北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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捜査の雰囲気が出る一枚

2017-02-28 19:47:33 | 本&CD



学生の頃から、カーステで聴く定番BGMの一つ、「太陽にほえろ!」のサウンドトラック。
おなじみのオープニングテーマ曲をはじめ、ボスから歴代の新人刑事まで、全刑事(橘警部を除く)のテーマ曲が収録されている。
なんか、ステレオやウォークマンで聴くよりも、カーステで聴いた方が雰囲気が出るので、最近また聴くようになった。

念のため書くけど、劇中でたまに見られるような暴走なんてことはしてませんよ。
確かに、カーチェイスシーンを彩るようなBGMもあるけれど、さすがにそんなことはできない。
でも、雰囲気が出ることに変わりはないので、二十年以上、カーステの定番BGMであり続けている、そんなところ。

オープニングテーマ以外で好きなのは、マカロニ刑事のテーマやジーパン刑事のテーマ、それに山さんのテーマなど。
番組を多少なりとも観たことがある方であれば、必ず耳に覚えがあるであろうと言っていいBGMが揃っている貴重な一枚です。
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やっぱり違和感あり

2017-02-27 21:25:26 | 女性アナウンサー・アイドル・タレント
中川大志&飯豊まりえで実写映画化「きょうのキラ君」


この映画には特段興味はないのだけど、最近思うことを一つ。

以前、福士蒼太氏について、「仮面ライダーフォーゼの如月弦太朗役ではなく、『あまちゃんでブレイクした』と言われることに、事実なんだけど違和感を禁じ得ない」と書いたことがあるが、今同じことを感じているのは、やはり飯豊まりえさん、彼女ということになるんだろうと思う。

確かに最近の活躍は目覚ましいものがあるけれど、エンタメニュースで彼女が紹介される際、「獣電戦隊キョウリュウジャー」で、弥生ウルシェード役を演じたことには全くと言っていいほど触れられず、福士蒼太氏と同じ傾向で「『まれ』で注目を集めた」と言われることが多い。
彼女自身が、キョウリュウジャーに出演していたことを自分の中でどのように位置づけているのかはわからないけれど、これもやっぱり、戦隊ファンとしては違和感を禁じ得ないというのが正直なところ。
先日、「行列のできる法律相談所」(日本テレビ)に、「烈車戦隊トッキュウジャー」で、トッキュウ4号=ヒカリ役を演じた横浜流星氏が出演した際には、彼の経歴として、トッキュウジャーのことにも触れられていたが、彼だって、今現在注目度が上昇の一途を辿る中で、ドカンと一発大きな話題となる役を演じたら、きっとトッキュウジャーについても触れられなくなってしまうんだろうなと、観ていて思ってしまった。

戦隊やライダーが「若手の登竜門」と呼ばれるようになって久しいけれど、登竜門を潜り抜けてブレイクした途端、出演していたことには触れられなくなってしまうことが多いというのは、仕方ないのかもしれないけど、どうなんだろうと思ってしまう。
昨年は戦隊シリーズ40作記念の節目の年だったけど、九年後、50作記念の時に、例えば松坂桃李氏が、シンケンレッド=志葉丈瑠役で出演することが果たしてあるだろうか、出演しなくても、お祝いのメッセージを寄せたりすることが果たしてあるだろうかなんてことを考えてしまうのは、ちょっと寂しい。
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雪よさらば?

2017-02-26 20:07:41 | 日々のもろもろ
うちのアパート(職場の宿舎)は、冬期間、月曜日から日曜日のサイクルで除雪当番が割り当てられているのだけど、今週は私の番。
昨年は8戸全て埋まっていたので、当番は四週間に一回だったのだけど、今年は6戸しか入居していないため、昨年よりもサイクルが短く、三週間に一回のペースで回ってくるのだが、今年は正直、当たり年だった。
なんせ、1月11日(水)~13日(金)までの三日間、それまでずっと積雪がゼロだったのが嘘のようにドカ雪が降った時に当たったし、前回、1月の最終週はそうでもなかったのだけど、今週は、前半は大丈夫だったのだが、後半、特に昨日と今日は、合計四回もやる羽目になってしまった。
1月の時は、割と長時間断続的に降っていたのだけど、今週はそうではなく、晴れては降り晴れては降りの繰り返しにも関わらず、短時間でドカッと積もってしまう降り方で、今日などは、朝8時(キュウレンジャー終了直後)に一回目をやり、その時点では晴れていたので、これでもう大丈夫かと思ったら、その後にドカッときて、結局、午後にもう一回やってしまった。
昨年暮れから、各種天気予報サイトで、時系列予報と雨雲(雪雲)の動きを重点的にチェックしているのだが、今年は、日本海側から函館上空に風が吹き込みやすい気圧配置になることが多く、その影響で、周辺の地域は雲がないのに、函館上空だけ雪雲がかかっているという日も結構あった。
正直、二日で四回は疲れたけど、まあ、自然には逆らえないということで。
今シーズンは、来月もう一回あるんだけど、もう3月ですからね、次回は大丈夫だと信じたいところですが、果たして・・・。

というわけで、除雪に追われた週末も終わり、明日からまた仕事。
今週は後半頃に、4月1日付けで引っ越しを伴う異動がある人への打診があると思われる。
自分は現段階で何も音沙汰がないので、恐らく今年もないとは思うが、その分、自分の周辺がどうなるのかが気になる。
今年度は部署内の雰囲気がとてもよく、適度に緊張感を保ちながらも和気藹々とやれたので、来年度は、せめてそういう雰囲気をぶち壊すような人が来ることだけはないように願いたいところです。
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和洋折衷様式

2017-02-25 17:37:50 | 函館



西部地区の一角にある建物。
よく見ると、二階建てなのに、1階と2階の造りが違っているのがわかると思います。





実はこれは、函館でよく見られる建築様式で、1階は、ごく普通の木造の壁に格子戸がある和風の造りなのに対し、2階は、ペンキ塗りの外壁と、縦長の上げ下げ窓か両開き窓のある洋風の造りとなっています。
そして屋根は、主に和風瓦を使用しているという、正に和洋折衷の様式となっています。











1859年に開港し、世界に対して門戸を開いた函館には、アメリカ、ロシア、イギリスなどの領事館が相次いで開設され、外国人が住み始めました。
外国人と共存するようになった函館市民は、彼らとの触れ合いの中で、西洋の最先端の技術を数多く吸収するようになり、そんな中にあって、建築職人達は、外国人の指導のもと、教会や領事館などの洋風建築に取り組み始めました。
しかし、開港したとはいえ、当時の函館の輸出入額はさほど大きなものではなく、外国商人達は、より大きなマーケットである横浜や神戸へ向かうようになって次々と函館を去り、このことから、せっかく苦労して洋風の建築技術を習得したにも関わらず、職人達が習得した技術を形にする機会は減らされる一方となり、危機感を強めた職人達は、当時財力があった海産商を中心に、店舗・住宅に洋風の様式を取り入れるよう、強力に働きかけたとされています。
このことが、現在に繋がる、写真のような様式が広まるきっかけとなったとされていますが、建築に当たっては、外観をいかに洋風に見せるかに主眼が置かれました。
そう、実はこれらの建物、外観は洋風ながらも、中の造りは全て和室(畳敷き)なのです。

何とも珍しい様式ですが、函館の歴史ある街並みの象徴の一つとも言える特徴的な外観を、ぜひ函館にお越しになった際に、観て、中に入って楽しんでいただければと思います。
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名作揃いのお宝本

2017-02-24 21:27:39 | 本&CD



昨日の記事を書いた後、久しぶりにこの本を読み返してみた。

「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」など、昭和40年代前半の円谷プロ作品で数多くの名エピソードに携わった脚本家、金城哲夫さんのシナリオ傑作集。
発売されたのは1984年で、私はこれを、翌85年(当時小学校6年生)の時に買ったのだが、これはもう、生涯絶対に手放すことはできないお宝本だと思っている。

タイトルの「ノンマルトの使者」とは、セブン全48話の中でも特に傑作との評判が高いエピソードで、表紙は、これまたあまりにも有名な、セブンの最終回で、ダンがアンヌに、自らの正体を明かすシーンの映像を写真として用いたもの。
ウルトラシリーズのほか、「マイティジャック」や「怪奇大作戦」といった名作に加え、円谷プロ作品のファンにとっては伝説とも言える、映像化が叶わなかった幻の作品「WOO(ウー)」の脚本も収録されていて、本当に読み応えがある内容となっている。

今から思えば、よくもまあ小学生の分際で、このような大人のファン向けの本に興味を示したものだなと思うけど、小学生の頃に入手してじっくり読み込んだからこそ、大人になった今でも、大切なお宝と言うことができるのだろうと思う。





そしてもう一冊。これもほぼ同時期に入手した、金城さんと同じ沖縄出身の脚本家、上原正三さんによる名作を収録した「24年目の復讐」。
(タイトルは「怪奇大作戦」第15話のサブタイトル)
三十年前の本ということで、今となっては、古書店を根気よく探すぐらいしか入手方法はないかもしれないけど、往年の名作を、映像とはまた違った観点から楽しめるということで、根気よく探してでも入手してじっくり読む価値がある、オススメの二冊ということで、この機会に紹介してみました。
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