立ち位置が変わっても面白い

昨日、札幌で「相棒シリーズ X DAY」を観てきた。
率直に感想を言うと、「面白い」「迫力ある」など色々な表現が浮かんでくるのだけど、何故そのように思うのかを考えてみると、今回の主役である伊丹をはじめ、おなじみの登場人物たちのキャラクターがしっかりと確立されているから、これに他ならないと感じた。

どういうことかと言うと、テレビ本編の主人公は、あくまでも右京さんとカイト（以前は尊君と薫ちゃん）だけど、この二人以外の登場人物も、しっかりとキャラクターが確立されていて、かつ、それが長年続く中で全くと言っていいほどぶれていないため、立ち位置が変わっても、つまり、右京さん達が脇役に回り、他の登場人物が主役に回っても、観る側としては、何の違和感もなく感じられ、主役に回った登場人物に感情移入することができるというわけで、そういう物語の作り方をしているという所に、「相棒」の大きな魅力があるのだなと、改めて実感させられた。
そういう視点で観てみると、前回のスピンオフ作品「鑑識・米沢守の事件簿」も同じような感想を持つことができるし、これから、スピンオフ第三弾・第四弾が制作されるとしても、その感想が変わることはないだろうと思う。





諸事情によりパンフレットは買わなかったけれど、この本はしっかりと購入。
川原さんのロングインタビューや、水谷豊さんをはじめとする共演者達が証言する川原さんの人物像など、読み応えは十分の一冊です。

思い起こせば、「鑑識・米沢守の事件簿」の時も、函館では、公開と同時に上映にはならず、今回と同じ、３月の最終週に札幌に帰って観てきた後、５月になって、函館で上映されたのを観に行ったのだった。
今回もあの時と同じように、せめてＧＷ明け頃、函館でも上映してほしいものです。

マニュアルどおり？

今日は札幌へ帰ってきているのだけど、行きの特急で気になったことが二つあった。
途中、千歳市内で列車が緊急停止したのだけど、最近のＪＲ北海道は、走行中の列車の扉が開いたり、電気系統がトラブルを起こして列車が大量に運休したりとトラブル続きなので、もしかしてまた何か起こったのかと一瞬疑ってしまったが、その理由は、どうやら車内で急に具合が悪くなった人がいたらしく、それと何か関係があったらしい。

で、気になったのはここから。
急病人が出たというのはどうしようもないことなので仕方がないけれど、列車が走行を再開した直後、こんなアナウンスが流れた。

「この列車は、ただ今○分遅れて運行しております。お急ぎのところ、ご迷惑をおかけしておりますことを、お詫び申し上げます」

普通のアナウンスでしょって思うかもしれないけど、何が気になったかと言うと、車内で急病人が出たことが原因で、その人がまだ乗車しているというのに、マニュアルどおりに「ご迷惑をおかけしております」などとアナウンスするというのは、余りにも配慮に欠けてやしないだろうかということ。
確かに、場所が既に札幌圏だったこともあって、特急の遅れが原因で普通列車のダイヤも一部乱れたようで、それによって、接続列車の乗換えが遅れた人もいたようなのだけど、そういう理由で遅れたのであれば、誰も不満や文句なんて言わないでしょ。
にも関わらず「ご迷惑」という言葉を使うというのは、ちょっと私には理解できなかった。他の人がどう感じたかは知らないけど。

それともう一つ気になったのは、緊急停止した後、車内の温度が幾分下がり、上着を羽織だした人もいたのだけど、もしかして、具合を悪くした人が出たのって、余りにも車内の温度が高すぎたこととも関係があったのではないかと思ったこと。
私も、具合こそ悪くしなかったけど、八雲駅から乗車した瞬間、すぐにもわ～っとした空気に包まれた感がして、座席に着くなり上着を脱いだのだけど、本当に今日の車内は暑かった。
もう春なんだから、暖房もほどほどにと思ったけど、これもまさかマニュアルどおりなんてことは・・・、どうなんでしょうね。

この忙しい時に・・・

昨日の記事で書いた、仕事に関する「諸事情」について。
実は、一昨日の１０時ごろ、うちの事務所を含む江差町の一角で停電が発生し、それ自体はすぐに復旧したのだけど、そのおかげで、職場のＰＣに接続している共有のハードディスクドライブがやられてしまい、中のファイルにアクセスできなくなってしまったのだ。
で、中の書類のうち、幾つかの物はバックアップを取っていた（それでも最新のデータではないけれど）のでよかったのだけど、それがないと後任者が円滑に仕事ができないような物がアクセス不能になってしまったので、昨日今日と二日かけて、それらの書類を一から作り直したため、ただでさえ決算と異動前で忙しいこの時期、余計息つく暇がなくなってしまったのだ。
幸い、最低限の書類は再作成したのだけど、５月頃になって必要と思われる書類までは手が回らなそうなので、それらは、作成に必要なバックデータのみ入手したうえで、やむを得ず、新任地まで持って行くことにし、完成後、後任者にメールで送ることにした。
だって、次の月曜日はもう発令ですからね。いくら火曜日いっぱいまで今の事務所にいると言っても、最後にどうしても片づけなければいけないことだってあるわけだし。
正直、ここまで酷い目に遭った年度末は、今回が初めてだと思います。

さて、私は４月１日が発令だけど、今月は、今日が最後の平日なので、退職する人は今日が最後。
この一年間、私と一緒に頑張ってくれた非常勤職員さんも、三年間という任期が満了となって今日で退職なので、みんなで少しずつ出し合って花束を贈呈したのだけど、恥ずかしながら、この年まで花束をという物を買ったことがなかったので、どのように考えてよいかまったくわからず、店員さんにも、結構トンチンカンなことを言ってしまったかもしれない。
でも、みんなで決めた予算の範囲内でいい物をと思って注文したら、予想以上（と言っては花屋さんに失礼かな？）の素晴らしい物が出来上がってきた。
まあ、受け取る側がどう思ったかはわからないけど、みんなの感謝の気持ちを込めて選んだつもりなので、喜んでもらえると嬉しいかな。

ということで、バタバタしまくりだったけど、今年度の仕事は、とりあえず終わり。
一年間何をしてきたんだろうという思いしか残っていないけど、まずは無事に終われてよかったと思う。

異動を前に

書類上、今の事務所に勤務するのは明日で終わりだけど、机の上や中は、「この人本当に異動するんだろうか？」と言われそうなくらい片付いていない。
今日も、２２時まで残業してきたけど、正直、体が限界を感じて、強制終了となった感が強い。
一応、明日いっぱいで書類作成を終えて、１日に最終チェック、２日に一斉に片付けをして、３日から新任地へという予定なんだけど、諸事情により、新任地へ行ってからも、今の事務所の仕事を引き続きやることを余儀なくされる状況になった。
（自分に都合のいいように言うと、その原因は、自分のミス２割、不可抗力８割）
勿論向こうの仕事が最優先だけど、本当に４月は息つく暇がないまま終わりそうな気がしてきた。
体だけは壊さないようにしないといけないけど。

でも、新任地でも楽しみなことはある。
一つは、今の事務所は江差の中心部にあり、コンビニやスーパーもそれほど遠くはないけれど、新任地は、近くにコンビニが一軒あるだけの郊外にあるため、職員の昼食用として、食堂が設置してあること。
それも、噂ではなかなか味も良くて評判らしく、函館や他の町から出張で来た人も、中心部まで出向かずにそこで食べることが多いらしい。
その辺は、落ち着いた頃にレポートします。

それと、昨日前任者に事務所構内を案内してもらったのだけど、郊外で山の麓にあるせいか、自然がいっぱいで、昼休みとかに周辺を散歩したら、結構いい息抜きになるんじゃないかなと思った。
元々散歩好きだから、この一年で発見できなかった江差の一面を発見できるのを楽しみにしていよう。

さて、実質最後となる明日は、何時まで残るのかな・・・。
今日は、重要書類の提出で函館まで行ってきたのだけど、明日は外勤の予定はないし、明後日は札幌に帰るべく朝７時に江差を出るから、明日は今日よりは早く帰るとしよう。

ということで、皆さん今日も一日お疲れ様でした。
おやすみなさいませ。

忙しそうだなあ・・・

今日は、４月に赴任する事務所に出向いて、前任者から引き継ぎを受けてきた。
噂に違わず、４月からは本当に忙しくなりそう。
少なくとも、第一四半期（６月いっぱい）は、息つく暇がなさそう・・・かもしれない。
直属の上司になる方も、やはり今日来られていたので対面してきたけれど、第一印象は、大変穏やかそうな方。
これまでの経験から、人間関係さえうまくやれれば、多少忙しくても何とかやっていけるかなと思っているので、そこは何とか頑張るとしよう。

夜は、今の事務所の送別会。
最初の店で飲んだサワーがちょっときつかったせいで早々に酔いが回ってしまい、二次会はウーロン茶で通してしまったけど、無理せずそうしたことで、帰宅時は気分も何とか回復。
とりあえずあと二日。異動前＆決算期ということで、残業は確実だけど、最後の力を振り絞る（大袈裟？）つもりで頑張ろうと思う。

ということで、本日はこれまで。
明日は天気が今一つのようだけど、荒れることはなさそうなので、そのとおりであってほしいですが。