北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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正義のGP ファイナル

2009-02-08 19:28:27 | 特撮作品鑑賞
「炎神戦隊ゴーオンジャー」、早いもので、今日が最終回。
最終回としては、スタンダードすぎるくらいスタンダードな展開だったけど、変にひねりを入れたり、追い詰めるだけ追い詰めておいて、最後の最後で、突然最強最大の最終兵器が登場するなんて展開(実はそれが一番の懸念材料だった)よりはずっと安心して見ていることができた。
前半で敵を撃破し、後半は、戦いを終えた戦士達の日常が描かれるというのも定番の展開だけど、一番笑えたのは、やっぱり軍平のシーン。
ガイアークを倒した後、軍平が警察官に戻るというのは何となく想像がついてたけど、その勤務先が「あの小部屋(別名:「陸の孤島」)」で、その小部屋を窓から覗く3人組がいて、しかも、「暇か?」「はいぃ~?」まで聞けるとは・・・(嬉)
どうせなら、「特○係の軍平~!」なんて台詞もあった方が・・・、失礼、それはやり過ぎですね。(笑)

てな具合で、最終回としては本当に楽しめたと思うのだけど、一年間を通して振り返ると、少々疑問というか、不満に思える点もあるのが事実。
例えば、本来のテーマであった(はずの)、「エコ」とか「リサイクル」に視点を置いたストーリーというのが、果たしてどのくらいあっただろうかという点。
確かに、敵である「蛮機族ガイアーク」は、この世界=ヒューマンワールドを汚しつくすのが目的で、それに立ち向かうのがゴーオンジャーだというのがコンセプトではあったのだけど、地球を汚すという目的の組織というのは、何もガイアークが初めてではないわけで、(「電子戦隊デンジマン」のベーダー一族が代表的)その点に関しては、特に目新しさが感じられなかったというのが残念なところ。
劇場版のエンディングテーマに「♪リデュース リユース リサイクルはじめよう」なんてフレーズがあったけれど、このテーマも、今思えばそれほど前面には出ていなかった気もするし。

後、ゴーオンジャー達の「相棒」である「炎神」だけど、これも、正直多すぎ。
私個人的には、各自の相棒である七体で十分。十二体も出てきて、しかもそれが全部合体する巨大ロボというのは、ちょっとどうなのかなと。
別にこのことを、無駄遣いなどと批判するつもりは毛頭ないのだけど、せっかく、「エコ」とか「物を大切に」ということをキャッチフレーズにしていたのだから、余り新しい物を出しすぎるというのは、ちょっとその考えに逆行しているような気も・・・。

ま、そんなこんなだけど、一年間楽しんでこられたのだから、「終りよければ・・・」でよしとしよう。
今作は主題歌が凄くよくて、私も繰り返し聞き、カラオケでも歌うようになったのも、いい収穫だったと思うし。
そうそう、最終回を前に死を遂げてしまった、ケガレシアとキタネイダスについては、ぜひとも、来年の「シンケンジャーVSゴーオンジャー」で復活してほしいです。(できればヨゴシュタインも)

ということで、来週からは「侍戦隊シンケンジャー」がスタート!
愛読誌である「New type THE LIVE」と「東映ヒーローMAX」で概要は掴めたかなと思っているけれど、一番ビックリなのは、「水戸黄門」の三代目格さん役=伊吹吾郎さんのレギュラー出演。
果たしてどんな展開が待っていることやら・・・
コメント
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