空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

隠された構造

2009年04月09日 09時08分17秒 | 思考試行
国と自治体との関係が、大阪橋下知事の発言から、我々の目の前で展開されている。マスコミも、この問題をとりあげていて、今まで見えなかった構造が、明らかになってきている。

あの手、この手で、国は自分の都合を、自治体におしつけ、権益を守ってきた。力を持つ側に有利なように、政治を動かしてきた。弱者は、切り捨ててきた。その構造が露わになってきた。

今まで、なぜわからなかったのだろうか。毛色の変わった、特殊な人でなければこういう事態が明らかにされない。世の中すべての構造が明らかになることはないのかもしれないが、隠されてばかりでは面白くない。いい傾向である。

隠された構造といえば、政治の世界で、時の政権党にすりよる姿勢を隠さない公明党が、線香花火的に、弱者よりの「政策」を主張する。単なる人気取り、バラマキ、場当たり政策を出す。

だが、彼らの本音は、本当に弱者の味方だろうか。どうもそうは思えない。池田大作名誉会長の国会喚問をさけるための方策としての議会対策のようにみえる。

海外から名誉なんとかの勲章をもらいまくり、表面には立たないような顔をしながら、各地に区役所規模の「講堂」「会館」を作りまくっている。中には、「・・・池田・・・講堂」などと、池田の文字を入れているところもある。

一時は、国立戒壇を、はっきりと口にしたこともあった。これは、本音であると見ている。前記の会館施設は、このために作られていると見る。宗教施設の体裁をとりながら、政治活動の本拠としているのではないのか。そうであるなら、まさに、カルトの前線基地である。

公明党、創価学会も隠された構造がある。政教分離は、なぜそうしなければならないのか、原点に立ち戻っての、意味を検討しないといけない。

思考停止に陥った大衆が、結果として、どうなるのか、歴史の教えるところを明らかにして、今、なぜそうしているのかをはっきりさせなければならない。