北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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エスタの思ひ出

2023-08-31 23:15:55 | 札幌

 

 

とうとう閉館の日を迎えてしまった「札幌エスタ」。

 

 

 

45年・・・。

開館したとき、私は5歳でしたが、朧気だけど覚えています。

当時の核たるテナントだった「札幌そごう」の雰囲気と人の多さを。

 

 

ESTA最後の夏 - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

札幌駅前に立つ商業ビル「ESTA」。垂れ幕が掲げられました。今年の8月31日をもって、45年の歴史に幕を下ろすことになっています。それを受けて、地下1階にこのような...

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先ほどリンクを貼った記事でも触れていますが、閉館を惜しむ人たちの手によるメッセージボードが物凄いことになっています。

 

 

このメッセージの意味、私と同年代か上の世代の道民なら恐らく知っていると思います。

 

 

そう、このCMですね。

札幌市内の他のデパートにはこういうCMがなかった(昔も今も)ので、余計印象に残っています。

 

 

そう、私も小学校の頃からずっとお世話になりました。

父親の転勤で札幌に来たのが、小学校5年生だった昭和59年(1984年)。その頃のことも割とよく覚えてますよ。

 

 

 

地下街直結の出入口。

 

 

 

地下1階は大規模な食品売り場。

釧路にいたとき、釧路に戻るべくここの1階から高速バスに乗るのに、車内で食べる夕食の弁当を買ったのが思い出かな。

 

 

地下1階の奥には大規模なフードコートが。

 

 

一番よく利用したのはこちらでした。

 

 

 

地上1階の出入口。

 

 

そごう閉店後の核たるテナントだった「ビックカメラ札幌店」。

22年前、ここで初めて自分のPCを購入しました。

 

 

 

そごうがあった頃から店内の構造に変化はなかったのだけど、当時からずっと不思議で面白かったのが、3階と4階の一部が、階境がぶち抜かれていてこのように繋がっていたこと。

後悔してます。子供の頃からずっと疑問に思っていたのだから、HBC「今日ドキッ!」の「もんすけ調査隊」か、HTB「イチオシ!!」の「特命係」にでも調査依頼をすればよかったと。

でも、これもまた、自分の中で思い出として残っていくと思います。

 

 

エスタの店内で一番思い出として残っているのが、そごう時代、7階にあった書店でした。

 

 

入ったことはありませんでしたが、7階は、最後は「ニトリ」で賑わっていました。

 

 

記憶に間違いがなければ、書店があったのは、このエレベーターの側だったと思います。

 

 

違ってるかもしれないけど、この一角じゃなかったかなと。

 

 

その書店で買った本として、はっきり覚えているのが、昭和61年(1986年)に発刊されたこの本。

「アメリカ横断ウルトラクイズ」の本は、当時地下街「ポールタウン」に直結していた「旭屋書店」か、琴似の「紀伊国屋書店」で買ったことが多かったのだけど、第10回だけは、そごうで買ったのをはっきりと覚えています。

これまで、「書店」としか書いていなかったけれど、「明正堂書店」というお店だったと思います。本当にお世話になりました。

 

その他、館内の印象に残った施設として、

 

 

札幌らーめん共和国 - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

先日、「札幌ESTA」の記事の最後でちらっと触れた話。「ESTA」の10階に、何やら気になる施設があります。ここは、平成16年(2004年)10月にオープンしたフードテ...

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空に映える花 - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

ここは、札幌駅南口にある、「ESTA」という複合商業施設の屋上。昔は「そごうデパート」の建物で、私にとっては未だにそっちの印象が強い場所ですが、今は、「ビックカメラ...

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などがあります。

 

 

最後はこちらのニュースで。

沢山の人にとって「人生の一部」だったであろう「札幌エスタ」。

本当にありがとうございました。記憶と思い出は一生ものです。

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エスタの謎

2023-08-30 19:56:46 | 札幌

 

明日で45年の歴史に幕を下ろす「札幌エスタ」。

「札幌そごう」が入居していた頃から本当にお世話になりましたが、閉館を前に、何やら興味深い話題が、先日、HBCの「今日ドキッ!」で取り上げられていました。

 

 

「謎の階段」なんてのがあったんですね。

知らなかったですが、とりあえず行ってみましょう。

 

 

このエレベーターの横の出入口の先に、その階段があるようです。

 

 

この先に御手洗いがあることは知っていましたが、御手洗いのためだけの出入口だと思っていました。

 

 

で、どうやらこれが、「謎の階段」のようです。

 

 

そういうことでしたか。

確かに知る由はないですよね。

閉館を前に、面白い話を知ることができました。

「今日ドキッ!」に感謝です。

 

ところで、最後に全然話は変わりますが、「今日ドキッ!」と言えば、先週かな、こんな特集記事を見ました。

 

 

地方局「好感度“ブチ上げ”」女子アナ44人! 芸能事務所も思わず「引き抜き」狙う逸材たち - Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]

Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]

 

 

「今日ドキッ!」メインMCの森田絹子アナが、北海道ブロックの人気女性アナウンサーランキング第1位に輝いていました。

私も、HBC女性アナの中では一推しなので、投票はしていないけれど、嬉しいです。

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テラスからの眺望

2023-08-29 20:52:48 | 札幌

 

「赤れんがテラス」の3階にあるエレベーター。

「眺望ギャラリー専用」とあります。

「赤れんがテラス」は、「札幌三井JPビルディング」の地下1階から地上4階までを指すようですが、ビルの5階には何が?

 

 

エレベーターを降りてみると、小さな部屋が。

 

 

何か作業をしている場所のようにも見えます。

「展望ギャラリー」と聞いてきたのですが・・・、

 

 

「じぶんのからだより大きな絵を描こう!」

この部屋で、このような壮大なプロジェクトが行われているということですか。

 

 

この「テラス計画」というスペースは、道庁の庭や赤れんが庁舎などの優れた景観を、市民や観光客に自由に訪れ、楽しんでもらおうと企画されたもので、写真のこの部屋では、多くのアーティスト、デザイナー、学生、ビジネスパーソンの参画により、眺望のみならず、人々が自由に交流し、札幌らしい生活・芸術文化の計画、提案が行われる「創造の場」として活用されているそうです。

↑の解説は施設の公式HPより引用させていただきましたが、この施設では、「まちのデザイン部」という、札幌の町に溶け込む様々な物のデザインを企画、制作する、市民有志のサークル活動が行われているそうです。

作品の展示会とかが開催されれば、見てみたいですね。

 

 

で、この先が、「眺望スペース」だそうです。

 

 

 

それほど広くはないのですが、この位置からは「道庁赤れんが庁舎」が見えます。

現在は工事中のため、庁舎をデザインしたシートで覆われていますが、これは本当にアイデア賞ものだなと思います。

これはこれで、訪れる観光客の注目を集めているようです。

 

 

この位置からは札幌駅方面が見えます。

 

 

もうすぐ閉館する「ESTA」が見えたので、写真に収めました。

これは貴重です。大切にしたいと思います。

その「ESTA」の閉館まであと二日。ということで・・・(次へ続く?)

 

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赤れんがテラスとアカプラ

2023-08-28 20:14:12 | 札幌

 

札幌の中心部にある複合ビル。

 

 

「Akarenga TERRACE」→「赤れんがテラス」とありますが、正確にいうと、「札幌三井JPビルディング」という高層ビルの、地下1階から地上4階までの商業施設を指す名称となっています。

 

 

地下鉄大通駅とさっぽろ駅(JR札幌駅)の中間にありますが、両駅を結ぶ地下歩行空間「チ・カ・ホ」からも直結している、大変利便性の良い立地になっています。

 

 

商業施設と書きましたが、大多数は飲食店で、各種雑誌やサイトなどで人気のお店がひしめき合っています。

 

 

地上1階から入ってみると、解放感溢れる吹き抜けになっています。

 

 

1階には、プロバスケットボールチーム「レバンガ北海道」の、ドワイト・ラモス選手の大きな写真が。

昨日、8月27日(日)に、レバンガ北海道とのコラボ企画によるファンミーティングが開催されていたそうで、また、これまたコラボ企画として、館内の飲食店での「ミート×スイーツフェス」というイベントが、今月末まで開催されているそうです。

 

 

「赤れんがテラス」は平成26年(2014年)8月28日に開業していて、来年10周年を迎えますが、開業の翌年には、このような賞を受賞しています。

この賞は、平成11年(1999年)に制定されたもので、北海道における建築文化の向上や、地域に根ざしたまちづくりの推進を図ることを目的として、地域社会の発展に貢献する創造性豊かな建築物を表彰することを目的としています。

今回初めて知ったので、受賞した建物のうち、札幌近郊にある場所を回ってみようかなと思います。

 

 

 

飲食店にはオープンテラスも設けられています。

 

 

広場の先には、現在リニューアル工事中の、北海道庁旧本庁舎、通称「赤れんが庁舎」があります。

この広場は、普段は通路としても活用されていますが、多種多様なイベントが開催れることでも知られています。

 

 

このイベントもここで開催されました。

 

 

HBC赤れんがプレミアムフェスト - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

札幌市中心部、「アカプラ」こと「北3条広場」で開催されていた、HBC(TBS系列)のイベントを観に行ってきました。今年は、コロナ前以来の観客を入れてのイベント開催とい...

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今年は天候に恵まれなかったこともあって行けませんでしたが、土砂降りだった日に、今一推しの気象予報士さんである星井さきさんが登壇するステージイベントがあったとか。残念なことをしました・・・。

 

 

星井さき | ウェザーマップ

株式会社ウェザーマップのコーポレートサイトです。所属気象予報士や気象情報提供サービスのご紹介をしています。

ウェザーマップ

 

 

 

「赤れんがテラス」は、あくまでも建物全体の一部を指す名称ですが、この広場もこうして赤れんがで作られています。

 

 

この広場にも「赤れんがテラス」のような名称がないのかなと思って調べてみたところ、「札幌市北3条広場」という名称で「アカプラ」という通称があるそうです。

 

 

 

思わず反応してしまいました。

この「アカプラ」は、以前は「北3条通」という普通の道路だったのですが、札幌駅前通こと「札幌停車場線」と交差する場所において、先日も紹介した「隅切り」があったのでしょうね。それがそのまま広場の一部として形作られています。

 

 

気にせずスルーしてしまう人が大半ではないかと思いますが、私は、職業柄気になったので写真に撮りました。

道路の交差点などにおいて、通行のために曲がり角を通りやすくしたり、見通しの確保を目的として設けられる「隅切り」。この機会に知っていただけると幸いかなと思います。

 

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札幌諏訪神社~8月~

2023-08-27 16:07:11 | 札幌

 

先週の話だけど、すっかり「行きつけ」になった感がある「札幌諏訪神社」へ。

 

 

依然として収束しない猛暑の日々だけど、この日はそこそこ風があったので、こうして風車も回っていました。

 

 

 

境内に入ってみると、夏らしくこんな趣向が用意されていました。

懐かしいですね~。私も子供の頃は、夏祭りなどで楽しんだものです。

 

 

 

ヒマワリの季節ですね。

道内各地にあるヒマワリの名所が色々な番組で紹介されていますが、近所でも、庭でヒマワリを咲かせているお宅を結構目にします。

 

 

 

狛犬のコスプレ(?)もこちらの神社の楽しみの一つですが、今月は・・・、

 

 

夏らしい帽子と、爽やかさを演出してくれる綺麗な花で参拝客を出迎えてくれました。

 

 

 

季節ごとに様々な姿を見せてくれるこの狛犬を主人公に、童話ができるのではないかという気がします。

 

 

 

 

拝殿へ向かう石段にも、こうして綺麗な花が彩を添えています。

 

 

今月のお願い事は、猛暑の一日も早い収束と、人間ドックの精密検査の結果が良好であることですかね。

 

 

 

再び境内の様子。

参拝客の心を和ませる演出がここにもありました。

 

 

そう、シャボン玉が飛んでいました。

童心に帰った気分で、壊れて消えるまでじっくりと見てしまいました。

 

 

一通り歩いたあとは、いつものこちらで一休み。

 

 

 

ほろ苦いコーヒーもいいですが、今回はこちらのアイスミルクコーヒーをオーダー。

次回はそろそろ涼しくなってくる頃だと思いますが、アイスにするかホットにするかは雰囲気次第で決めようと思います。

 

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