

右側が1960年代のペコちゃんで、左側が21世紀になってからのだそうです。

マスクをしているので分かりませんが、本来この二体は、ペコちゃんといえばおなじみの、舌をペロッと出したポーズを取っていて、昨年5月に放送された「発見!タカトシランド」札幌ドームエリア編で、ここを訪れていていたタカさんと、ゲストの梶原善さんが、ペコちゃんと同じく舌を出した変顔を披露していたのが面白かったです。

そう遠くない先、マスクを外した姿が見られるようになるといいですね。

 

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古民家風パンカフェ

2021-08-15 16:24:00 | グルメ・スイーツ

 

住宅街の、相当築年数が経ってそうな古民家。

 

 

「ぱん」という大きな文字が強烈なインパクトを放っています。

 

 

 

こちらは、豊平区月寒東、札幌ドームに近い所にある「チェットベーカリー 『おもや』」さんというパン屋さん。

2月に放送された「発見!タカトシランド」月寒エリア編で、トシさんと、ゲストの雛形あきこさんが訪れていました。

 

 

築70年ほどというから、戦後間もない頃かと思われる時期に建てられた古民家を改装して造られたという、趣のある店内。

番組で紹介されたところによると、行列のできる人気店だそうで、番組でトシさん達が訪れた午後3時頃には、ほぼ棚が空になっていました。

 

 

 

「ジャズ」という暖簾があります。

 

 

これまた趣のある椅子と机、それに、私は全く分かりませんが、往年の名盤と思われるレコードが飾られています。

演奏されることも恐らくあるのでしょう。

 

 

私のオーダーは、アイスコーヒーと、

 

 

「本当に美味しいメロンパン」というキャッチコピーの「Herbie Pancock」、

 

 

イートイン限定の「純生クリームサンド」。

少々値段がお高めなので、オーダーも少なめにしましたが、他にも魅力的な商品が多数揃っています。

「タカトシランド」で紹介された商品をオーダーしたかったのだけど、残念ながら売り切れでした。

その商品は、このお店の向かいにあるお店とのコラボ商品だそうなのだけど、そちらの方も、「タカトシランド」の別な回で紹介されていたので、今度行ってみようと思っています。

 

 

こちらのコースターは、グッズとして販売もされているようです。

 

 

さて、「タカトシランド」といえば、一昨日の放送は、私の自宅から近い西区宮の沢エリアが舞台でしたが、明確にはされていなかったけれど、収録されたのは恐らく6月中旬から下旬、そう、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令下でした。

昨年の緊急事態宣言発令下の時期は、「タカトシランド」も収録を休んでいて、その間はダイジェスト版が放送されていたけれど、今年は、感染対策をしっかりと実施の上、ロケをしていたということなんですね。

MCの二人に加え、ゲストも東京から呼び寄せてのロケということで、賛否あるとは思うけど、そこはしっかりと責任を持っていただいた上で楽しい番組を作ってくれるのなら、まあいいのではないかと思います。

今回の宮の沢エリア編は、後日開拓してみたいと思えるお店ばかりだったので、早速BDにダビングしました。そのうち1軒は、後日妻を連れて行きたいと思えるようなお店なので、行ったらぜひレポします。

 

 

宮の沢エリア編のOPで、タカさんと、ゲストの村上佳菜子さんが立っていたのが、写真のこの辺り。

既にシーズンは終了していますが、収録当時は、中央分離帯がラベンダーで満開の時期で、そのことに触れてくれたことも、地元民としては嬉しかったです。

 

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繋がっている公園

2021-08-14 16:12:57 | 札幌

 

写真は、札幌の大通公園。

 

 

 

写真と地図のとおり、碁盤目状に区画されていて、丁目と丁目の界に道路が通っています。

 

 

 

なんだけど、ここはそうではなさそうですね。

 

 

 

現場はこちら。

確かに、ここだけ丁目界に道路が通っていません。

何か理由があるのかな・・・。

 

 

道路の延長線上に何かがあるのかなと思って行ってみると、そこにはこちらが。

 

 

滑り台として遊んでいるお子さんがいますが、これは遊具ではなく、彫刻家イサム・ノグチ氏の代表作「ブラック・スライド・マントラ」という作品です。

 

 

そのすぐ側に、子供たちが遊んでいる小さな山があります。

 

 

札幌市がノグチ氏に、大通公園のシンボルとなるような彫刻作品の制作を依頼し、「ブラック・スライド・マントラ」の設置が決まったとき、札幌市としては、この小山を撤去して、そこに設置することを考えていたそうなのですが、ノグチ氏がそれを拒否して現在地を提案。

それまで、現在地である西8丁目と西9丁目の界には、他の丁目界と同様に、公園を南北に貫く道路があったところ、それを潰して公園を繋げることで、「ブラック・スライド・マントラ」が現在地に設置されたということなのだそうです。

 

(「プレイスロープ」というのが、写真の小山です)

 

 

 

 

何気なく通り、何気なく子供たちが遊んでいる公園に、このような興味深いエピソードがあったんですね。

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三吉神社

2021-08-13 20:29:07 | 札幌

8日(日)までの猛暑(酷暑)から一転、10日(火)には10℃台まで気温が低下したことで、寒暖差の影響もあったのか、少々疲れが出てしまったようで、昨日は、帰宅後ずっと横になっていて、更新をお休みしてしまいました。

幸い発熱等の体調不良はなかったものの、一週間後に一回目のワクチン接種も控えていることだし、注意が必要ですね。

皆様もどうぞお気を付けください。

 

 

先日、市内で職場の人に目撃されたと書いたことがありましたが、その現場はこちらでした。

札幌市中央区の、電車通り沿いにある「三吉神社」です。

 

 

釧路豊平区平岸で同じ名前の神社に行ったことがありましたね。

「さんきちじんじゃ」「さんきちさん」と呼ばれることが多いと思いますが、「みよしじんじゃ」が正式だそうです。

 

 

 

 

 

札幌の三吉神社は、明治11年(1878年)に秋田県の太平山三吉神社の分霊を祀ったのが始まりとされており、翌年、現在地に奉遷しています。

現在の社殿は、昭和52年(1977年)に、社務所と共に造営されています。

 

 

こちらの御祭神は、

「大己貴神(おおなむちのかみ。開拓・医薬・縁結の神)」

「少彦名神(すくなひこなのかみ。開拓・医薬・酒造の神)」

「藤原三吉神(ふじわらみよしのかみ。勝利成功・事業繁栄の神)」

「金刀比羅宮(ことひらぐう。商売繁盛・航海守護の神)」

「天満宮(てんまんぐう)」

の五柱ですが、有名なのは、はやり天満宮のようです。

受験シーズンではないこの時期でも、こうして沢山の絵馬が飾られています。

 

 

 

 

境内社として「出世稲荷社」というのがあり、近隣だけでなく、遠くからも、祈願に訪れるサラリーマンが多いそうです。

「出世稲荷」というのは、古くは豊臣秀吉によって聚楽第(秀吉が建てた政庁、邸宅)内に勧請された稲荷神社が由来だそうで、京都の大原には、現在でも「出世稲荷神社」があります。

 

 

境内には、幾つかの石碑が見られます。

向かって左側の「郷社 三吉神社」とある方は、札幌軟石で造られたものです。

 

 

建立年月日も書かれています。

 

 

「御使御差遣記念碑」と刻まれているこちらは、昭和11年(1936年)、北海道で行われた陸軍特別大演習に昭和天皇が行幸された際、当時随行した侍従が御使として三吉神社に差遣されたことを記念して建てられたものとされています。

 

 

「桂月菊花為千秋」とありますが、これは何だろう・・・?漢詩か和歌かな・・・。

 

 

 

 

境内にある「神楽殿」。

例祭日には、こちらで能が見られるそうです。

 

 

境内の中から撮っていますが、これは、札幌市の保存樹として指定されている「こぶし」の木です。

昭和43年(1968年)8月に指定されたものだそうですが、樹齢はどのくらいなのかな・・・。

なかなか立派ですね。

 

 

 

正面とは反対側から。

こちら側からも入ることができますが、それほど広くない道路なので、車での参拝は控えた方がよいかと思います。

 

コメント (2)
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