サイクリングを始めて10年。 少なからぬ初期投資はかかるが、ランニングコストはほぼゼロ。 私等の年代の健康維持には最適な運動と思って続けている。
いろいろなコースを走ってきたが、原点とも言うべきコースを久しぶりで走った。 緑が溢れる季節、大変気分がよろしい。
家から麦秋の田園を抜け井野川CR(Cycling Road)に出る。 川に沿って南下し、群馬の森まで。 途中にここ1,2年で急速に力をつけてきた健康福祉大付属高校野球部の練習場、フェンスに懸かった全国制覇(左の赤い文字)の横断幕が実現性を帯びてきた。
群馬の森から玉村方面に左折。 八幡原の田園地帯を抜けて関越道烏川橋を渡る。 そのまま直進すると、先日の悲惨なバス事故の現場を通るが、今日は新町方面に向かう。 岩倉橋を渡って玉村町の角淵へ。 この先県営玉村ゴルフ場の中をゴルファーを横目に走り抜ける。3年前によそ見をしていてこんな障害物にかなりのスピードで激突し、40日の入院を余儀なくされた。 まだ少々後遺症が残る。 慎重に通過。
30年前ゴルフに夢中になっていたころは、まだ河原の中の埃っぽいところだったが、いまや木々は成長し、名門ゴルフ場と比べても遜色ない。 クラブハウスを横目に利根川に向かう。
こんな質素なクラブハウスにしておけば、バブルの終焉とともに多くのゴルフ場が経営破たんに追い込まれなくても済んだのにと考えながら。
利根川に出ると道は川に沿って北上する。 五料橋を通過すると、玉村町営の広々としたトイレ以外に何もない(だからこそ有意義な施設と思うが)広場に出る。 休日ともなればバーベキューの煙が食欲を刺激する。
福島橋を通過すると間もなく休憩所。 夏はここで冷たい水を体中に浴びる。 走りを再開すると気化熱で体温が下がり格好な熱中症対策。
もう全行程の2/3は終わった。 北関東道が利根川を渡る横手大橋で、サイクリングロードと別れ高崎東高校の前を通り、井野川に帰ってくる。 ゴールはもうすぐ。
こんな場面に遭遇。 初代日産ブルーバード。 50年前トヨタのコロナと熾烈なBC戦争を繰り広げた。 日本のモーターリゼーション開幕の車。 早く成仏させてやったほうがいい。 ナンバーがついているということはまだ廃車処理はされてないのか・・・