北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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二年半越しの参拝

2018-05-31 21:27:32 | 道外旅行記
近年、上京して羽田空港から京急に乗って品川方面に向かう度に、車窓から見ていて気になっていた駅があったので、今回初めて降りてみました。





それが、この「穴守稲荷」駅。
「羽田空港国内線ターミナル」駅を出発して三駅目。快特は停まらないので、私のように車窓から見過ごすだけという人が多いのではないかと思います。





おいなりさんの最寄駅とあって、駅前にはこのような像が設置されていました。











ということで、駅から徒歩数分で、「穴守稲荷神社」に辿り着きました。





気になっていたのが、この「穴守」という名前の由来。

19世紀初頭、現在の羽田空港の位置にあったとされる「鈴木新田」の開墾が進められるさ中、海が荒れて沿岸の堤防が決壊し、生じた大穴から海水が浸入して村々が甚大な被害を受けた際、村民が堤防の上に稲荷大神を祀ると、海が静まって大きな実りがもたらされたということがあったそうで、この出来事がきっかけで、この稲荷大神が「堤防に開いた穴の害から人々を守る」という意味で「穴守」と名付けられたとされているとのことです。

当初は現在の羽田空港の敷地内にありましたが、第二次世界大戦終戦直後の1945年9月、羽田空港を軍事基地として拡張するため、GHQより強制退去を迫られ、現在地に移転しました。
その際に撤去されずに現地に残っていたのが、一度紹介したことがある、近くの「大鳥居」です。
あれっ、その記事でもこの話書いてましたね・・・。二年半も経ってからの神社のレポ、時間がかかり過ぎですね。(反省)





本殿の他にも、小さな建物が幾つか設置されています。





地元の祭りで使われるお神輿でしょうか。





京都の「伏見稲荷」を思わせる千本鳥居も設置されています。
この先にある「奥の宮」の「お砂」を持ち帰り、敷地内または玄関等に撒く或いは身につけると願いが叶うと言われています。





「出世稲荷」というのも設置されています。
この春昇進したこともあり、仕事運アップを祈って、私もお参りさせていただきました。





「必勝稲荷社」というのもあるんですね。
勝負事とはちょっと違うけど、現在仕事で取り組んでいる案件は、時間との戦いを強いられる部分もあるので、そういう意味での必勝祈願をさせていただきました。
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町歩きの指南書

2018-05-30 21:51:30 | 本&CD



「ブラタモリ」でおなじみ、「京都高低差崖会」崖長・梅林秀行氏の著書。
二冊出されているうちの一巻目を東京で買ってきました。
京都の街並みも勿論興味深いのだけど、自分としては、趣味として広言するようになった町歩きの指南書ということで読みたいと思います。
どういう場所をどういう視点で見ながら歩くと、より楽しみ、より興味深く感じることができるか。そういうことを勉強できればと思って。

この本の巻頭には、「凸凹地形には、『平地ではいられなかった物語』が潜んでいる。」と書かれているのだけど、実は、今私の住むアパートは高台にあるり、近くにある幹線道路との高低差が聊か不自然に感じられることもあるので、きっとこれにも何か経緯があるのかもしれません。
その辺が調べられる資料がもしかすると図書館にあるかもしれないので、それを見つけたうえで歩いてみるのも面白いと思います。
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待ち合わせの穴場

2018-05-29 19:54:21 | 道外旅行記



JR渋谷駅と、京王井の頭線渋谷駅とを結ぶコンコースにある巨大な壁画。





岡本太郎さんの作品である「明日の神話」という作品。
原子爆弾が炸裂する瞬間が描かれており、「人は残酷な惨劇さえも誇らかに乗り越えることができる、そしてその先にこそ『明日の神話』が生まれるのだ」という岡本さんの強いメッセージが込められた作品で、大阪万博で有名な、「太陽の塔」と並ぶ最高傑作とされています。

この壁画は、1968年に、メキシコに滞在していた岡本さんが、前年に来日していたメキシコ人実業家からの「新築ホテルのロビーを飾る壁画を描いてほしい」との依頼を受けて制作したものですが、ホテルの経営が悪化して人手に渡る過程で取り外され、行方不明になってしまいました。
その後、2003年になって、メキシコシティ郊外で偶然発見され、岡本太郎記念館館長の岡本敏子さんが渡墨して確認。翌2004年から、損傷の激しかった壁画を再生するプロジェクトが始動し、2008年11月17日、現在地にて除幕式が挙行されました。

今回は、七年半ぶりに会う友人と渋谷で待ち合わせをするのに、ハチ公前などの定番スポットだと、大変な人ごみで待ち合わせにならないことが危惧されたため、「渋谷 待ち合わせ 穴場」で検索したところ、この壁画がヒットしたことから、ここを待ち合わせ場所に指定した・・・のですが、私の連絡の仕方が悪かったせいで、私以外の三人は、井の頭線の改札口の前で合流し、壁画の前で待ち続ける私を探すということをさせてしまいました。
今後に向けて反省材料とせねばと思います。
その分、友人達との交流は、渋谷の某レストランで約二時間半、近況をはじめ、色々な話題に花が咲き、大変楽しい時間を過ごすことができました。





友人達を待つさ中に撮った、渋谷スクランブル交差点の様子。
釧路では(札幌でも)到底考えられないような数の人ですが、これでも、ニュースとか天気予報でよく見る映像よりずっと人が少ないってんだから、いかに東京の人ごみがすごいかということを実感させられます。
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観光パンフの配布場所

2018-05-28 21:11:46 | 道外旅行記
無事に帰還いたしました。
釧路の気温は東京の約2分の1。
明日以降、体調管理をしっかりとせねばと思います。





先日の記事で書いた「地域活性化センター」という団体の入っているビルへ行ってきました。
東京駅八重洲口から徒歩五分ほどの所にある「日本橋プラザビル」です。





そのビルの一階に、全国各地の観光パンフレットが展示、一般配布されているコーナーがあります。








函館のパンフレットも頂いてきたけれど、今は釧路市民なので、これをご紹介。
函館のパンフレットが人気ナンバー1とのことだけど、このパンフレットは、残念ながら結構残がありました。





今日の飛行機も、座席から「ベア・ドゥ」を見ることができました。
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ひたすら歩いた

2018-05-27 19:09:11 | 日々のもろもろ
今日は、交流を始めて十四年になる仲間達と、恒例の「遠足」(80年代特撮作品のロケ地巡り)。
今回は、ちょっと距離を延ばして、埼玉県某所へ。
天候にも恵まれ、無事に終えることができました。





今日は、こういう物がある場所へ行ってきました。
この場所については、「ロケ地巡り」カテゴリだけでなく、「道外旅行記」カテゴリでも記事を書きたいと思います。

昨日から東京にいるけれど、いやあもう、これでもかってくらい「歩きスマホ」が多くて、本当に怖い。
街中にあまり人が歩いていない釧路でさえ気になるのに、いわんや東京をやですよ本当に。
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