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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

百田尚樹氏の本「永遠のゼロ」を読みかける

2013年04月28日 17時03分11秒 | 思考試行

探偵ナイトスクープの放送作家でもある。この作品がデビュー作品という。別の作品で、本屋大賞を受賞しているが、この本が文庫本になっているのをみて、購入した。

解説をみると、児玉清さんが、激賞している。なるほど、読みかけて、力のある作家であるとわかる。この作家がなにを言いたいのか、はっきりしていることがわかる。

複雑な心理的な話ではない。まっすぐに、問題の本質にせまっている姿勢を感じる。まだ、五分の一ぐらいだが、明確に伝わってくる。

テクニックとか、才能、才気とか、そういうものではなく、中味である。そういえば、探偵ナイトスクープは、常に具体的である。材料をどう活かして、話をすすめるか、そこに構成作家の腕が試される。

それは、言葉のテクニックや、きらびやかな装飾ではない。まっすぐ、人間に向かわなければならない。神秘ぶったり、難解さを売り物にしたりなどしない。

井沢元彦さんの本といい、百田さんの本といい、このところいい本に、めぐりあっている。