北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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ユカたん

2022-11-30 20:01:42 | グルメ・スイーツ

 

町中を歩いていて、こんな広告を見つけました。

 

 

「愛され続けて40年」とあるけれど、これを見て、「そういえば、昔食べたことある、懐かしい~」と思いました。

 

 

 

「ユカたん」というのは、かつて札幌市内で人気だった「ニシムラ」という和洋菓子店の人気商品で、シフォンケーキの中にカスタードクリームの入ったお菓子のこと。

「ユカたん」という名前も、この広告を見るまで忘れていたけれど、「ニシムラ」というブランド名も、そういえばあったな~と思い出しました。

 

 

私もすっかり忘れていた、「ニシムラ」さんの歴史。

読み取れないと思うので書きます。

 

1929年(昭和4年)、札幌。
ニシムラファミリーの前身企業である西村食品工業は、「すべての札幌の子どもたちにシュークリームを」と唱えた、キリスト者西村久蔵により今の札幌グランドホテルの地で創業されました。

※久蔵の人に尽くした生涯は、小説『氷点』で知られる作家の三浦綾子氏が『愛の鬼才 西村久蔵の歩んだ道』という本に記しています。

戦時中は水産加工業に転身した時期もありましたが、戦後はパン・ケーキの製造販売に戻り、学校用給食パン製造等で順調に販売を拡大しました。
その後は、「マリモ羊羹」「雪もち」「バターフィンガー」「レモンケーキ」「ユカたん」などのヒット菓子を出し続け、「洋菓子のニシムラ」として長く道民に親しまれてきました。

 

写真に写っているお店のロゴ。札幌市民であれば見覚えがあるという方も多いと思います。

かつては、札幌の地下鉄駅構内で営業していた聴覚障碍者のお店「リリー」にもケーキを供給していました。

 

 

リリーからピアハーブへ - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

雪が降りやみませんね・・・。今日はテレワークでしたが、終了後に一度玄関前の雪掻きと、屋根の雪庇の除去をしました。明日は祝日だけど、午前中は雪掻き必須だろうから、...

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平成15年(2003年)に、母体である「西村食品工業」が倒産して全店舗が閉鎖され、その後は、千歳市にあった「ニシムラファミリー」が事業を承継するも、そちらも四年前に破産。今度は「どさんこエナジー」という会社に商品が引き継がれ、このほど、札幌市内に、人気商品であった「ユカたん」のショップが開業したということです。

 

 

行ってきたのは、札幌の中心部にある「札幌ナナイロ」というビルの1階にある店舗。

このほか、JR手稲駅前と、地下鉄北24条駅直結のバスターミナルにも店舗があります。

 

これもまた美味しそうですが、今回はあくまでも「ユカたん」が目当てなので、こちらはスルー。

ぜひまたの機会にということで。

 

 

 

 

いつ以来でしょう食べたのは。

とても懐かしい味で、また一つ、道外の方にオススメしたいお菓子ができました。

 

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西興部村

2022-11-29 20:02:07 | オホーツク地方

北海道には難読地名が沢山ありますが、これは何と読むでしょう?

 

興部

 

「興味」の「興」だから「きょうべ」若しくは「きょうぶ」、あるいは「こうべ」若しくは「こうぶ」?

その辺が自然かなと思いますが、正解は、

 

おこっぺ

 

と読みます。

まあ確かに、「興」は、訓読みで「お」とも読むけれど、「おこっぺ」は、道外の方にはちょっと難しいかなと思います。

因みに地名の由来は、アイヌ語「オウコッペ」=「川尻の合流しているところ」が転訛したものであり、「興部川」、「藻興部川」という川が合流してオホーツク海に注いでいたところから、このように呼んでいたとされています。(興部町公式HPより)

 

 

今月の初め、地下鉄大通駅とさっぽろ駅を結ぶ「チ・カ・ホ」で、興味深いイベントが開催されていました。

たまたま近くまで行ったときに発見したので、ちょっと立ち寄ってみました。

 

 

これは、「興部町」の隣にある「西興部村」という村の地域おこしPRのためのイベント。

人口僅か1,039人(今年10月の統計値)で、全体の約9割が森林というこの村は、日ごろから地域おこしPRを積極的に行っていることで知られていて、このときも、札幌でこうしたイベントが開催されていたのでした。

 

 

 

村のイベントや名物を紹介する展示。

 

 

そして映像も。

映像にある「名士(めいし)バス」というのは、旭川と稚内の中間地点にある名寄(なよろ)市に本社のあるバス会社で、「名士」の「士」とは、名寄に近い「士別(しべつ)」という市の頭文字。

せっかくなので脱線して書いちゃいますが、北海道には「しべつ」と読む町が二つあり(もう一つは、道東の「標津町」)、こちらの方は、「武士」の「士」を用いていることから、「サムライしべつ」という愛称で知られています。

 

(参考:「サムライしべつ」の位置)

 

 

 

 

おや、このキャラクターは?

 

 

会場で子供たちに大人気だったこのキャラクターは、西興部村のイメージキャラクターの「セトウシくん」。

村内にある「瀬戸牛峠」に由来する名前で、ロックンローラーだそうです。

 

 

 

西興部村イメージキャラクター、ロゴ等について | 北海道西興部村

北海道西興部村

 

 

 

西興部村は、私も以前から興味があるのですが、いかんせん遠いこともあって、なかなか行く機会に恵まれません。

でも、いつか必ず行きたいと思います。

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放送5,000回を前に

2022-11-28 19:51:23 | 女性アナウンサー・アイドル・タレント

番組の公式HPには出ていないのだけど、HTBの平日夕方のワイド番組「イチオシ!!」が、来週12月5日(月)で、放送5,000回を迎えるそうです。

私が観るようになったのは一昨年あたりからなので、それ以前のことは全く分からないのだけど、それでも5,000回というのは本当に凄いことだと思います。

で、それを記念して、HTBの公式YouTubeで、番組の新人ADさんが出演者にインタビューする動画がアップされているのだけど、何本かアップされているうち、私が注目したのはこちら。

 

 

入社二年目で、HTBの女性アナウンサーでただ一人の道産子である、森唯菜アナ。

なんと、中学生時代にHTBにインタビューされていたことがあったとは驚きでした。

当時ニュースを読んでいた佐藤よしつぐアナ(前アナウンス部長)も、よもやこの少女が、将来自分の部下になろうとは思わなかったでしょうね(思わないかそんなこと)。

普段から頑張っているなあと思いながら見ていますが、初志貫徹した今、さらなる飛躍を期待したいです。

 

※ 森さやかアナと大野恵アナは千葉県出身、室岡里美アナは石川県、高橋春花アナは秋田県、土屋まりアナは埼玉県で、福永裕梨アナは、一番遠い徳島県。そして、唯菜アナの同期の田口彩夏アナは茨城県出身。

 

ところで、同じ企画で、こんな動画もアップされています。

 

 

これまで、毎週月曜日の「しあわせ散歩」について触れる記事の中で、土屋まりアナのキャラについて色々書いてきたけれど、いかんせん映像がなかったので、伝わっていなかった部分もあったと思います(伝わっていない一番の原因は私の文章力のなさなんだけど)。

この映像はあくまでも一例ですが、これで何となく伝わる・・・かな?

 

最後に、これは公式HPに載っているのだけど、今週末、とても楽しみなイベントが開催されます。

金曜日は仕事があるので難しいけれど、土曜日はぜひ観に行きたいです。

アナウンサーのトークショー、どなたが出てくるのかなあ・・・、さやかアナに会えるといいなあ・・・。

 

 

onちゃん25周年誕生会

2022年で25周年。25回目のonちゃん誕生会を開催します!

onちゃん25周年誕生会

 

 

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道産木材のコンビニ

2022-11-27 16:20:26 | 札幌

 

札幌市郊外にある「LAWSON」。

お店のロゴがあるから分かるものの、何だか見慣れた造りと違ってますね。

 

 

 

「HOKKAIDO WOOD」とあります。

 

 

 

店内も、御覧のとおり、至るところで木材が前面に出ていますね。

 

 

そう、実はこの店舗は、外装や内装仕上げ材に北海道産木材が使用されており、今年7月、北海道庁より北海道産木材を使用した建築物に認められる「HOKKAIDO WOOD BUILDING」に、コンビニエンスストアとして初めて登録されたということで、ニュースになっていました。

 

 

【北海道地方】北海道産木材を使用した店舗が、「HOKKAIDO WOOD BUILDING」に登録されました|ローソン公式サイト

コンビニエンスストア「ローソン」の公式ウェブサイト。店舗/ATM検索、新商品紹介、各種店舗でのサービスや活用方法などのご紹介。株式会社ローソンの企業情報掲載。ローソ...

 

 

国や北海道が、道産木材の利用促進を広くPRしていることは、私も何となく知ってはいたけれど、「HOKKAIDO WOOD BUILDING」なる、文化財的な位置づけのものがあることは知りませんでした。

 

HOKKAIDO WOOD BUILDING - 水産林務部林務局林業木材課

 

そういえば、私の職場のすぐ隣に、木材に深く関係する団体の社屋があるのだけど、そこも、中に入ったことはないけれど、道産木材が前面に打ち出された造りになっていました。

これから、色々な所でどんどん普及していくのでしょうね。注目していようと思います。

 

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童話の小道

2022-11-26 16:42:45 | 札幌

 

中島公園を歩いていて、こんな看板を見つけました。

何回も行っている場所だけど、「童話の小道」というのがあるのは初めて知りました。

 

 

 

まず最初は「浦島太郎」ですね。

 

 

これは「さるかに合戦」。この辺は何とか分かります。

 

 

ん?これは?

 

 

この絵からすると、「ガリバー旅行記」?

いくら年数が経っているとはいえ、何とか補修できないものなのかなと思っちゃいます。

 

 

これなんか全然分かりませんよ。

 

 

ああでも、「おじぞうさん」と、雪が降っているように見える景色で察しはつきます。

「かさこじぞう(笠地蔵)」ですねきっと。

 

 

 

この文字が見えなければ、全くもって判別不可能です(正解は「ジャックと豆の木」)。

こんな状態を放置しておくなんて、あまりにも酷すぎる。

だんだん腹が立ってきました。

 

 

うーん、これはまだ絵が見えるかな。

 

 

「かもとりごんべえ」って童話ありましたね。ストーリーはすっかり忘れちゃいましたが、幼稚園の頃辺りに、読んだことはあるかも。

 

 

 

 

これは簡単。「花咲かじいさん」ですね。

 

 

 

絵が判別不能だけど、「よひょう」で分かりました。

「夕鶴(鶴の恩返し)」ですね。小学校の何年生のときだったか忘れたけど、国語の教科書に載っていました。

 

 

 

これがヒントだとすると「かぐや姫」?

 

全く分かりません。

本当、こんな状態で放置しておくなんて、考案した人や、これまで楽しんできた子供たちの思いを踏みにじっていると言わざるを得ない。

公園管理者に猛省と至急の対処をお願いしたいです。

 

 

 

うっすらと「さる」「きじ」という文字が読み取れました。「桃太郎」ですね。

いやあ、何とか全部分かったけど、これは酷いわ本当に。

 

 

↑ Googleマップにも「童話の小道」はありませんでした。この交番の前の通路です。

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