ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

トラピスト修道院に立ち寄り、道の駅「なとわ・えさん」にやってきた(2015/8/24)

2015年08月24日 | 2015/7-8 北海道のたび 2
 道の駅「しりうち」の朝は元気だ。曇り空の下で8時半に北島三郎の歌が始まった。奥はものも言わずに買い物にすっ飛んで行った。


 昨夜はJR貨物列車の走行音がうるさいのではないかと心配していた。しかし夜中に小さくゴー~~・・としばらく音がしただけで、カタンコトンの車輪の音はなかった。多分海峡線は新しい路線なのでレールに継ぎ目のないロングレールなどを使っているのだろう。

 知内から津軽海峡沿いに東に進むとやがて函館山が見えるようになってくる。


 それから何やら帆船のモニュメントのようなものが置いてある公園があった。


 船首を見ると咸臨丸とある。なんでも咸臨丸は榎本武揚の脱走事件の際に途中で座礁し、結局新政府に取り押さえられて輸送船となっていたとのこと。ところが明治4年に仙台藩白石城家臣団を北海道開拓のため小樽に送る途中、ここのサラキ岬沖で座礁して沈没したということでここにモニュメントが作られている。ちなみに乗客乗員は全員救助されたそうだ。


 なおも函館方面に向かうとさらに風も波も大きくなってきた。


 そしてこの並木の先に灯台の聖母 トラピスト修道院。









ここからは函館は通り越して恵山に向かう。行き先は恵山温泉。
恵山の火口のすぐ下にある温泉だ。


この恵山温泉旅館、\300だ。ごく薄い赤ワイン色のお湯は酸性・含鉄-アルミニウム-硫酸塩泉(酸性低張性温泉)と表示があった。酸性といってもPHが2.27で湯口のお湯をちょっとなめるとかなり酸っぱい。それでも刺激的な酸味ではなく円い甘くないすし酢のような味だった。成分総計が5.1グラム/Kgで硫酸イオンが2.7g、硫酸水素イオンが0.9gさらにアルミニウムイオンが0.3gというのは、これまで経験がないと思う。建物のあちこちに「酸性の明礬緑礬泉につき石鹸は使用できません」と書いてある。

内湯のみで12疊くらいの浴室に3畳くらいの木の浴槽にじゃんじゃんお湯が入ってきて、縁からざあざあかけ流されている。お湯に入って頭を縁に載せていると、小川のそばにいるみたいな感じだ。ぬるめのお湯なので入っていても疲れないし、お湯から上がっても湯冷めしない気持ちのいいお湯だった。

 ふたたび函館方面に少し戻って道の駅「なとわ・えさん」が本日の車中泊地。奥が早速店に飛んでいったが本日が定休日だった。


すぐ裏が太平洋でかなりの波が打ち寄せている。今夜はこの音が子守唄になるか騒音になるか。


本日の走行は113.4キロ、燃費は10.9Km/Lだった。


 明日、明後日の2日かけて函館を見て、食べる。

コメント