釧路市郊外、釧路空港の近くにある「釧路市 丹頂鶴自然公園」という公園があります。
その名のとおり、特別天然記念物に指定されているタンチョウを間近で見ることができるスポットです。
それでは早速行ってみましょう。
この通路に沿ったフェンスの中にタンチョウがいるとのことですが・・・。
何やら遠くに見えますね・・・。
お、いましたいました。
ということで、ここからは、解説を省略して写真でお楽しみを。
現在は天然記念物に指定されているタンチョウは、19世紀中ごろまでは特別珍しい生き物ではありませんでしたが、明治時代の農地整備と乱獲により、僅か二十~三十年の間に姿を消してしまいました。
しかし、1924年、釧路湿原で十数羽のタンチョウの生存が見つかったことで、翌年には湿原が禁漁区となって国の保護政策が始まり、1935年には国の天然記念物に指定され、地元の人々による保護活動も始まりました。
1957年、保護活動を行っていた人たちによって公園建設計画が持ち上がり、期成会を結成して官民あげての建設に着手し、翌1958年8月、現在の「釧路市丹頂鶴自然公園」通称「鶴公園」が誕生しました。
現在では、一年を問わずタンチョウの元気な姿が見られる場所として、人気のスポットとなっています。
公園の場所はこちら。