北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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3月31日

2016-03-31 21:01:17 | 日々のもろもろ
昨年までは、年度末が忙しいポストにいたのと、三年連続で異動を控えていたことから、3月31日(三年前は29日(金)だったが)は、ずっと遅くまで残業していてバタバタしまくりだったけど、今年は久しぶりに異動のない春ということで、外回りに出たり打ち合わせに参加したりはしたけれど、基本的にはのんびりできた。
明日は人事異動の一斉発令日。今年は、1日が金曜日で、その後すぐに土日が挟まることから、新しく来る人も、一斉に4日(月)から来るのかなと思っていたら、どうやらそうでもないらしく、遠方から来る人だけでなく、割と近い所から来る人も、着任は5日(火)だったり6日(水)だったりと、意外と区々な様子。
引っ越しの日程調整などいろいろ事情はあるのだろうけど、上の人が揃わないとなかなか仕事も回らない部分もあるので、揃った時点で一気に回せるよう、しっかりと準備をしておかねば。

この一年間は・・・まあ、早かったと言えば早かったかな?
三年ぶりに古巣に戻ったはいいが、他方で、前任地やそのまた前任地からも未だに問い合わせが多く来たりして、気持ちの切り替えが大変だったりもしたが、前任地やそのまた前任地での仕事も決して嫌ではなかったので、たまにそっちの方に触れたりすると、いい気分転換になったのも事実。
実は、昨日の記事で書いた「気分転換」というのも、昨日たまたま江差へ行く用事があり、前々任地に顔を出して色々と話をしてきたということだったんだけど、さすがに離れてから二年も経つと、今年は、私の後任者や、当時からいる人がみんな異動になってしまうので、今までよりは関わりが薄れてしまいそうなのがちょっと寂しい。
ま、その分、新年度は、改めて今の業務に集中できるよう頑張るけどね。

毎年のことだけど、明日は、内部報で人事異動情報を見るのが楽しみ。
ある程度上の人になると、新聞にも情報が載るのだけど、そっちはほんの一握りなので、やっぱり内部報が楽しみなことに変わりはない。
きっと今年も「えっ?」と思うような異動があるんだろうなあと思うけど、懐かしい人との再会がどれくらいあるのかということも楽しみ。
新年度、うちの部署、ひいては組織全体は、どんな雰囲気になるのかなあ・・・。
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お疲れ様!

2016-03-30 21:21:37 | 渡島・檜山地方
昨日はちょっと心が荒み気味だったんだけど、今日は、いい気分転換になることがあったので、特に午後からは落ち着いていられた。
新年度に持ち越しの事案が幾つかあるのだけど、「とりあえず」年度内にやっておくことは終えられたので、エンジン全開は来週からと割り切って、年度最終日である明日と、新年度初日の明後日は、のんびりと・・・過ごせればいいな。


お疲れ! どこでもユキちゃん(NHKニュース)


いやあ、本当にそうだよね。
早いもので四日経ったけど、あちこち引っ張りだこで本当に大変だったと思う。

この記事のタイトルを見て、一瞬、もしかして、開業イベントを終えて引退?なんてことも頭を過ぎったのだけど、まだまだ活躍の場があると聞いて一安心。
だって、ユキちゃんって、「北海道新幹線『開業』PRキャラクター」ですからね。
開業のPRが目的のゆるキャラということだけど、これから、GWや夏休みなど、北海道観光に多くの人が訪れる時期が来るのだから、これからは「開業」を外して、「北海道新幹線PRキャラクター」として頑張ってほしいです。
後の札幌開業の際には、大人になり、父親になったユキちゃんが、ユキちゃんJr.と一緒に・・・なんてことも夢があって楽しそう。

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正直どうでも

2016-03-29 22:00:00 | 日々のもろもろ
いい。

何がって?

私は「人は人、自分は自分」という考えが人一倍強いという自覚がある。
それが表れている部分として、「色々な考え方があって当然と思うことについては、自分と正反対の考え方をする人が側にいても、それだけで直ちに反論はしない」ということは、自覚を通り越して、自分に課していると言ってもいい。
そんなこと言ったら身も蓋もないかもしれないけど、例えば、「一番美味しいと思う〇〇の店はどこか?」というような問題は、人それぞれで答えが違って当たり前なのだから、これについてあれこれ主張し合うというのは、私に言わせれば、不毛な議論以外の何物でもない。
「議論」ってのは、どこかに着地点を見出すことを前提に行うものであるのに、こんなもの、何でわざわざ着地点を見出す必要があるのだろうって思ってしまうのだ。
そりゃまあ、不毛かもしれないけど、そうやって意見を述べ合うこともコミュニケーションの一つだと言われればそのとおりなのかもしれないけど、多分、この考えは今後とも変わることはないでしょうきっと。


今日は職場の送別会。
最近は、酔って馬鹿騒ぎをするような連中も見なくなったが、それでもまだ、「子供かよ・・・」と思ってしまうような振る舞いをする連中はいる。
しかし、これだって、正直どうでもいい。「騒ぎたい人はそうやって騒げばいいでしょ」「周りが騒いでいても、こっちはこっちで勝手にやるから」としか思わない。
冷めすぎてるかな・・・?

すみません、いつものことながら、何が言いたいのかよくわからない文章になっちゃいました・・・。
金曜日から新年度だけど、こういうことを気にし過ぎて疲弊することのないように気を付けなきゃ。
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小さな分社

2016-03-28 21:06:00 | 函館



函館市の郊外、函館空港の近くにある小さな神社。
でも、どこかで見たような、「?」な名前が書かれてますね。





そう、実はここは、かの出雲大社の分社なのです。

「出雲大社」が「いずもおおやしろ」と読むのが正しいと言うのは有名な話ですが、この「函館教會」も「きょうかい」ではなく、「おしえのにわ」と読むそうです。
ここは、1963年(昭和38年)10月20日に、島根県の宗祠(本社)より講社として分設され、1999年(平成11年9月12日)に、教會(分社)に昇格。本社の国宝本殿より分霊された大神が鎮座している御社(おやしろ)として、現在に至っています。





函館から、渡島半島をぐるっと回って森町へ向かう一般国道278号沿い。
交通の便は今一つ(空港行きバスの停留所から少し離れている)だけど、わかりやすい場所です。
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夜泣き石

2016-03-27 15:51:45 | 函館



先日紹介した「称名寺」の隣にある「実行寺(じつぎょうじ)」という日蓮宗の寺院。
1655年に、清寛という僧侶が、草庵を結んだのが起源とされる歴史ある場所です。
(「庵」とは、ごく少数の常住者が管理する仏教施設で、それより規模が大きくなれば「院」となり、さらに本格的な仏教活動を行うようになると、「寺」号を公称するようになります)
箱館開港後はロシア領事館としても利用され、現在の建物は、1918年(大正7年)の建築です。





敷地内には、鎌倉時代の日蓮宗の僧、日持上人の像が設置されています。





ですが、この記事で紹介したいのは、先の像やお寺そのものではなく、お寺の裏にあるスポットです。
何があるのでしょうか?早速行ってみましょう。





お寺の裏はこうして墓地になっており、その中を進んで行きます。





途中で、このような山道になります。





3月中旬なので、まだ少し雪も残っていますが、この日は地面も乾いていたので、足下を気にすることもなく進んで行けます。








五分程登って行くと、こんな場所に辿り着きます。





そこに祀られているこの石が、今回紹介したいスポットです。





これは、「夜泣き石」と呼ばれる石。
元は函館山の山頂にあったのが、1899年(明治32年)に、山の要塞化のため、小さくしてここへ下げられたとされています。

「夜泣き石」という名の由来は、昔、悪人に殺された母子が大きな石の下に埋められ、そこから毎晩泣き声が聞こえたので、日持上人が供養のため、「南無妙法蓮華経 大日天王大月天王 後五百歳中広流布」と石に墨書したところ、泣き声がやんだという話に由来しています。
日持上人が唱えたというその題目は、1816年に、この石に刻まれたとされています。





最後に、この石の周辺についてさらっとご紹介。
読み取りにくいかもしれないけれど、「観音コース」と書かれています。

実は函館山麓には、西国三十三ヶ所霊場へ巡礼したいけれど、遠くてとても・・・、でもご利益には預かりたい・・・という人のために、1834年に、北海道三十三ヶ所霊場というのが置かれているのです。
1899年に、函館山が要塞として指定されると、三ヶ所を除いて、湯川村(現在の湯の川温泉付近)に移されることとなりましたが、これについても、機会を見て一度紹介したいと思います。
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