今日は、本当に好天気で、長居公園そばの商店街で、弁当など仕入れて、植物園のなかで、ゆっくりと昼食をとった。公園のなかに、大きな池があって、今は、蓮が枯れたような風情になっている。こうべを垂らして、群れをなしている。
季節がくれば、また青々と葉をしげらせ、蓮の花を咲かせるのだが、今は、そんな感じは全然なく、静かに時節到来を待っているのである。
亀が水面に頭をだし、むこうで、鯉がはねる。足元には、鳩がよってきて、妻が弁当の卵など、少し落としてやると、猛烈な勢いでついばむ。とびちる破片も、ことごとく、見つけて、一切、残すことはない。
気配を感じて、たちまちのうちに10羽ぐらいが集まってくる。こちらに、注目しているようにはみえない。あくまで、食べるものが、ふってくるかどうかだけをみている。
弁当そのものに、着目しているとすれば、「共存」は不可能だが、そこまでしないから、成り立っている風景である。小生は、ケチだからやらない。こういうことで、ケチだと自覚させられる。