北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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創成川通のライラック

2023-05-31 19:55:04 | 札幌

 

大通公園の後、創成川通にも出てみました。

こちらにも綺麗な花が咲いています。

 

 

 

初めて聞く名前です。

「ベルギー」とありながら「フレンチライラック」とあることに「?」と思いましたが、「フレンチライラック」とは、フランス原産ということではなく、フランスで品種改良が進んだ種の総称だそうです。

 

 

 

 

「エスタースティリー」というアメリカ産の品種。

「ヒアキンシフローラライラック」というのは、ライラックの中でも早咲きの品種で、「ヒアシンスのように早く咲く」、という意味もあるとされているそうです。

 

 

 

 

これは名前だけは聞いたことがありました。

左下の「ダンバー」というのは作出者の名前だそうで、作出者の「ジョン・ダンバー」氏は、自身の名前もまた、ライラックの品種になっているそうです。

 

 

 

 

これもフレンチライラックの一種です。

「チャーム」という名前のとおり、可憐で魅力的な咲き誇り方に目が留まりました。

まだまだ沢山種類があるそうですが、この日の撮影はここまで。

大通公園近くの創成川通は、自然豊かな憩いの広場なので、各季節それぞれの様子を見て歩くのも楽しいと思います。

 

今日で5月が終わります。

今月は早いようなゆっくりだったようなってところだけど、気が付けば、もうすぐ一年の折り返し地点。

来月は仕事の方も一つのピークを迎えそうだけど、無理せず、適度に休息を挟みながら頑張ろうと思います。

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大通公園の花

2023-05-30 20:14:28 | 札幌

 

「札幌ラーメンショー2023」に行ったときの話ですが、同時期に大通公園の別な一角で「さっぽろライラックまつり」も開催されていたので、公園内に咲いている綺麗な花に注目してみました。

 

 

 

ヤマツツジ。

近所でもよく見かける花です。

4月~6月が見ごろだそうです。

 

 

 

あらら、ちょっと「空の贈り物」がついちゃってますね。リアルタイムで見回りをして拭き取ってあげないのでしょうか。

でも、花が綺麗に咲いているのでよしとしましょう。

名前のとおり、よく見かけるライラックの花よりも強い存在感があるように思います。

 

※「ウルトラマン」第34話のサブタイトルを引用。この話のラストで、野点に参加しているイデ隊員が、空から降ってきた鳥の糞を浴びてしまうシーンに引っ掛けてこう表現してみました。

 

 

 

「ヨドガワツツジ」。

可憐な雰囲気で、公園の緑にもしっかり映えていると思います。

 

 

 

これはちょっと名前が見つけられませんでした。

でも、綺麗な咲き誇り方に惹きつけられました。

 

 

 

 

 

 

ここからは、花壇に咲いている花を撮りました。

 

 

 

 

 

 

 

花には全くもって疎いですが、何かとギスギスしがちな世の中にあって、綺麗な花を見て「綺麗だな」と思う気持ちは失いたくないと思います。

 

 

 

 

 

 

整然と区割りされた花壇が見事です。

何か、意味なりメッセージ的なものでもあるのでしょうか。

札幌の代表的な公園である「大通公園」において、訪れる人たちに癒しと寛ぎを与えるための工夫の見事さに、感謝と敬意を表したいと思います。

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ESTA最後の夏

2023-05-29 20:47:50 | 札幌

 

札幌駅前に立つ商業ビル「ESTA」。

 

 

 

垂れ幕が掲げられました。

今年の8月31日をもって、45年の歴史に幕を下ろすことになっています。

 

 

 

それを受けて、地下1階にこのようなコーナーが。

 

 

「ESTA」が札幌駅南口に誕生したのは、昭和53年(1978年)9月1日。

デパートの「そごう」が主要テナントとなっていましたが、当時5歳だった私も、開業当時のことは、何となくだけど記憶に残っています。

 

 

以前も紹介したことがあるのですが、「ESTA」というのは何かの略なのかなと思っていましたが、そうではなく、スペイン語の 「estación」(エスタシオン、駅・季節の意)に由来しているそうです。

 

 

閉店してしまう - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

 先日放送された、「イチオシ!!」のワンシーン。左下に、ちょっと気になることが書かれています。  これが、札幌駅前にある複合商業施設「札幌エスタ」。昭...

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懐かしい写真。

私たちの世代にとっては、「ESTA」といえば、やっぱり「そごう」なんですよね。

思い出は沢山あります。

 

 

かつては、この「ESTA」の上に、「そごう」の看板があって、札幌駅南口のランドマーク的存在だったんですよね。

「そごう」の印象が強すぎるあまり、「そごう」が、実は「ESTA」の一テナントに過ぎなかったということを知らなかったという人も多いのではないかと思います。

そうです、かくいう私がその一人だったりしてます。

 

 

 

コーナーの一角には、閉館を惜しむ人たちからのメッセージコーナーが。

 

 

ざっと見た中から、自分の思いに一番近いものを紹介。

「ESTA」の思い出は、閉館直前にでも整理して書こうと思います。

 

 

 

そして、こんなポスターもありました。

 

 

 

このメッセージは、先日の「イチオシ!!」で、メインMCの森さやかアナが朗読していました。

さやかアナの大ファンだから言うわけじゃないけれど、優しい声で語られたメッセージは本当に感動ものでした。今読み返してもグッときます。

 

コメント (2)
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札幌ラーメンショー2023

2023-05-28 15:48:26 | グルメ・スイーツ

 

頂き物なのだけど、このようなチケットを手にしました。

今日まで札幌大通公園で開催されている「札幌ラーメンショー2023」というイベント。

興味はありつつも、道内外から多くの客が訪れ大混雑するイベントにわざわざお金を出してまでは・・・なんて思っていたところ、ひょんなことからチケットを1枚譲り受けたので、それならという大変現金な動機で行ってきました。

 

 

 

今日まで開催されているのは「第2幕」。

 

 

 

全国から選りすぐりの名店が集結しています。

 

 

各店舗のブース前の状況。

混雑を避けようと11時ちょうどくらいを狙って行ったのが良かったのか、それとも、初夏の陽気の晴天で行楽客があちこちに分散していたのか、行列の程度は写真のとおりでした。

 

 

どのお店も魅力的だったけど、昨日は25℃を超える気温に加えムシムシ感も強かったので、アツアツのスープは避けようという思いから、つけめんを選択しました。

 

 

ラーメン通の人たちにとっては恐らく有名なお店なのでしょうけど、私は初めて聞く店名でしたので、お店の公式HPにリンクを貼らせていただきます。

 

つけめんTETSU | つけめん・ラーメン

 

 

こちらを購入。

「濃厚豚骨魚介」と看板にありましたが、こってりではなくむしろあっさりめの風味でした。

150円追加することで辛味を追加することもできたのですが、基本があっさりな感じなので、それもまた辛味が引き立てられてよいのではないかと思いました。

次の機会があれば、辛味追加にチャレンジしてみようと思います。

 

 

公園内の飲食ゾーン。

行列はさほどではありませんでしたが、このゾーンはほぼ満席でした。

ということは、長い行列ができていたときは、このゾーンで席を探すのも一苦労ということだったのでしょうかね。

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西15丁目の不思議

2023-05-27 16:15:20 | 札幌

 

久しぶりに札幌市電沿線を散策しました。

 

 

「中央区役所前」という停留所ですが、中央区役所は現在建て替えに伴い休止中で、この停留所からは結構離れた所にある仮庁舎で業務を行っています。

 

 

黒丸が休止中の庁舎。赤丸が仮庁舎です。ご参考までに。

 

 

 

「中央区役所前」から西へ。

 

 

 

この場所まで来ました。

 

 

電柱と、架かっているケーブルの形が特徴的です。

 

 

電力会社の物でも通信会社の物でもない、札幌市交通局の電柱。

札幌市電は路線が途切れていない環状型なので、路線の名前が付いているというイメージがないですが、この区間は「山鼻西線」という路線名になっているそうです。

因みに「山鼻」というのは、明治9年(1876年)5月、東北各県の士族約240戸1114人が移住して屯田兵村を開設した場所で、当時、付近は原生林が広がっており、藻岩山の端にあることから、「山鼻」と名付けられたとされています。

 

(参考)

 

山鼻公園 - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

 中央区にある「山鼻公園」へ行ってきました。  遊具もあり、緑も豊かな、市民の憩いの場です。  そんな公園の一角に並び建つ、三基の石碑。 ...

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緩やかなカーブになっています。

 

 

 

 

「西15丁目」という停留所。

住所で言うと、「中央区南2条西15丁目」ということになります。

 

 

こちらを御覧ください。

「南2条西15丁目」が、市電の路線を挟んだ両側のエリアに跨っています。

札幌の町は碁盤の目というイメージがありますからして、市電が走るような大きな道路の両側で丁目が分かれていると思うのが自然ですが、そうなっていないところが何とも興味深く感じられます。

 

 

こちらを御覧ください。

右が現在の地図で、左は昭和10年(1935年)の地図。

当時、上の写真にある「西15丁目」停留所のある道路は現在のような形では走っておらず、クランク状になっているのが分かります。

昭和10年の地図を見ると、多少歪ながらも、区画自体は割と整然となっていますが、この地図から四年前の昭和6年(1931年)、この方面に市電を延伸させるに当たり、道路の配置から、地図のようなクランク状の路線とせざるを得なかったという事情がありました。

 

 

現在の地図に線を落とすと、こんな感じで走っていたことになります。

 

 

 

写真の右方面へ分かれる道が、当時市電の走っていた道です。

 

 

 

見てお分かりかと思いますが、とっても狭い道路です。

現在でも双方向の車1台ずつがギリギリすれ違えるくらいだと思います。

いくら当時は車社会ではなかったとはいえ、こんな狭い道路に電車が走っていたということに驚きです。

 

 

 

「札幌市立二条小学校」という大きな小学校が沿線にあります。

 

 

そして、市電は狭い道路からこちらへ向かって走っていたということになりますが、この形状では、当時の最新式とされていた車体の長い車両は上手く曲がることができないため、この路線には、小回りの利く小型車のみが走っており、しかも、道路の狭さゆえ、複線ではなく単線になっており、住宅地化によって沿線の人口が増えても、複線化することができず不便という問題を抱えていました。

 

 

ということで、再びこの場所の写真。

当時の市電が抱えていた先程の問題を解消するために、昭和25年(1950年)にこの道路が建設され、それに合わせて市電が現在のルートとなったということですが、新しい道路ができても、それ以前から存在していた条・丁目の区割りは容易に変更することができなかったことから、「南2条西15丁目」は、大きな道路を挟んで両側に跨るという、実に珍しい形で存在しているということになるのです。

 

 

 

普段何気なく乗っている市電ですが、沿線の歴史を紐解き、様々なエピソードに思いを馳せながら乗るのも、また楽しいものです。

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