ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

花の写真

2009年05月13日 22時15分53秒 | 自然
学生の頃は盛んに山登りをしており、
社会人になってからもその趣味は続いていた。

昭和53年の夏は、
8月ひと月のうち
25日は山に入っていたなあ。

北アルプスと呼ばれる山は
ほとんどすべて登頂し、
これまで登った100名山は
合計45座。

山に登っているうちに、
足元にあるさまざまな植物が気になり始め、
やがて野草を求めて
各地の山を歩き回る日々が
10年ほど続いたことがある。

ある日、山登りをしているときに、
昔ほど無理がきかなくなっている
自分の身体に気づき、
トレーニングでも始めてみようと思って
走り始めたのが運の尽きだ。

それから20年以上、
トレーニングのランニングが主な趣味となり、
トライアスロンにまでたどり着いてしまっている。

つまり、
わしのランニングの原点は
山登りだったわけである。
だから、今も自分の中に
自然志向はしっかり残っている。

あるときはナチュラリスト、
あるときはランナー(ジョガーかな?)
そしてまたあるときは
介護ヘルパーのdoironなのである。

それはさておき、
そんな野草の写真を撮り続けたときに
貯めた写真が20000枚近く残っており、
押入れの隅っこに箱に入って眠っている。

今は取り出すのも怖いくらい
ほこりを被っているが、
お気に入りだけは
ちゃんとアルバムに整理をし、
本棚の一角に鎮座ましましている。

こうして、
かなりのスペースを占拠している
これら20000枚の写真を、
もし、デジタル化することができれば、
1枚100KBとして
合計2GBあればいいとなる。

これは小さなメモリースティックひとつに
十分治まる大きさだ。
マイクロSDにいたっては
指先の爪ぐらいにまで小さくなってしまう。

10年間の日々の記録が、
爪ひとつ分というのも
なんとなく悲しくなってしまうよなあ。

ま、人間が一生に体験する
客観的な出来事は、その程度のものだろう。
山より大きな愛情や海より深い悲しみは、
また別のものだ。

そんな貯め込んだ写真をスキャナーを活用して
デジタル化するとすれば
膨大な時間と労力を要する作業となるだろう。
だから、
それはライフワークのひとつとして
定年後の楽しみに取っておくことにしよう
と思っている。