北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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D51ステーションへ

2022-12-04 16:39:12 | 胆振・日高地方

 

晩秋(初冬かも?)の晴れた日、ちょこっと足を延ばして、安平(あびら)町という町まで行ってみました。

 

 

苫小牧から岩見沢へ通じる、国道234号沿いにある道の駅「あびら D51ステーション」に寄ってきました。

 

 

ここは、2019年3月に登録された、まだ歴史の浅い道の駅ですが、わずか三年で来客200万人達成という、道内でも人気の高い道の駅なのです。

 

 

人気が高いだけあって、物販コーナーも、魅力あるお土産品が充実しています。

 

 

 

こういうイメージキャラクターがいるんですね。

ツイッターやフェイスブックも開設されているようです。

私はどちらもやっていないので見ることはできませんが。

 

 

ん?「改札口」?

この先には何が?

 

 

外に出てみると、「追分機関庫」とあります。

太陽がまぶしくて写真を撮るのに一苦労でしたが。

 

 

そう、道の駅の名前にもあるとおり、ここは、かの「D51」が保存されていることで知られているのです。

 

 

現在の「安平町」は、平成18年(2006年)に、「早来(はやきた)町」と「追分町」という二つの町が合併してできた町なのですが、このうち「追分町」の方は、JR石勝線と室蘭本線とが交差する鉄道の町で、夕張市の炭鉱で産出された石炭を室蘭へ運ぶ鉄道の要衝として発展した経緯があり、昭和50年(1975年)には、国鉄時代、国内最後のSL定期運行が行なわれた町として、全国の鉄道ファンに知られています。

道の駅開業の前年、北海道全域で「ブラックアウト」が発生した「胆振東部地震」で、安平町も大きな被害を受けることとなりましたが、地震からの復興PRもあって、このD51が道の駅で保存され、道内外から多くの鉄道ファン、観光客が足を運んでいます。

 

 

機関庫内には、D51だけでなく、旧国鉄時代からの懐かしい展示も沢山。

 

 

こういうのは、正にファン垂涎でしょう。

 

 

これなんかも。

 

 

 

「キハ183系」とは、旧国鉄が昭和56年(1981年)に導入した特急列車用車両。

当時鉄道少年であった私にとっても懐かしい響きです。

 

 

 

外に出てみると、大きなブルーシートで覆われた車両が。

 

 

 

 

そう、実はこれが、そのキハ183系車両なんだけど、残念なことに、公開は4月から10月なんだそうです。

なので、来年また公開されたら、ぜひ行ってみようと思います。

 

 

 

再び道の駅の中へ。

何やら大きな骨格がありますよ。

 

 

 

安平町に近い「むかわ町」という町で、平成15年(2003年)に恐竜の化石が発見され、「むかわ竜」という名で広く知られるようになっているのだけど、その「むかわ竜」の骨格展示が、11月に、道の駅で開催されていたのでした。

常設展示なのかなと思っていたけれど、そうではなかったようなので、見ることができてラッキーでした。

次回は、「むかわ町」にも足を運んで、恐竜ワールドを体感したいと思います。

 

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トゥレッポん

2022-03-14 20:08:48 | 胆振・日高地方

 

JR札幌駅西口のコンコースに、こんな可愛らしいキャラクターがお目見えしました。

 

 

これは、白老町にある、「民族共生象徴空間」通称「ウポポイ」のPRキャラクター「トゥレッポん」。

アイヌ語で「オオウバユリ」を意味する「トゥレプ」の年頃の⼥の⼦です。

公式サイト

 

 

「ウポポイ」は、私の職場でも色々と関りがあるので、一度行ってみたいと思っているんだけど、コロナ禍ということもあり、なかなかその時間が・・・。

今年は何とか時間を作りたいと思っていますけどね。

 

 

※設置場所は札幌駅構内だけど、胆振管内白老町の施設なので、カテゴリは「胆振・日高地方」にしました。

 因みに、今月いっぱいの展示だそうです。

 

 

最後に、本題とは関係ないけれど、1月下旬に撮った「琴似発寒川」の写真。

ドカ雪で、どこに水が流れているか分からなくなっていましたが、

 

 

昨日同じ位置から撮った写真。

まだまだ積雪は多いけれど、こういう光景を見るだけでも、春が来ていることを実感します。

 

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むかわにて

2018-08-30 20:26:03 | 胆振・日高地方

昨日、二箇所の道の駅について紹介したけれど、だいぶ前に立ち寄っていたにも関わらず紹介しそびれていた場所があったので、この機会に紹介したいと思います。








場所は、苫小牧から車で約40分ほどの所にある、「むかわ町」という町にある「むかわ四季の館」という道の駅。
今年の4月、函館から釧路への移動の道中に、休憩のために立ち寄りました。
駐車場も広く、人気のスポットとなっています。





ここで出迎えてくれるのは「むかわ竜」と名付けられた恐竜をモチーフにしたキャラクター。

「むかわ町」は、2006年3月に「鵡川(むかわ)町」と「穂別(ほべつ)町」という二つの町が合併して新たに誕生した町ですが、このうちの旧穂別町エリアにおいて、2003年に首長竜の尾骶骨が発見されたのを皮切りに、白亜紀末のハドロサウルス科恐竜化石の発掘が進められました。
2014年の第二次発掘までに全身の大部分が採集されたと考えられ、2016年12月に「むかわ竜」と名付けられ、広く話題を集めています。





もう一つの人気キャラクター、その名も「ししゃもねこ」。
といっても、むかわ町の公式ゆるキャラとかではなく、徳島県の北島町という町で生まれたキャラクターなのですが、むかわ町がししゃもの一大産地であることから、作者の方との交流が縁となってこのようなパネルが設けられ、館内ではグッズ販売までされているそうです。
「ししゃもねこ」の公式HP








むかわ町は、2010年にノーベル化学賞を受賞した、鈴木章北海道大学名誉教授の出身地ということで、館内にはこのようなギャラリーが設置されています。





もうお一人、むかわ町ゆかりの人物として、冬季オリンピック出場5回を誇る、スピードスケートの田畑真紀選手に関するコーナーもあります。
4月のときは時間の関係で長居もしなかったけれど、いずれまた時間を作ってじっくりと見てみたいと思いました。

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五つの複合ネーム

2018-07-24 21:07:56 | 胆振・日高地方




札幌にも近い「苫小牧市」のマスコットキャラクター「とまチョップ」。
面白い名前だけど、どんな由来があるのかなあと思ってました。





正解はこういうことだそうです。
なるほど、五つの名前から取った複合ネームでしたか。
苫小牧市は、市内にある「ウトナイ湖」という湖が白鳥の飛来地として有名だし、ホッキ貝というと、「ずーしーほっきー」で知られる道南の北斗市の印象が強いけど、苫小牧も名産地として知られています。

そして「ハスカップ」。
苫小牧市の花に指定されていて、「ゆのみ」という別名があり、お菓子やジャムなども、苫小牧市のお土産として人気を誇っています。
お菓子メーカーの公式HP)

苫小牧市は、昨年12月に出張で久しぶりに行ったけれど、函館から札幌への移動の道中に通り過ぎるだけで、しばらくゆっくり歩いていなかったので、いずれまた機会を作って行ってみたいです。

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雪の少ないエリア

2018-01-02 19:25:45 | 胆振・日高地方

函館に帰って来ましたが、昨日結構な雨が降ったようで、雪がすっかり(というほどでもないか)融けて別世界(それはオーバーか)のようになってました。
年前に大雪で苦労したことを思えば、このまま春を迎えてほしいとさえ思います。





なんだけど、雪が少ないどころか、全く積もっていない場所もあります。
高速バスの休憩地点である「樽前サービスエリア」
自販機やトイレだけでなく、コンビニまで設置されている、大変便利なSAです。

このSAがある白老町~苫小牧市のエリアは、道内でも特に雪が少ないことで知られており、このような光景は、決して珍しいことではないのです。








ここにある木々に、こんな可愛らしい鳥小屋が設置されていました。
地元の方達が作ったのかな?
見ていてほっこりします。
今度ぜひ、鳥が止まっているところを見てみたいです。

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