漫然と生きていこうと、何か目標を設定していこうと、どうと言うことはないのかもしれない。だが、目標の設定ができている人は、努力するにしても、集中力が違うだろう。効率がいいといえるかもしれない。
どうしても、目標が持てない人もいるだろうし、設定することに迷うこともあるかもしれない。人それぞれである。そして、社会全体として、人をしばり、目標を設定すればいいように思えるが、それは、効率が悪いかも知れない。
というのは、人は、縛られると自分のペースで動けないから、これは、大変なストレスになる。自由にさせて、その人なりのペースを尊重する集団、社会、であったほうが、実は効率が、いいように思える。
だからといって、競争至上主義で、弱肉強食の世界は、人間的でないことは論を待たない。生存に関して、研究がすすめば、人間社会がいかにあるべきか、自由度があり、お互いが切磋琢磨し、全体として、健全に暮らしていける「方法」「法則」が確立できる可能性を信じたい。
心理学を教養として、現在放送大学で学んでいるが、講師の態度、物腰には、人間の暮らし方のモデルのような講師がすべてのように思える。実に好もしいのである。すでに実例が存在しているのである。