北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
(C)ナナマガラー All Rights Reserved.

この感覚は・・・

2008-09-30 22:01:50 | 日々のもろもろ
今日の午前中は、小さな漁家集落の現地視察。
事前に入手していた写真をもとに、現場の特定を進めるという流れだった。
上司と部下と私の3人で現地へ向かい、写真に写る風景、とりわけ、家の形や外壁の色、それに看板などをヒントを特定を進めていたのだけど、そうやって歩いている最中、ふと、こんなことが頭を過った。

「この感覚、何かに似ているような・・・」

その「何か」は、次の瞬間にすぐわかった。
そう、ロケ地巡りと同じだということに気がついたのだ。(笑)

ロケ地巡りの進め方は皆さんそれぞれなんだろうけど、私の場合、事前に映像に確認できる場所については、DVDやビデオを再生して、該当する場面を一時停止して、それを写真に撮り、印刷して、本番当日持って行くというやり方。

※ PCでDVDを再生し、一時停止して印刷した方が手間がかからないのではとお思いかもしれませんが、私にとってはその方がやりやすいと思っているので、一手間余計ではあるが、この方法を採っています。

その写真をもとに、写真に写る建物や看板、標識、花や草木の状態などを確認しながら場所を特定するというやり方をいつもやっているので、今日の仕事は、正にそんな感覚で進めることができて、大変だったけど結構楽しかった。
持って行った写真の中には、少し古い物もあったため、建物の外壁の色が変わっていたり、撮影当時にはなかった小屋が建てられていた場所もあったけど、そんなのも、ロケ地巡りではよくあることなので、特に苦には感じなかった。
途中、船を揚げておくために、海岸に向けて斜めに設置された木製の通路を歩いていて、そこに撒かれていた砂で靴がすべってしまい、転んでしまいそうになるというハプニングもあったけど、仕事とはいえ、そういうことも楽しんでしまうのが私。
こういう外回りだったら大歓迎だけど、気を緩めて怪我でもしたら大変なので、そこは最低限、節度と緊張感を持たねばとは思いますけどね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

検索の不思議

2008-09-29 20:02:20 | 日々のもろもろ
いつも御来訪下さる皆様、本当にありがとうございます。
特に話題を限定せず、気の向くままに書き連ねている拙ブログですが、開設してから3年4ヶ月も経つと、各種検索サイトで引っかかることも多いようで、最近は、各方面から検索機能を使って御来訪下さる方も多いようですが、実はこのブログ、「検索ワード解析」という機能がありまして、どんなキーワードで引っかかっているのかがわかるようになっています。
何日かに一回見ているのだけど、実に色々なキーワードで引っかかっているものだなあと、驚きを感じています。
一番多いのは、やはり戦隊シリーズ関連や木下あゆ美さん関連の言葉のようですが、最近は「相棒」関連も多いようで、他にも、私が旅先で訪れた町の関連や、北海道、とりわけ函館や札幌の関連などもあるようです。
中には、「ひぇ~っ、こんなキーワードで引っかかるんだ」と思ってしまうような言葉もありますが、本当に色々な方向から辿って来られていることを嬉しく思います。
今後とも、色々な方面に向けて情報発信ができるよう、頑張っていきたいと思いますので、引き続き宜しくお願い申し上げます。

かく言う自分も、プライベートではそうでもないけど、勤務時間中は、何かを調べるのに、色々な言葉を入れて検索サイトにかけることが多い。
法令を扱う仕事柄、「○○法第○○条」とか、「○○法の解釈」なんていうキーワードにすることが多いですが、余り細かくし過ぎると、「該当がありません」で終ってしまうので、そこをどうするかは工夫のしどころ。
今日は、ある法令の解釈に関する最高裁の判例を調べるのに、「○○法第○○条 昭和○○年最高裁判例」で検索してみたら、ものの見事にはじかれてしまった。
で、仕方がないので、「昭和○○年」を外して再検索してみたところ、数件ヒットしたものの、残念ながら、目的の情報には辿り着けなかった。
どうすればいいのやら・・・、明日、キーワードを工夫して再チャレンジしてみます。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

特命係の部屋はどこに?

2008-09-28 09:20:10 | ロケ地巡り



「相棒」をはじめ、数多くの刑事ドラマで登場する、刑事ドラマファンにとってはお馴染みの建物。
それが、東京都千代田区霞が関2丁目1番1号にある、ここ警視庁。
自分でも意外だったのだけど、これまで行ったことがなかったので、今回初めて間近で見てきた。
そうか・・・ここに右京さんと薫ちゃん、トリオ・ザ・捜一に米沢さん、それに角田課長といった面々が・・・、
特命係の部屋はどこにあるんだろう?
伊丹曰く、「下の階の隅っこの、日当たりの悪いじめじめーっとしたカビ臭い窓際」(すごい表現(笑))だそうなので、ひょっとしたらこの表通りには面していないのかな・・・  (笑)





「相棒」では、警視庁の建物だけでなく、周辺で撮影されたシーンも数多くあるので、私も周辺をぶらっと歩いてみた。
まずこの写真は、皇居を囲むように走る、一般国道20号、通称「内堀通」から見た警視庁。
事件解決後や、捜査中窮地に追い込まれた時などに、この位置から警視庁を見上げるシーンが幾つか描かれている。





再び、内堀通から見る警視庁。
個人的には、1stSeason第4話「下着泥棒と生きていた死体」のラストで、
捜査に追われて、保護していた酔っ払いを死なせてしまい、責任を取らされる形で依願退職させられた所轄の元刑事を思いながら、右京が、

「我々もトカゲの尻尾ですからねえ、あの中では」

と薫に語るシーンが印象に残っている。





写真は、内堀通を警視庁と反対側に向けて撮ったもの。
先述した1st第4話のラストで、先述した右京の台詞の前に、右京と薫がゆっくりと歩いてくる姿が描かれている。





写真は内堀通に設置されている、東京メトロ有楽町線桜田門駅の1番出入口。





その出入口をちょっと離れた位置から撮影。
2ndSeason第19話「器物誘拐」で、薫が、事件に巻き込まれた、ジャック・ラッセル・テリア犬の「ラブ」を連れて散歩しているシーンは、この辺りで描かれている。





再び警視庁前へ。
正門前に立つ、交通事故の状況や、交通安全標語などを記した表示板。
2ndSeason第5話「蜘蛛女の恋」で、薫とお見合いパーティーで知り合った女性・七森雅美が、薫をメールで呼び出し、薫と同じフライトジャケットを着て待っているのは、写真のこの場所。





劇中では、この表示板は、建物の対岸にあるように感じられたが、実際は、対岸ではなく、接面道路の中に安全地帯が設置されていて、そこに建てられている。
余り広くはないけど、内堀通は交通量も多いので、安全地帯の設置は有難いものとなっていると思われる。





最後に、警視庁正門前の、法務省にも面する、一般国道1号の歩道。
3rdSeason第11話「ありふれた殺人」のラストで、20年前に娘を何者かに殺害された老夫婦が、時効成立後に犯人が自首したと聞き、警視庁へやって来るも、何度頼んでも犯人を教えてもらうことができず、ガックリと肩を落として帰路に着く姿を見送りながら、右京が、

「あの姿を、我々は忘れてはいけません」

と薫に語りかけているシーンが、何といっても印象的だ。

ということで、初めて警視庁周辺をじっくりと歩いてみました。
束の間の、右京&薫気分を味わえた瞬間でした。(笑)
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

衝撃の結末・・・

2008-09-27 19:42:31 | 女性アナウンサー・アイドル・タレント
ついこの間まで、残暑が厳しいなんてことを言っていた我が北海道だったが、昨日、今年初めての冬日(最低気温が氷点下となる日)を記録したのに続き、今日は、なんと、雪で除雪車が出動した!
現場は、旭川から網走方面へ向かう途中の「石北(せきほく)峠」という峠で、夕方のニュースで、除雪車が稼働する様子が紹介されていた。
なんか、同じ北海道民としても、恐ろしいというか、まるで別世界の光景を見ているかのようなものを感じました。

函館の今日は、朝から雨と晴れの繰り返しという、大変おかしな天気。
そんなこともあって、今日は、買い物以外は外出せず、日中は、昨日放送された、テレビ東京系の時代劇スペシャル「逃亡者(のがれもの)おりん」を見ていた。
先日もチラッと触れたが、木下あゆ美さんがゲスト出演している回である。

あゆ美さんの役どころは、駿府城代(現在の静岡県)の娘、土井佐奈子という女侍で、己の欲望を満たすため、かつて幕府転覆を企てた謀反人・由比正雪が残したとされる軍資金を手に入れようとする父に協力すべく、主人公おりんを騙して罠にはめるものの、やがておりんの言葉で改心し、父の野望を止めようと動き回るという展開だった。
初めての時代劇ということで、ご自身のブログでも何度か紹介されていて、私も放送を心待ちにしていたのだが、実際に見ていて、大声を発したりするシーンや、切れのある殺陣を見せたりするシーンなどで、大きな存在感を発揮しているように感じられ、「デカレンジャー」以降、色々な作品を経験していて、着実に女優として実力をつけてきていることがうかがえた。

しかし、そんな風に感じたのも束の間、クライマックスのシーンで、見ていて思わず「エーッ!」と声を挙げてしまった。

えっ、何がどうなったのって?

「そんな・・・、そんな・・・。あゆ美ちゃんが・・・、あゆ美ちゃんが・・・」

遠回しに書いたけど、どうなったのかは察しが・・・つきますでしょうか?
冷静になって再度見ると、その瞬間のシーンも、体の動きや台詞回しがとても自然に感じられて、それはそれでよかったのだけど、だけど、まさかあんな結末になるとは・・・。
わかりますよね、どうなったのか。(あえて書きませんが)

ということで、あゆ美さんのことばかり書いてしまいましたが、初めてテレビで見た作品だったけど、ストーリーもしっかりしていて、またぜひ見てみたいなという感想は持ちました。
ある雑誌に掲載されていた解説によると、この作品は、全くのオリジナル作品で、歴史上実在した人物や、それにまつわる出来事などを題材にしているわけではないのだとか。
他の時代劇で言うと、「水戸黄門」なんかは、ストーリーはオリジナルのものが大半だけど、登場人物は、歴史上実在した人物を出しているのに対し、この「おりん」は、その登場人物すら、一部を除いて完全オリジナルで設定を組んでいるとのことで、じっくりと見てみたら面白く感じられそうな気がした。
本放送当時(一昨年10月から昨年3月まで)は、帯広に住んでいた関係で、作品の存在すら知らなかったけれど、せっかくテレビ東京系が視聴できる地域に来たのだから、再放送でもやってくれないかなあと思う。
また、主人公・おりん役の青山倫子さんという女優さんも、この作品で初めて知ったのだけど、殺陣や台詞回しもしっかりとしていて、いい女優さんだなあと思いました。今度、他の作品でも見てみたいです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新戦士颯爽と登場

2008-09-27 10:00:00 | ロケ地巡り
今回のロケ地巡りで一番最初に行ったのが、お台場の一角にある「潮風公園」。
所謂「お台場」と呼ばれるエリアは、大半が江東区に属しているが、この公園だけは品川区になっていて、以前から地図で見ていて、面白いところに区の境界線が引かれているなあと思っていた。

今回お台場へ行くことは、結構前から決めていたのだけど、この「潮風公園」は、先月までは、全く予定には入っていなかった。
では、何故行こうと思ったのか?
以下、その理由を。





「ゆりかもめ」の「船の科学館」駅の近くにある通路。
現在は、ご覧のとおり、中央にカナルが整備されているが、24年前、1984年当時は、カナルは設置されておらず、通路のみであった。
現在は、「水と緑のプロムナード」という名前で、訪れる人に癒しを与えてくれている。

1984年と言えば・・・、「仮面ライダーキバ」過去編の2年前?
まあ確かにそうだけど、この年放送され、今年、待望のDVDがリリースされたのが、そう、「超電子バイオマン」。
実は、先月リリースされた第1巻に収録の、第11話「新戦士ジュン登場」。二代目イエローフォー=矢吹ジュンの初登場編のロケ地として、この公園が使われていたのを、DVDで発見したのだ。





初代イエローフォー=小泉ミカを、新帝国ギアの猛攻で失ったバイオマンの4人は、新たに戦士となるべき人物を求めて、自分達と同じ、バイオ粒子の反応を探し求めていた。
空からの探索の末、新東京国際空港=成田空港周辺で反応をキャッチした4人は、一路空港へ。だが、そこに現れたのは、新戦士となる人物ではなく、新帝国ギアの巨大戦闘メカ、メカジャイガンと、女幹部・ファラであった。
しかし、今は新戦士を探すのが先と、ギアの攻撃をかわした4人は、空港を離れ、海の近くにある公園へ駆け込んできた。
その公園というのが、この「潮風公園」で、劇中では、写真右側にチラッと写る通路から、レッドワン=郷史朗達が駆け込んでくる様子が描かれている。





しかし、そこでもまた、ファラ達が現れ、奇襲をかけてきた。
写真のこのあたりで、郷達が、敵の戦闘員、メカクローンと戦うシーンが描かれている。





上でも書いたとおり、24年前はカナルが整備されていなかったことで、果たして本当にこの場所でよいのか少々不安があったのだが、間違いないと確信したのが、劇中の戦闘シーンで、この写真にも写る、背後の高層ビルが確認できること。
外壁の色は変わっているようだが、形が当時と変わっていなかったため、間違いないと確信した。





そんな戦闘のさなか、どこからともなく、1本の矢が放たれ、バイオマンを救った。
レッドワン達が、矢の放たれた方角を見上げると、そこには、灯台の通路に立つ1人の少女の姿が。
そう、その少女こそ、二代目イエローフォー=矢吹ジュンだったのだが、この時点では、まだ郷達はそのことに気付かず、ジュンも、自分に戦士となる宿命があるなどとは思わず、単にバイオマンの戦いに興味を示して、無謀にも助太刀をしているだけであった。
しかし、思わぬ邪魔が入ったことで、ファラ達は一旦退散。郷達も、新戦士探しを続けるべく、その場を後にしていった。





この灯台は、潮風公園に隣接する「船の科学館」の一施設で、さすがに中に入ることはできないようだったが、この「船の科学館」も、幾つかの番組でロケ地として使われているので、ロケ地ファンにとっては、興味深い場所と言えるかもしれない。





写真は、公園から海を挟んだ向かいにある、「東電大井火力発電所」。
これが劇中でもチラッと写っていたことも、場所の特定に繋がった。





最後に、この「潮風公園」は、他のシリーズでもロケ地として使わていることが多いのだが、有名(と思われる)のは、「電磁戦隊メガレンジャー」のOP映像。
まず写真のこの場所は、公園の北側にある、「夕陽の塔」。ここでは、メガレッド=伊達健太が、1人弁当を食べ、腹を叩いて満腹感を表現する様子が描かれている。





再び公園南側へ。
「水と緑のプロムナード」の終点付近にある噴水広場。
ここでは、メガブラック=遠藤耕一郎がストレッチをしているシーンが描かれている。





そしてこの噴水。
OP映像では、メガピンク=今村みくが、この噴水の前ではしゃいでいる様子が描かれている。

以上、お台場編第1弾を紹介しました。
お台場~有明周辺では、他にも数箇所ロケ地を回ってきています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする