北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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国内唯一の炭鉱

2018-04-30 17:02:32 | 釧路&釧根地方



踏切があります。
この路線の踏切は、ここの他に市内に数ヶ所ありまして、言うまでもなく、一時停止は交通法規で義務付けられているのですが、残念ながら、それを怠っている不届き者が多いのです。
JRの踏切では、全ての車がきちんと停止しているにも関わらず。





そう、昨日の記事でも紹介したこの鉄道は、JRの物でも、JR以外の私鉄の物でもないのです。











ここは、春採湖の近にある、現在日本国内で唯一、坑内掘りで石炭採掘を行っている「釧路コールマイン」の選炭工場。
昨日の記事でも紹介した貨物列車は、ここを拠点として石炭の運搬をしていたのです。

元々ここは、明治期の四大財閥の一つであった安田財閥が、1887年(明治20年)に釧路に進出して炭山の開発を始め、翌年、春採湖の側に坑口を設けて本格的な採炭を始めたのがルーツとなっており、1920年(大正9年)に「太平洋炭礦」が事業を継承しました。
その「太平洋炭礦」も2002年1月に閉山し、時を同じくして「釧路コールマイン株式会社」が事業を継承し、現在に至っています。
釧路市内には、その歴史を伝える展示館もあるそうなので、今度行ってみようと思います。


釧路コールマイン選炭工場の場所
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海辺の広場と謎の貨物列車

2018-04-29 20:05:31 | 釧路&釧根地方



通勤経路から見える所に、大きな岩のある広場があってずっと気になっていた。
あれは何なんだろうと思って行ってみると・・・、





「千代ノ浦マリンパーク」という、釧路市が管理している公園。
海や漁業に触れることを目的として整備された憩いの場です。

上の写真の大きな岩は、どうやら滝として水が流れるように整備されているようです。
まだ4月だから水が流れていないのかなと思ったら、そのとおりで、水が流れるのは6月から9月だそうです。
6月になったらまた行ってみるか。





早速目に入ったのが、この二つのマンホール。
函館で散々マンホールに注目してきた影響で、どこへ行っても、マンホールを目にすると、ついついデザインに注目してしまうようになりました。








この二つ、鮭と荒波のデザインは同じだけど、この「強」「弱」ってなんだろう。
汚水を排出する機械の力の違い・・・?調べてみるか。





デッキから望む海。
函館でも同じような光景に癒されてきたので、釧路でもこういうスポットをどんどん発掘したいです。





公園にはバーベキュー小屋も設置されており、予約制で楽しむことができます。





広場から海の方向へ目を向けると、ほほう、貨物列車が走ってますね。





あれっ、JRの路線を走っている貨物列車の機関車の色って赤じゃなかったっけ・・・。
それに、そもそもこんなところにJRの路線あったっけ・・・。





ということで、ちょっと回りくどくなっちゃってますが、この貨物列車の秘密は、また次回ということで。
この貨物列車が走っているのは、JRで維持管理をしている路線ではありません。


千代ノ浦マリンパークの場所
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同名の自治体がある

2018-04-28 16:28:44 | 釧路&釧根地方



釧路市郊外の道路にて。
この看板があるということは、ここは、釧路市と別な自治体との境。
何という自治体との境なのかな・・・?





えっ、釧路・・・釧路町?
そうです、「釧路市」と、お隣の「釧路郡釧路町」とは、まったくもって別な自治体なのです。

この二つの自治体は、もともとは、「釧路町」という一つの自治体だったのですが、この「釧路町」が、北海道区制(当時は現在の「市」ではなく「区」という自治制度があり、道内でいえば、函館も1899年に「函館区」となっていました。)という制度により、1920年に「釧路区」となりました。
しかし、無条件で「区」となったわけではなく、区制移行の条件として、面積に対して人口が集中するエリアの割合が高いものであることということがあったことから、それまでの「釧路町」から、東部に位置する人口の少ないエリアが「釧路村」として分離独立することとなり、その後、1922年に釧路区は釧路市となり、釧路村は、隣接していた「昆布森村」という村と合併し、1980年に「釧路町」となって、現在に至っています。

概略はそんなところですが、現在は、釧路町のうち釧路市に近いエリアにおいては、郊外型大型店舗が多く建てられたり、宅地開発が進んだりしており、特に大型店舗の集中するエリアは、むしろ釧路市内よりも人の往来が激しく、賑わっているとさえ言えるほどになっています。


釧路市と釧路町の位置関係はこちら
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近いうちに散策してみよう

2018-04-27 19:57:12 | 釧路&釧根地方



一面に広がる大きな湖。

ここは、釧路市内にある「春採湖(はるとりこ)」という湖です。
郊外の山間ではなく、住宅街の中に広がっているというのが大きな特徴です。











前回住んでいたときは、アパートから離れていたこともあり、ゆっくり見て回ることはしなかったのだけど、実は、函館と同様、釧路にも、住む以前から何度か旅行で来ていて、この春採湖は、社会人一年目の1996年の冬、当時住んでいた滝川市から、JR根室線で普通列車の旅をした際に散策していました。
一周すると大体90分程度だそうなので、もう少し暖かくなったらゆっくり散策してみようと思います。

ということで、今日は湖の紹介と、追って散策レポをアップするということの予鈴まで。
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連休突入二日前

2018-04-26 20:59:19 | 日々のもろもろ
仕事が早く終わった日(今日も)や週末に何度か図書館に通っているが、正直、だいぶ慣れてきた。
先日、第一印象が今一つなどと書いてしまったが、何度か通ううちに釧路とその周辺の郷土資料の探し方もわかってきて、函館での経験から、「このことはこの本を読めば」ということが何となくピンと来ているので、これから勉強するために通って、函館と同じような楽しみ方ができるような気がしてきた。
函館にいたときは、検定の勉強のために日曜日は図書館に通うことが多かったけれど、釧路でも、町歩きと並行して図書館に通う機会を増やしていこうと思います。

明後日からはGW。
今年は九連休にするのだけど、諸事情により、札幌に帰るのは後半(2日から)にして、前半はこちらにいることにした。
その「諸事情」があるのは1日なので、28日~30日は、「ブラナナマガラー」と図書館通いで過ごすことになりそう。
どこをどう周ろうというかということも色々と考えているのだけど、面白い発見があるといいなと思います。

ここ最近、帰宅して郵便受けを開けてみると、毎日なんかかんか郵便物が届いている。
今月は、3日まで函館にいて、5日から釧路という、キリのよろしくない引っ越しをしているため、公共料金なんかは、函館での最後の数日分と、釧路に来てからのと二つ請求書が届いているので、何だかちょっと混乱しちゃいそう。
電気と固定電話、携帯電話は会社が同じなので、住所が変わっても料金は従来どおり口座引き落としなのだが、ガスや水道、それに新聞はそうではなく、函館の最後のは口座引き落としで、釧路に来てからのは、口座振替の手続きはしたけれど、今月分は間に合わなかったのでコンビニ支払い若しくは集金。
何だかちょっと慌ただしいので、早く全部口座引き落としになってほしいです。
あ、そういえばまだガス料金払ってなかった。期限はGW明けだけど、明日忘れずに払ってこようっと。

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