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北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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旧相馬家住宅~2~

2025-04-20 16:16:25 | 函館

昨日の記事の続き。

函館の歴史上欠かせない人物の旧住居にして、貴重な資料が数多く展示されている施設が無料開放されていたということで、多くの人が興味深く眺めながら歩いていたのが印象的でした。

 

 

 

4畳半のスペースですが、この中に相馬家の歴史が詰まっています。

 

 

右から、初代相馬哲平とその夫人、二代目哲平、三代目哲平の写真。

二代目も多額納税者で、1935年(昭和10年)の全国長者番付に「前頭」として位置づけられています。

 

 

右から二つ目の「贅沢をせぬこと」については、初代哲平が、一代で財を成した豪商にも関わらず、食事は質素で、下駄も潰れるまで履き続けたというエピソードが残されています。

 

 

旧函館区公会堂の建設に多額の寄付をしたのは有名な話ですが、他にもこれだけの実績があるということなんですね。

 

 

お、気になる記載がありましたよ。

 

 

そうなんです、10年前に放送された「ブラタモリ」函館編で、この建物が紹介されていたのです。

でも、一言申し上げたい。なぜ、「タモリさんが」なのでしょう。きちんと、「タモリさんと桑子真帆アナウンサーが」と書いてほしかった・・・って、思った桑子アナファンの方、私の他にもきっといる・・・かな?

 

 

この眺めが、ブラタモリでも紹介された旧イギリス領事館方面。

 

 

そして、「ブラタモリ」で紹介されたといえば、

 

 

 

そう、1921年(大正10年)函館大火の痕跡とされる、木材の焼けた跡です。

 

 

 

番組では、函館の坂道が、直線かつ幅が広いのは何故というテーマで、度重なる防火対策として、類焼防止のために坂道が広く整備されたということに触れられていましたが、そのきっかけとなった大火の痕跡がここに残されているということで、タモリさんと桑子アナが旧相馬家住宅を訪問し、この焼け跡が紹介されていました。

最後にこうして見ることができてよかったです。

 

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旧相馬家住宅~1~

2025-04-19 18:26:39 | 函館

 

もう終了しちゃったんだけど、今月13日まで、重要文化財に指定されている「旧相馬家住宅」が無料公開されていたので、行ってきました。

所有者の方がご高齢で、維持管理が困難になってきたことから、不動産会社への売却が決まり、新たにホテルとして活用される方向で話が進んでいるそうです。

 

 

 

 

「旧相馬家住宅」は、函館市内屈指の豪商として知られた、「相馬哲平」の邸宅として建てられた木造建築物です。

相馬哲平は、1861年に新潟に生まれ、函館に渡って米穀商で財を築き、大火により焼失した町会所の代替施設として建設された「旧函館区公会堂」の建設費5万8千円のうち、5万円(現在の貨幣価値でいうと、約12.5億円)を寄付するなどのエピソードが残されています。

 

 

写真撮影可でしたので、じっくりとご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どの部屋も、近年の建築様式にはない内装ではあるものの、新しいのではと思ってしまうような綺麗さに驚かされます。

重要文化財に指定されているだけあってというか、それだけ丁寧に維持管理され続けて来ていたということなんだろうと思います。

 

 

この人物が、初代相馬哲平氏。

函館の発展の歴史を語る上では、絶対に欠かすことのできない功労者の一人です。

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基坂の屋外彫刻

2025-04-17 20:31:24 | 函館

相互フォローをいただいている方で、既に新しいブログへ引っ越しされた方がいらっしゃいますが、お邪魔してみると、コメントや画像も含めてしっかり引っ越しができているようで、これなら、自他共に認める機械音痴の私でも大丈夫かもと思い始めてきました。

とにかく、残り2~3か月となったgoo blogライフを、悔いのないように過ごしたいと思います。

 

 

「旧函館区公会堂」を望む「基坂」の中腹に、気になるパブリックアートが幾つかあります。

ガイドの途中、お客様に問われることもあるので、こちらでも紹介します。

 

 

まずはこちら。

ベイエリアにある、新島襄のブロンズ像「記念撮影 未来への始まり-海原-」と混同してしまいそうですが、まあ、「似て非なるもの」とは言ってよいかもしれません。

 

(新島襄のブロンズ像はこちら)

 

ベイエリアを歩こう~2024 その4~ - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

2017年12月に撮っていた写真。ベイエリアの整備事業が着手された時期で、完成後のイメージ図が描かれていました。再整備がスタート-北の風に吹かれて~独り漫遊記~先...

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函館出身の彫刻家、佐藤正和さんの、「異国への夢-With Great Hopes-」という作品で、黒船が来航した幕末の箱館で、少年が遠い異国を夢見て海を望む姿をモチーフにしているそうです。

 

 

少年の目線の先の風景。

建物が多く建っている関係で、この位置から海はよく見えないですが、海の向こうの異国に思いを馳せるという雰囲気は伝わってくると思います。

 

 

続いて、坂を挟んで反対側へ。

 

 

 

 

岡本銕二(てつじ)さんという彫刻家の作品で、「ハイカラさん」というタイトル。

西洋風のドレスをまとった明治期の貴婦人がモデルだそうです。

 

 

最後はこちら。

 

 

峯田義郎さんという彫刻家の「旅を続ける男」という作品。

新島襄のブロンズ像「記念撮影 未来への始まり-海原-」の作者である、峯田敏郎さんのお兄さんだそうです。

「人間は何故旅を続けるのだろうか」という問いかけがされています。

なんか、永遠のテーマのような問いかけだなと思います。

目線からして、大空に思いを馳せているようにも見えます。

 

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GLAYのマンホール~ついに路面デビュー!2~

2025-04-15 20:48:29 | 函館

 

ひとまず昨日の続きから。

函館市内各所に設置されているGLAYのマンホール。

この建物は・・・、

 

 

大門地区にある「G4 Space」という、GLAYのオフィシャルショップです。

 

 

 

ここにも、4人がデザインされているマンホールの蓋が置かれていました。

 

 

 

 

お店の外には、このようなデザインの自動販売機も。

 

 

正に、GLAYファンにとって聖地と呼べる施設がこの地にあります。

 

 

 

写真のサイズと天候が変わっちゃってますが(つまり、別な日に撮ったということ)、ここは、函館湾に作られた人工の島、「緑の島」です。

 

 

ここには、TAKUROさんがデザインがされたマンホールがありました。

 

 

緑の島には無料駐車場がありますが、結構歩きます。

この日は、強風&霧雨だったので大変でした。

 

 

最後は、八幡坂を望むベイエリアのこの場所。

 

 

今まで登場していなかった最後のお一人、JIROさんがデザインされたマンホールでした。

 

 

以上、駆け足でしたが、函館市内に設置されたGLAYがデザインされたマンホール、コンプリートです。

GLAYファンの皆様も、そうではない皆様も、ぜひオススメのスポットです。

なお、設置は2029年11月までの予定で、冬期間は、除雪作業に伴う損傷対策として、取り外されるそうです。

 

昨日、唐突に舞い込んできた、gooブログ閉鎖のニュース。

ブロ友さんをはじめとするユーザーさん同士で情報交換とかし合いながら、どこへ引っ越すかも含め、対応策を練っていきたいと思いますが、例えば、サービスによっては、テキストはすんなり引っ越しできても、画像は再度自分でアップしなきゃいけないとか、色々不便があるみたいです。

画像が自動的に引っ越しできないということは、今日のように、他のサイトを埋め込んでいるような場合はどうなんでしょうね。

そういう様々なことを考えながら、検討していきたいと思います。

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GLAYのマンホール~ついに路面デビュー!1~

2025-04-14 20:21:29 | 函館

あらま・・・、gooブログが11月18日で閉鎖ですか・・・。

しかも、新規投稿は9月30日まで・・・。

どこかのサービスへ引っ越ししようと思うけど、それまでにってことですね。

書籍化も申し込むとしますか。20年分だから相当な量になるでしょうね。

 

ということで、残り数か月となりますが、皆様どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

先日も一度予鈴した、函館市内にGLAYのマンホールが設置されるというニュース。

早速行ってきましたよ。

 

 

まずは、五稜郭タワーの前から。

 

 

なんかありますね・・・。

 

 

4人のデザインでした。

「ONE PIECE」の作者としておなじみの、尾田栄一郎さんの作です。

 

 

 

続いては、JR函館駅。

 

 

TERUさんのデザインです。

 

 

 

写真が多いので、2回に分けます。

今日の最後は、駅前の繁華街、大門地区にある「はこだてグリーンプラザ」。

 

 

HISASHIさんのデザインでした。

 

 

GLAYは昨年デビュー30周年を迎えましたが、私がGLAYを知ったのは、社会人になって間もない1996年(平成8年)5月頃。

大ヒットした「グロリアス」を聞いて一気にハマった感じでした。

函館出身だった大学時代の同級生から話を聞いて、メンバーが全員函館出身だということも知っていましたが、その頃は、函館が自分にとってゆかりの地になるということは想像もできなかったと思います。

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