北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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正しい日本語

2007-10-16 20:43:03 | 日々のもろもろ
実は…使い方を間違えていたコトバランキング - goo ランキング


人様との会話や文書作成などで、正しい日本語の能力が問われる仕事をしている私だけど、こういうランキングを見ると、思わず「ドキッ」をしてしまう。

さて、どんな言葉がランクインしているのかな・・・?

いきなりだけど、1位の「役不足」は、ずっと前から正しい意味を知っていた。
中学の時、所属していた委員会の退任の挨拶で、委員長だった同級生が、
「自分には役不足だったけど・・・」
という趣旨のことを言ったら、たまたまその委員会の顧問だった国語の先生が、
「お前、それは違うぞ」
と彼の挨拶を止めて、正しい使い方を教えてくれたのを、今でもはっきりと覚えている。

2位の「情けは人の為ならず」。これも、言葉自体は恐らく中学生ぐらいから知ってはいたと思うんだけど、間違える間違えないの以前に、その意味するところを考えたことがなかった気がする。
では、どこで正しい意味を知ったかと言うと、高校2年生の時、「アメリカ横断ウルトラクイズ」で、この言葉を問う問題が出題された時。
ウルトラクイズネタはこれまでも何回か書いてきたけど、ビデオにも録って夢中になっていたので、今でもハッキリと覚えている。

後はですねえ・・・、恥ずかしながら間違えて覚えていた言葉が多い。
ランキングを見て特にビックリしたのが、6位の「檄を飛ばす」、8位の「憮然」、11位の「失笑」の3つ。
まず、「檄を飛ばす」は、「叱咤激励」と同じような意味だと思っていました。

次に、「憮然」は、「機嫌が悪い様子」という意味だと思っていました。本来の意味なら、私もそういう様子の時が多いかも?(特に仕事で)

でも、一番ビックリしたのは「失笑」。今まで、「あきれかえって笑うしかない」というような意味で捉えていたので、本当にビックリした。
昔小学生の頃、友人の家でジュースを飲んでいた時、友人が私達を笑わせようとしているのをこらえきれず、思わず口からプーっとジュースを吹き出してしまったことがあったんだけど、こういうのが「失笑」だったとは、本当に知りませんでした。

いやあ、こうして見ると色々とあるものなんですね。
まだまだ日本語に関して精進が足りないなと痛感しました。
コメント (8)
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