スマップ5人旅は、面白かった。子供時代からアイドルとして、活躍してきて、今や大スターさんである。5人共に、グループであると同時に、個別でもそれぞれが、それぞれの個性を活かして、映画、テレビで大活躍している。
結成25周年として、本人たちが、必ずしも望んでいないテイで、5人だけの旅をする。家内と二人でみたが、何度笑ったことか、それぞれの素顔らしきものがのぞいて、彼らの、やり取りがおかしい。
そして、人間関係の機微、本音、思い。感情。
飼い猫が、老衰になって、ずっと、ほとんど同じ場所にいて、無視しているわけではないが、受け入れる気分になっているから、気分としては重くはないものの、愉快とはいえない気分のなかで、大いに気分転換となった。
大阪での、普通の食堂での、はしゃぎぶり、彼らにとって、普通が普通ではないこと、演技か、本物か、いずれにしても、シーンとして成立していた。これは、演技ではないだろう、とすると、スターさんとしての生活の特殊性を感じることとなる。
カラオケのところで、草、中居が思い出の曲をめぐって、涙するところは、まるでドラマだし、心情がよくみえて、感動した。歌が好きなのと、その思いは、素晴らしい。
そして、草は、「事件」以来、酒を一切断ってきていること。今や、飲まずに、酔えると言っている。それを知って、本当に驚いた。厳しく、自らを戒めている。
子供時代からの、特殊な生活環境の中から、よくぞ、ここまできたものである。