卓球は、敏捷さが要求される。信じがたい反射神経が、発揮されて球の早い、激しいラリーが続く。
そして、この敏捷さとなれば、アジア系が有利なようだ。おおきな身体が有利とは言えず、力もあまり必要ということではないので、ドイツも帰化している中国人が中心の選手構成である。
今朝のドイツー日本戦は、ハラハラしながら見ていたが、技術だけではなく、メンタルな要素も強く、卓球もたいへんな競技である。
採点競技ではないから、誰の目にも勝敗は明らかであるが、エッジボールがあったり、ネットインがあったり、チョッとしたことから、ポイントが連続したり、この先の読めない勝負の行方というのは、まことに、デリケートである。
種目がたくさんあって、採点競技などは、審判員のミスジャッジなどあると、興ざめだが、今回、あまり極端な話はきかないから、なんとかうまくいっているのだろう。
日本は、メダルがたくさん取れているようだが、本当に各種目とも、メダルを取るとなれば、たいへんである。努力してきた者への栄誉である。心からおめでとうと言いたい。