北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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上盤渓神社

2023-07-31 20:11:44 | 札幌

 

札幌市郊外に「盤渓(ばんけい)」という地名があります。

 

 

住宅は本当に点在する程度で、現在はスキー場で有名で、私が中学生の頃は、スキー場を含むレジャー施設の一角に巨大迷路があって、家族でよく行ったものでしたが、大人になってからは、スキーをやらないこともあり、たまに通り過ぎるだけで、立ち寄ることはまずなくなりました。

地名の由来については、諸説あるようですが、札幌市内を流れる幾つかの川の水源になっていることから、アイヌ語の「パンケ(川下)」に由来するとされているようです。

元々は、旧陸軍省の公有地として屯田兵の準備用地とされていたのが、日清戦争(明治27年(1894年)~翌年)により屯田兵が出征した際、植生していた立木で木炭を焼かせることとなり、製炭に着手したことが、今に至る開拓の起源とされています。

 

 

そんな盤渓地区の一角に、小さな神社を発見しました。

 

 

 

 

 

「上盤渓神社」という神社。

社号標が手書き(恐らく)である上、御祭神や由緒を記したものもなく、本当に「ひっそりと佇む」という表現がぴったりです。

盤渓地区の歴史を調べてみると、大正3年(1914年)に、この付近一帯の広大な森林が「札幌神社(現在の「北海道神宮」)」の所有地とされていたそうで、もしかすると、歴史上北海道神宮と関係のある神社なのかと思って調べてみたところ、昭和51年(1976年)に、北海道神宮から分霊されたということまでは分かりましたが、何故か神社庁には登録されていないそうです。

という、大変不思議な神社ですが、北海道神宮から分霊を受けたとすると、祭神は、「大國魂神(おおくにたまのかみ)」、「大那牟遲神(おおなむちのかみ)」、「少彦名神(すくなひこなのかみ)」及び「明治天皇(めいじてんのう)」の四柱で、主な御利益としては、金運上昇、商売繁盛、厄除け、子孫繁栄などがあるのかなと思われます。

神社ブームの昨今、鉄道で言うところの「秘境駅」みたいな感じで、このようにひっそりと佇む神社を目当てに訪れる人も多いのかもしれませんね。

 

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冷たいラーメン

2023-07-30 16:03:47 | グルメ・スイーツ

 

毎度おなじみのこちらの温度計。

夏は公式気温よりも3~4℃高く出ることが往々にしてあるので、こんな数字が出ちゃってます。

それでも、今日はまだ風が吹いているだけ涼しく感じますが、昨夜も例によって寝不足だったので、また明日からの仕事に備えて、今日はぐっすり眠れるといいなと思います。

昨日から今日にかけて、計8回も救急車と遭遇しました。熱中症なんですかね・・・。気をつけなければいけません。

 

ということで、今日は、こんな猛暑続きの日にピッタリのグルメを紹介したいと思います。

 

 

 

札幌から車で約一時間、南幌町の中心部にある「風樹」というラーメン店。

 

 

食券制になっています。

グルメサイトを見ると、辛みそを推す声が結構多いようですが、この猛暑続きの日に辛みそはちょっと・・・という気もします。

見てお分かりのとおり、「激辛」が50円でオーダーできるというのも、こちらのお店を推すポイントとして知られているようです。

寒くなったら試してみようかな。

激辛といえば、「イチオシ!!」「イチモ二!」レギュラーの多田萌加さんという北海道のタレントさんは、自宅でハバネロを栽培するほどの、大の激辛好きとして知られているそうですが、こちらには来たことあるのかな・・・。まだなら、ぜひ、番組でレポを。

 

 

多田萌加|イチモニ!ファミリー

イチモニ!

 

 

 

お、オリジナルラーメンというのがあるようですよ。

この季節ならではの冷たいラーメンもあるようです。

辛みそとか辛しょうゆも好きなんだけど、ここは一つ、冷たいものということで。

 

 

ということで、「冷たい塩レモンラーメン」。

レモンの他に、体温を下げる効果があるというトマトもしっかり入っています。

 

 

「塩レモンラーメン」というだけあって、多分だけど、レモンがなければ、結構塩味の強が前面に出てガツンと来るインパクトがあるのかなと思うけど、レモンの酸味が加わることでそれが中和されて、とてもさっぱりした味わいになっています。

いいメニューにありつけました。「期間限定」というのがいつまでかは分からないけれど、オススメです。

 

 

 

南幌町では町を挙げてこのようなプロジェクトを実施しています。

 

 

南幌・なんぽろラーメン街道_名店ぞろいの激熱スポット!朝ラーあり【南幌町】

「なんぽろラーメン街道」とは 「なんぽろラーメン街道」それは、南幌町の「きらら街道」沿いに5店舗のラーメン店が…

北海道ローカルニュース まち・ひと・しごと

 

 

「風樹」さんの他は「きらら」さんしか行ったことがないですが、せっかくなので、他のお店にも立ち寄る機会を作りたいです。

 

 

キムチとベジポタ - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

札幌から車で1時間ほど、南幌町の市街地から少し外れた所にある「きらら」というラーメン屋さん。有名なお店と聞いていたので、寄ってみました。南幌町のご当地グルメとい...

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クランク状道路の謎

2023-07-29 16:04:24 | 札幌

 

創成川イーストエリア。

「サッポロファクトリー」の「フロンティア館」の前に来ています。

札幌と旭川を結ぶ国道12号との交差点ですが、よく見ると、この先の道路、真っ直ぐ突き抜けられないように見えますね。

 

 

もう少し接近してみます。

 

 

更に先へ行くと、ここでまた、交差点の先の道路が左にずれているように見えます。

 

 

反対側からも見てみましょう。

 

 

道路が真っ直ぐ突っ切っていない。

これはどういうことなのでしょうか・・・。

 

 

航空写真に線を落としてみると、こういうことになっています。

上の写真で辿った経路は、赤のクランク状の道路になっています。

何故このような形になっているか、ずっと疑問に思っていました。

 

 

明治34年(1901年)の「札幌市街之図」という資料からの抜粋です。

青の線が、現在のクランク状の道路ですが、このように道路や人工の水路などが不自然な曲がり方をしている場合、直線の先に支障物があって、それを避けるために、不自然な形になっていることが多いというのは、「ブラタモリ」でもたまに出てくるエピソードですし、これまでの歴史散歩でも、そういう場所を何度も見てきました。

では、この場所はというと、ここもやはり同じで、このクランクの左側にある建物の形は、かつてこの地にあったとされる、開拓使直轄の貯木場です。

明治6年(1873年)、開拓使は、現在の創成川イーストエリアに、工業局器械製作所を設置し、鉄鋼関係施設や蒸気機械関係施設のほか、現在の東区を流れている伏籠川から水を引いた貯木場も二箇所設置され、川の流れに寄って木材を運び、様々な用途に用いていました。

その後、同19年(1886年)頃、工業局機械製作所は事業を停止し、民間に払い下げられますが、上の地図が描かれた明治34年時点では、水の流れと貯木場としての建物の形が確認でき、中心線がずれたクランク状の道路が描かれています。

このような事情から、道路は真っ直ぐではなくクランク状にならざるを得ず、貯木場が完全に廃止された後の市街地開発でも、ずっとその形のままであり続けていたということなのです。

 

 

しかし、現在札幌市は、この状態を解消すべく、道路を直線化する事業を進めています。

利用する側の利便性が高まるのはそれはそれでよいことなのでしょうけど、歴史の痕跡が一つ消え去ってしまうというのはちょっと残念な気がします。

せめて、新しい道路ができてしばらく経ってから、「この道路は、その前後と比べて明らかに新しい。整備された時代が違うのだろうか?一体どういうこと?」という点から、この歴史が掘り下げられ、語り継がれていくといいなと思います。

 

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雪ミクデザインマンホール

2023-07-28 19:54:57 | 札幌

 

 

こういうイベントが開催されるそうです。

毎年8月1日が、国民の間に広く健全な水循環の重要性についての理解や関心を深める日として「水の日」と定められており、8 月 1 日からの1週間(8月1日~7日)は「水の週間」とされていることを受けて、下水道事業に携わっている団体による技術紹介の展示が行われるという内容だそうで、下水道ではないけれど、インフラ整備に関わる仕事をしてる関係上、興味を持ちました。

平日なので行くことはできないと思うけど、盛況となることを願いたいです。

 

 

下水道展2023札幌 公式サイト

下水道展は、下水道事業の管理者である地方公共団体等を対象に、全国の下水道関連企業・団体の技術開発の成果に基づき、下水道に関する幅広い分野の最新技術・機器等を展示...

下水道展2023札幌 公式サイト

 

 

 

でもって、このイベントの開催を記念して、かの「初音ミク」の冬季版キャラクターにして、北海道限定で活動する「雪ミク」がデザインされたマンホールが、札幌市内に設置されたそうです。

「雪」ということで、この異常な暑さを気持ちだけでも和らげることができればということで、記事にしてみました。

先日、相互フォローをいただいている方のブログで5種類全てが紹介されていたので、自分も探しに行ってみようと思います。

 

 

 

 

 

「雪ミク」だけでなく、札幌の四季の風物詩がデザインされていて、気持ちが和みました。

早くこの暑さが一段落して、穏やかな陽気になってほしいです。

 

 

SNOW MIKU ポータルサイト | 北海道を応援する「雪ミク(初音ミク)」の情報まとめサイト

北海道を応援するキャラクター「雪ミク(初音ミク)」の活動や「SNOW MIKU」フェスティバルなどの情報がまとめて見られる公式WEBサイト!

SNOW MIKU ポータルサイト

 
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今年も楽しみ

2023-07-27 19:52:16 | 女性アナウンサー・アイドル・タレント

 

昨日に続いて。

昨日よりも暑いです。

昨夜は何とか眠れたけれど、今日はどうかなあ・・・。

明日は仕事で車を運転するので、しっかりと睡眠を取って備えなければ。

暑さで、編集待ちのストックに手を付ける気力もないので、今日も手短に。

 

 

SODANE

ジャンルはエンタメから生活情報まで幅広く!#北海道 なこだわり目線でお送りする、ちょっと変わったメディアです。

SODANE

 

 

突然話は変わって、こんなサイトがあります。

カーリング女子ロコ・ソラーレの発言で流行語大賞にもなった「そだね~」というのが記憶に新しいけれど、これは、HTB=北海道放送が運営する北海道の情報を中心としたメディアサイト。

看板番組の「イチオシ!!」や「イチモ二!」で放送された内容を中心に、視聴者目線で様々なジャンルの情報を発信していて、私もよく見ています。

 

 

SODANE - 175°DENO担々麺と無類のラーメン好きアナウンサー森さやかのコラボ企画が始動!

HTB秋の大感謝祭が、9月29日(金)~10月1日(日)の3日間で開催されます!…

SODANE

 

 

待望の「HTB秋の大感謝祭」の開催が発表されました。

勿論行くけれど、何やら楽しみな企画が始動したようです。

凄いですね、食べ歩き歴20年で、1,000杯以上とは。

「イチオシ!!」でも、折に触れてオススメのラーメン店を紹介しているさやかアナ主導の企画とくれば、これはぜひってやつですね。

さやかアナと今回コラボする、「175°DENO担々麺」というお店は、札幌駅前にもお店があって、私も気になっていたのだけど、行こうと思って行けていないお店の一つなので、この機会に、予習を兼ねて行ってみようと思いました。

8月中に実行に移すことを宣言するので、行ってきたらレポします。

 

 

HHTB秋の大感謝祭

開催日:9月29日(金) 30日(土) 10月1日(日) 会場:さっぽろ創世スクエア(中央区北1条西1丁目)サッポロファクトリー(中央区北2条東4丁目)

HTB秋の大感謝祭

 

 

これからどんどん詳細情報がアップされていくと思います。

HTBの女性アナウンサーは、新人の福地妃菜美アナと、産休から復帰した高橋春花アナはまだ一度も間近で見ていないので、見られるといいなあ・・・。

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