北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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ここも近いうちに・・・

2017-07-31 19:49:42 | 日々のもろもろ






函館市内某所にあるサンクス。

ここ数ヶ月で、市内に沢山あった店舗が続々ファミリーマートに変わり、いつの間にかサンクスの方が少なくなってしまった。
この店舗は、ファミマへの転換予定は表示されていないけど、単に順番待ちなだけで、時期が来れば変わってしまうんだろうなきっと。
うちの近所にある店舗も今週新しくなったし、独身時代に住んでいたアパートから徒歩二~三分の所にある店舗も、今日現在はまだサンクスだけど、来月下旬にファミマに変わる旨が表示されていた。
近所に住んでいた四年間本当によく利用した所だったので、せめて私が函館にいる間は変わってほしくなかったなあと・・・。

最終的な完了時期は未定だけど、サンクスがファミリーマートに統一されるのは全国的な流れとのこと。
これまで、セブンイレブンやローソン、北海道内で最大のシェアを誇るセイコーマートに比べると、サンクスを利用する頻度は小さかった感は否めないけど、それなりに思い入れというか、印象深いこともあるので、なくなってしまうのは寂しい気がする。
札幌でも、実家から徒歩十分もかからないところに一軒あるのだけど、そこはどうなったのかな・・・。
後、小学校5年生の時に札幌に引っ越した時、当時住んでいたアパートの近くにあった店舗は・・・。(数年前はまだ健在だったのを確認している。恐らく、そこが初めて入ったサンクスだったと思うのだが・・・)


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傾向分析

2017-07-30 19:04:50 | 函館
三日前に書いた「はこだて検定」絡みのイベントとして、今日は、市内で開催された祭典行事に参加してきた。
何をしてきたかと言うと、会場内に「合格者の会」の宣伝ブースを置かせていただき、検定に関心がある方に過去問を解いていただいた上で、8月~9月に実施する、受験される方々の学習支援のためのイベントの宣伝などをするというもの。
具体的に何をするかはその時に書くとして、今日解いていただいた過去問の中から、問題の傾向と、効率的に正解を導き出すための論法として紹介したい問題を一つ。


問  1856年(安政3年)アメリカ発行の「ペリー遠征記」、1857年(安政4年)フランス発行の「イリュストラシオン」の記事には、アメリカ人やフランス人か聞き取った函館なまりの「はこだで」の地名が紹介されている。その表記として正しいものはどれか。


1.HAKODATE  2.HAKODADI  3.HAKODADE  4.HAKODATI



原文ママだとちょっと「?」かもしれないので言い替えます。


開国後、箱館にやってきた外国人の耳には、箱館の人達の発する箱館の発音が「はこだて」ではなく「はこだで」と訛って聞こえたのだが、では、この「はこだで」を外国語(英語)表記するとどうなるか。


この四つの選択肢のうち、明らかに間違いだと思われるものが一つあります。
それは1なんだけど、何でこれが明らかに間違いかというと、これは「はこだて(函館)」本来のスペルと同じだから。
この問題は、「へぇ~、そんな表記をしていたんだ。」ということを前面に出して、そこから関心を深めていただくことが狙いなので、みんなが理解しているとおりの表記が正解だったら、わざわざ問題として取り上げる必要はないだろうということになります。

同じ観点から、3も明らかに違うといってよいと思われます。
理由は、問題文に「はこだで」と平仮名の表記が書かれているのだから、それをそのままアルファベットで表記した3が正解だったら、これまた問題として面白みが全くないことになってしまうからです。

ここまで四つの選択肢が二つに絞れたところで、ではどちらかということになるのだけど、もうここまで来ると、後は素直に考えて、最後の四文字目が濁音になっている2が正解というように絞り込んでよいと思います。
4は、そのままローマ字読みすると「はこだち」若しくは「はこだてぃ」になっちゃうので、これが正解だとすると、「日本語だと四文字目が濁音なのに、何で英語表記では濁音じゃないの?」ってなっちゃうだけですからね。

というわけで、正解はこちらでした。

全部が全部ではないけれど、このように「明らかに間違いと思われる選択肢を見つけて排除する」という論法で答えが出せる問題もたまに出題されますのでご参考までに。
クイズ番組なんかだと、一瞬「何それ?」と思ってしまうような選択肢(この問題で言えば4)を、「これが正解じゃなかったらそんな選択肢思い浮かぶだろうか?」という論法で考えて、実際にそれが正解だったりすることもよくあるのだけど、「はこだて検定」は、(少なくとも初級では)そこまで捻った問題は出題されません。
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共通物件

2017-07-29 19:31:00 | ロケ地巡り
というタイトルのもと、仲間が鋭意リサーチ中なのが、「大戦隊ゴーグルファイブ」第20話と「科学戦隊ダイナマン」第12話に、チラッとだけど映りこんでいる建物。
職業柄、公的機関の建物を訪れる機会が多い私には、何となく、市役所若しくは何らかの行政関連施設、あるいは大規模病院のように見える。
ゴーグルファイブのロケ地については、こういう理由により自然と熱が入ることから、全国的に土曜日の今日、かつての戦隊の放送時間だった午後6時から、その第20話「死の花 毒サボテン」という回を改めて観てみた。
何となくなんだけど、件の建物が確認できる直前のシーン(ゴーグルファイブが、デスダークのサボテンモズーと遭遇するシーン)のロケ地が、以前行ったこの場所に近いような気もしないでもないので、この場所に近い公共施設や病院をストリートビューで見てみたのだが、どうも違う様子。
引き続き調査は進めるが、ゴーグルファイブやダイナマンのロケ地は、路線で言うと、東武東上線や西武新宿線沿線に気がしているので、確信は全然ないけれど、まずはこの両線沿線から焦らずリサーチしていくとしよう。

何てことを書いてたら、何と何と、仲間のブログに、ゴーグルファイブの別な回のロケ地が判明したとあるではないか!
まだ打合せはしてないけど、次回の「秋の遠足」では、ぜひそこにも行ってみたい。
願わくば、件の建物の所在もぜひとも判明させて。
さ、8月に入ったらぼちぼち詳細を詰めていくとするか。
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週末を前に

2017-07-28 19:34:52 | 日々のもろもろ
例年だと、この週末は「遠足」で上京することになるのだが、今年は、猛暑の時期を避けようということで、この時期の開催はなくなった。
ただ、身に染みついた感覚というのは恐ろしいもので、昨日の仕事帰り、ついつい物産店に寄ってしまった。
それは勿論、「遠足」で仲間達と交換するお土産探しのため。
何か新しい、オススメできそうなお菓子でもないかなと思って見ていたが、少なくとも昨日寄った店では、特にこれといった発見はできず。
まあいいでしょう。まだ三ヶ月あるから、ちょくちょく色々な店に寄って、目星を付けておくとします。


笛吹けど…(北海道新聞「卓上四季」)


色々と書いてますな。

昨日物産店に寄る時間があったのは、「ゆう活」で、残業もなく早々に退散したから。
一応今年も、毎日ではないけど参加しているのだが、昨年までとの違いは、7時30分からの勤務として7時前に家を出るのはかなりきついので、今年は30分だけ時間をずらして8時からの勤務としたこと。
これだと、いつもと全く同じ時刻に起きて同じ時刻に家を出ることができるので、気持ち的には大変楽。
最近は毎日自転車通勤で、「ゆう活」の日は最短ルートで出勤しているけれど、そうじゃない日は、通常より大幅に遠回りして、普段通らない場所を通ったりしながらサイクリングを楽しめている。
帰宅時はその逆で、通常の日は最短ルート、「ゆう活」で早く帰る日はサイクリングにしているのだが、先週は、あてもなくグルグル回った末、気が付いたら、車でも20~30分はかかりそうな場所にまで行ってしまっていた。
楽しみながらやれてるからいいと言えばいいのだが、幾ら函館十年目とはいえ、郊外の方だとまだまだ知らない場所も多いので、迷い込んで帰り道がわからなくなったりしないよう注意せねば。
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坂道の歴史が分かる場所

2017-07-27 19:39:51 | 函館
8月になったら、「はこだて検定」絡みの活動で忙しくなるのだが、その関係で、また西部地区をぶらり歩きすることが多くなってきた。
その参考というわけではないのだけど、一昨年放送の「ブラタモリ」函館編を観返す機会も多くなっているので、ちょっと、放送中の行程を再現。





かつて、函館と青森を結ぶ航路の発着場として利用されていた、「東浜桟橋」。
1871年に出入港の場として定められ、本州から海を渡って函館に上陸した人達は、この場で北海道上陸の第一歩を踏んだということになります。
番組中では、この桟橋で、案内人さん(函館高専の奥平教授)が、タモリさんと桑子アナを出迎えていました。










番組中では紹介されなかったけど、桟橋の横にはこのような碑があります。
(空の青さから、桟橋の写真と違う日に撮ったのがバレバレ・・・)





桟橋から函館山方面に向かって一枚。
タモリさん達も、ここから函館山方面へ歩いていきました。





反対方へ向けて一枚。
番組中では、海水面の埋め立てにより、写真左の建物が海に向けて建て増しされていったことが紹介されていました。





個人的に、「はこだて検定」で、「東浜桟橋から真っ直ぐ進んだ先にある坂は何坂か?」という問題もあり得ると考えているのだけど、正解は、この「日和坂」です。





坂の下から桟橋に向けて一枚。





番組中では、この坂の下で、函館の地形に関する歴史が語られていました。





元々は、この坂の下辺りが海水面と陸地の境界になっており、「ブラタモリ」名物の一つとも言える「海食崖」であったことが語られていました。
陸地が波により浸食され、その後の気候変動により海水面の高さが上下し、また新たな波が陸地を浸食して・・・という過程を繰り返す中で、階段状の段差が形作られたのが黄色の線で記した斜面で、その後、薄茶色の緩やかな坂として整備されていったものです。

日和坂を含む西部地区一帯は、1878年~79年の大火後の街区形成によって整備されたもので、かつては幅が狭く曲がっていたために、一たび火事に見舞われると、すぐに道路を挟んだ向かい側まで類焼してしまうことが多かったのが、この時期の街区整備により、直線で幅が広く整備されたということも、番組中で触れられていました。

現在、坂道として整備されているのは薄茶色の線だけど、黄色い線の箇所も、狭いながら歩いて登って行けるようになっており、番組中では、タモリさん達も、坂道ではなくここを登って上を目指していました。





斜面を登りきった所から一枚。
実際に登ってみると、結構急でした。
「はこだて検定」では、地形に関する問題も出題されるので、番組中で語られた歴史についても、問題として出題される可能性は大いにあると思っています。
(学生時代の得意不得意がそのまま表れているのか、私にとっては苦手分野なのだけど・・・。)
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