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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

根性、誠実、努力、公正、信頼

2016年12月19日 17時19分28秒 | 思考試行

「海賊と呼ばれた男」の映画をみた。小説も入院中に読んだのだが、うまく映画化していて、さすがにプロはすごいなと思わされた。

メジャーとの対決が、随所にあって、イランに向かうタンカーの話など、力が入った。それにしても今ある日本の現状がこうした人々の努力の上で、実現しているのだと思えば、西欧の連中の罪深い所業に思い至る。

アジアが、どれだけ彼らにやられてきたか、くいものにされてきたか、日本がアジアに侵略したことは事実であるが、それがきっかけとなって、アジアの諸国が独立に向かった事実は、無視できない。

この映画の背景には、負けるもんかの「民族」の誇りがある。民族にこだわることは、それほど、いいこととは思えないが、不公平なやり方、搾取を平気でやってくる連中には戦わなくてはならないというのは自然なことであり、負けることは、かれらのためにも良くない。

戦って(あげなければ)、彼らも目覚めることはない。まだまだ時間がかかろうと、正義は勝つような世界にしていかなくてはならない。久しぶりに正当な、感動を与えてくれた映画であった。