北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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角の生えた兎?

2009-02-05 22:58:48 | 日々のもろもろ
昔、ある特撮番組の現場で、レギュラーの役者さんが、台本にあった、「兎に角」という漢字の読み(「とにかく」)を知らず、周りの人たちが、ふざけ半分で「うさぎにつの」と吹き込んでしまい、本人もそれを信じて、本番で「うさぎにつの」と言ってしまったことから、監督が怒って現場を離脱してしまうという事件があったらしい。

この話は、その番組のヒロイン役だった女優さんの著書で読んで知ったんだけど、最近その著書を読み返す機会があったせい・・・なのかどうかはわからないけれど、ついつい日常で、「うさぎにつの」と言ってしまいそうになる自分がいるのが怖い。
例えばこんな具合に・・・

「今日は『うさぎにつの』忙しかった」

「あの店のカレーは、『うさぎにつの』美味い(若しくは不味い)」

「木下あゆ美ちゃんは、『うさぎにつの』素敵な女の子だ」

すみません、最後の1つは咄嗟に思いつきました。ご勘弁を。

でも、「とにかく」って、平仮名表記することが多いから、漢字表記があるってこと自体知らないという人も、実は結構いるんじゃないかと思う。
某政治家がきちんと読めるかどうかは知らないけれど、こういうのは、時に、「知らない」では済まされないこともあるので、自分も注意しなきゃと思う。

因みに、似たようなパターンで、自分がこれまで「へぇ~」と思ったのは、「吃驚」と「五月蝿い」の2つ。
「吃驚」(びっくり)は、5年ほど前、私より一回り年下の人からのメールに書いてあったので初めて知り、恥ずかしながら読めなかったので、辞書で調べたことを覚えている。
「五月蝿い」(うるさい)は、高校の授業で取り扱ったのが印象に残っているのだけど、初めて見た時のインパクトは絶大でした。
コメント
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