北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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堂々と言われても・・・

2018-07-16 21:40:17 | 日々のもろもろ
今日の午前中、道東方面から札幌へ来る特急列車に大幅な遅れが発生していた。
それも二路線で。

まず一つは、網走から札幌へ向かう特急「オホーツク」。JR北海道のHPによると、途中で動物と衝突してしまい、死骸の除去に時間を要しての大幅な遅れが生じてしまったとのこと。
そしてもう一つが、釧路から来る「スーパーおおぞら」。
なんでも、途中で設備点検を余儀なくされたとのことで、札幌到着が約百分も遅れてしまったのだが、今日私が乗る特急は、それが札幌で折り返して釧路へ向かうもの。
幸い、元々、札幌に到着してから約二時間後に折り返すダイヤになっているので、折り返しの札幌出発も七分程度の遅れで済んだのだが、それでも、一度発生したダイヤの乱れは多くの列車に波及していたようで、通常であれば見込まれていない、反対方向から来る列車の通過待ちが生じたりして、最大で十六分の遅れが生じてしまった。
今日は、釧路に到着してから十一分後に自宅に向かうバスが駅前ターミナルを出発することになっており、それを逃すと次は四十分後になってしまうので、何とかそれに乗りたいと思っていたのだが、これだと望み薄だなと諦めていた所、途中の駅を通過した時点で、こんなアナウンスが流れた。


「十六分遅れておりましたが、遅れを取り戻し、現在六分の遅れとなっております。」


最終的に、遅れは四分にまで縮まり、何とか目的のバスにも乗れたので、その点は良かったのだけど、このアナウンスは、聞いていて「おいおい、ちょっと待てよ。」と思ってしまった。
何でかって、遅れを十分以上取り戻したということは、それだけ物凄いスピードを出していたということで、実際に乗っていて、明らかに通常よりも大幅に速度を上げていることがわかり、何度か「怖い」と思ってしまった(このときのように)のだが、このように「遅れを取り戻した」と堂々と言うということは、「猛スピードで飛ばしていた」ということを自らさらけだしているようなもので、安全の観点から果たしていかがなものかと。
結果的に、釧路まで乗った人達には、少々の遅れで済んでよかったのだけど、乗客としては、最優先してほしいのはやっぱり安全だと思うので、こういうことはやっぱりやめていただきたい。
色々と事情はあるのかもしれないけど、遅れはもう仕方ないから安全運転に徹していただきたいと思います。

それからもう一つ、聞き間違いでなければ、↑のアナウンスをした車掌は、途中でこんなアナウンスもしていた。


「本日は、車内が混み合いまして、皆様にはご迷惑をおかけしております。」


例えば、よくGWとかお盆の時期にワイドショーとかでやっている、乗車率が100%を超え、自由席車両が人で溢れかえるほどの混雑ならわからなくもないけど、今日は、指定席も満席にはなっておらず、そこまで混んでいなかった。
恐らくだけど、このアナウンスは、遅れが生じたことを詫びようとして間違えて行ってしまったのではないかと思う。
何故なら、このアナウンスは一度だけで、あとは全部、十分以上の遅れを詫びるアナウンスだったから。
真相は不明だけど、明後日19日にもまた利用する(22日まで札幌に滞在)ので、そのときはこのようなことのないようにお願いしたいです。
コメント
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