北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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藤丸さん

2023-01-31 19:44:51 | 帯広&十勝地方

 

道東唯一の百貨店で、帯広市民から「藤丸さん」と呼ばれて親しまれた「藤丸百貨店」が、本日をもって、122年の歴史に幕を閉じました。

元帯広市民として、大変寂しく感じます。

 

 

帯広時代に写真を撮っていなかったかなと思って探してみましたが、見つけられなかったので、画像はお借りしてきました。

私は平成17年(2005年)4月から三年間帯広に住んでいましたが、藤丸さんに初めて入ったのは、実は帯広市民になるずっと前、昭和58年(1983年)のことで、母方の祖母が、この年から帯広の親戚の家に住むようになったことから、夏休みに、従妹と一緒に遊びに行き、そのときに入ったのが初めてだったと記憶しています。

帯広市民だった三年間は、藤丸さんは職場から近かったこともあり、昼食を地下の食品売り場で調達したり、中にある書店によく立ち寄ったりしていたのが思い出に残っています。

今思えば残念だなと思うのが、帯広時代は、今のように、住んでいる町の歴史に興味を持ち、休みの日に歴史散歩を楽しむということがなかったということ。

当時からそういう趣味があれば、藤丸さんについても、古い歴史を色々調べたりして、また違った楽しみ方ができたのかなと思います。

函館の「棒二森屋」の閉店も衝撃でしたが、また一つ、思い出の場所が姿を消してしまいました。

お世話になった期間は短かったけれど、「ありがとうございました」とお礼を申し上げたいです。

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神秘の湖

2020-05-30 18:01:47 | 帯広&十勝地方

今日の北海道東部地方は、内陸の釧路市中徹別(なかてしべつ)で、全国最高となる32.1℃を記録。

晴天にも恵まれたこともあり、久しぶりに車を走らせてみました。

 

 

釧路市内から約1時間30分。

阿寒湖を過ぎて、足寄町に入ってすぐの所にある「オンネトー」へ行ってきました。

 

 

 

 

「オンネトー」とは、別名を「五色沼」ともいう、アイヌ語で「年老いた沼」あるいは「大きな沼」を意味する湖で、阿寒摩周国立公園内に位置しています。

活火山でもある雌阿寒岳の噴火により、西麓にある螺湾川という川の流れが止められてできた堰止湖で、時期や時間帯によって湖面の色が変わって見えるのが大きな魅力とされ、観光客に人気のスポットとなっています。

 

 

向かって左側が「雌阿寒岳」、右側は「阿寒富士」と呼ばれる活火山です。

雌阿寒岳は、近年でも小規模な噴火が何度か起こっていて、現在は、噴火警戒レベル1「活火山であることに留意」となっていますが、過去からの噴火の繰り返しの歴史も踏まえ、入山者や周辺住民に対し、常に注意喚起がされています。

 

 

今日は単なる思い付きで車を走らせたけど、足寄町方面には、久しぶりにゆっくり時間をかけて行ってみようと思っているので、そのときにまた行ってみようと思います。

 

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十勝の詩集

2020-05-10 12:13:28 | 帯広&十勝地方

 

先日「六花亭」に寄ったとき、店内にこんな冊子が置かれていたので、持ち帰ってきました。

「サイロ」という、「六花亭」の本店がある十勝地方の児童生徒たちの詩が掲載されているもので、昭和35年(1960年)から発行されている、つまり今年60周年を迎える詩集だそうです。

帯広に住んでいた頃も見たことがなかったので、どんなものかなと思って読んでみましたが、何ともお子さんらしいというか、素直な目線、心情から物事を捉えた詩ばかりで、読んでいてほっこりさせられました。

「六花亭」全店に置かれているほか、HPでも見られるので、何かとギスギスイライラしがちな今だからこそオススメです。

ただ、先日「北海道新聞」で報道されたところによると、休校が続いている関係で、肝心の詩の集約ができず、一時休刊の危機ということもささやかれているとか。

そうなってしまうとちょっと残念な気がしますが、まずは次号を楽しみにしていようと思います。

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休憩場所

2018-10-14 22:36:39 | 帯広&十勝地方
大体パターン化してきた、金曜日に休暇を取っての二泊三日の帰省。
正直、あっという間に三日間が過ぎ去ります。
明日からまた仕事だけど、しっかり充電して戻れてると思います。





釧路~札幌間の高速バスの休憩地点になっている、道東自動車道の「十勝平原SA」
規模的には小さいけれど、結構立ち寄っている車は多いです。





ここは、「ドッグラン」が設置してあります。
このときはご覧のとおりだったけれど、以前休憩で寄ったときは、元気に走り回っているワンちゃんがいましたよ。





ついついこういうのが気になってしまうのだけど、これはなんでしょうね・・・。
裏側に沢山の人名が書かれていたから、工事が行われたことを記念する趣旨の石碑なのかな・・・。





そして、今日の夜の写真。
両サイドが札幌~釧路を走る「スターライト釧路号」。
日曜日ということで、2号車まで運行しています。





夜だけど、大きなトイレが24時間開放されているため、立ち寄る車は多いです。
大きなライトの向こうに見える月は・・・三日月でした。
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浦幌にて

2018-08-29 19:47:33 | 帯広&十勝地方
もう一箇所紹介します。
一つの記事にまとめてもいいっちゃいいのだけど、カテゴリの関係で二つに分けることにしました。








帯広で高速道路を下り、釧路へ向かう途中の浦幌町にある、道の駅「うらほろ」
小さな物産店だけという、大変シンプルな道の駅です。





出迎えてくれるのは、浦幌町のPRキャラクター「うらは」と「ほろま」。
町の鳥であるアオサギをモチーフにした、大変可愛らしいキャラクターです。





発つ際には、こうしてお見送りもしてくれます。
先程も書いたとおりのシンプルな道の駅ですが、私は、道の駅というのは、長い旅の休憩地点としての施設というのが本来のあるべき姿であると思っており、昨今、道の駅それ自体が観光地化しているという状況(「風潮」と言ってもよいかと)には正直違和感があったので、久しぶりにこうしたシンプルな道の駅を利用して、大変新鮮というか、心地よいものを感じることができました。
それだけに、「またきてね!」という言葉にも、大変心温まるものを感じることができます。(「またきてね」という呼びかけにグッとくるようになったきっかけはこちら
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