ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

クスノキにまつわる話

2008年07月04日 22時14分19秒 | 自然
近所の神社に大きなクスノキが数本ある。

そのうちの一本は、
高さが25m、
幹回り3m
の大木で
市の保護樹木になっている。

そんなに大きい木だから、
当然子どもの頃からそこにあった。
そのクスノキ
(わしらの間では、一部の者は“クッスン”という)は
狭い神社の境内でやった
三角ベースの野球、
神社の片隅でビー玉
メンコ(わしらのところでは“ベッタン”という)、
ベーゴマ(同じく“バイ”)
に熱中していたわしらをずっと見てきた。

昔は木登り名人といわれたわしも、
さすがにその木は太すぎて、
高すぎて登れなかったな。

そのクスノキが見せた面白い生態がある。
植物も生き物なんだなあと実感した出来事があったのだ。

その神社は、
毎年秋にだんじり祭りの
宮入の舞台になるわけだが、
14年前の祭りでこんなことがあった。

わが町のだんじりが、
宮入のやりまわしのときに
クスノキに衝突したのだ。

ケヤキでできただんじりの大屋根は固く、
頑丈に作られているが、
かなりの勢いでぶつかったから、
屋根は中破してしまった。
そしてクスノキも
地面から2m50cmくらいの
高さにあるぶつけられた箇所が
直径10cmくらい樹皮がえぐれてしまったのだ。

その事件を契機に、
わが町のだんじりも
大きなだんじりに買い換えられ、
以後新しいだんじりがその場所を通るたびに、
クスノキの傷が屋根のずっと下にあるのをみて、
昔のだんじりの小ささを
なつかしく思い出したりしていた。

そうして一年に一度、
見上げていたクスノキの傷は徐々に癒え、
今はその部分がこぶのように盛り上がっている。

一年に一度の確認、
クスノキの傷は14コマの画像となって
わしの記憶に残っているのだ。

しかし驚くべき生態は
そんなクスノキの修復力だけではない。

クスノキはあまり根元のほうに枝をつけないものだ。
だから木登り名人でも登れないわけなのだが、
この傷ついたクスノキは違った。
こぶができた20cmくらい下から、
小さな枝が生え、
それが上に向かって伸びてゆき、
丁度傷のあったこぶのあたりの前方の空間に
葉を茂らせたのだ。

まるで、自分の醜い傷跡が恥ずかしくて、
それを隠すように。

葉に覆われて見えにくくなった傷跡は
あと30年もすれば、
人々の記憶もすっかり歳月に覆われて
クスノキを見上げる者もいなくなるだろう。

そして百年後、
クスノキを見上げて
その枝を不思議に思う人がいたときに、
実はこんな話があったんだと、
こぶと枝をみて
村のだんじり事件のことを語れる人が
ちゃんといるように、
わしは息子にこの話を
語り継いでおこうかなって思っているのじゃよ。

痛っ!

2008年07月03日 21時41分14秒 | weblog

腰に疲れがたまっている。

走っていても
背中に板を貼り付けたようにバリバリで、
右足の後ろがビリビリ痺れてくるのだ。

友達に相談したら、
マッサージに行くことを勧められたが、
実は恥ずかしながら
これまで本格的なマッサージには
行ったことがない。

整骨院で電気をあてられたり、
力の強い友達に
整体まがいのことはされたことはあるが、
じっくり時間をかけての
本格マッサージというのは経験がない。

というのも、
くすぐったいとの
痛いのが苦手なだけなのだ。

全身、○感帯やからね。

柔らかくやってもらうのはくすぐったいし、
きついと痛い。

よ~く効いて、
眠くなるぐらいのマッサージてないものかねえ。

でも、
そんな贅沢も言ってられないくらい、
現在、腰の不調は切迫している。

原因は多分バイクだろうな。
6月ひと月で700kmを走破。
上り坂などの負荷はあまりかけてないものの、
この距離はここ最近では
かなり長いほうだ。
ていうか、記憶にないくらいの距離だ。

第五腰椎分離すべり症

これが、わしの持ってる持病で、
今の腰痛も多分ここから来ているはず。
練習が詰まってきているところへ、
最近はウエイトをやる機会が少なく、
腹筋もあまりやってないから、
多分背骨が滑り始めているのだろう。フムフム



脂肪が落ちて腹筋はかなり割れてはきているのじゃが・・。

だから
意を決して一度マッサージに行ってみようと思っている。
まずは、
T平の湯のマッサージでも受けてみようかな。

オススメのところがあったら、
誰か教えてくだされ~。


茶の間にて

2008年07月02日 22時12分49秒 | 生活
クイズ番組が花盛りだ。

たいがい
毎日といっていいほど
ゴールデンタイムでクイズをやっている。
このクイズ番組から、
おばかキャラが誕生し、
歌を歌ってヒットチャートを席巻。
さらには、
このグループの物まねをするものまで現れる始末。

一体このブームは何なんだって感じやね。

それにしても感心するのは、
漢字クイズだの、
教科書クイズだの何だのって、
よくこれだけたくさんのクイズを
考えるよなあってことだ。

見ている視聴者、
日本国民の雑学知識も
0.1%くらいは向上したかもしれない。

でも、このクイズ番組、
考えようによっては
いくらでも演出が可能だ。

チャンピオンクラスには
あらかじめクイズを見せておくことで、
さらにその知識力を誇示できようし、
おばかキャラには、
こう答えてくださいと
あらかじめ指示しておくことで、
いかようにもキャラ作りをすることができる。

たしか、それに似たようなストーリーの
映画があったような
無かったような。

天然バカといわれている人も、
もしかしたら創られているのかもしれないよなあ。

そうなれば
もう天然バカではなく、
非常にしたたかな人工バカだよな。

そんなこと考えながらも、
今日もチューハイ片手に
クイズ番組をみては、

「すごいなあ」

とか

「おばかやあ」とかいいながら、

一驚一喜しているのだが、
もし本当に創られているのだとしたら、
ちょっと斜めに構えながら
楽しまないといけないなあと思っている

今日この頃なのだ。

複合練習

2008年07月01日 23時24分59秒 | トライアスロン
日曜日にたかだ15キロ走ったぐらいで
軽い脱水になったのが解せない。

というわけで
月曜日は外を再び14キロ走った。
最初はなかなかエンジンが
かからなかったが
終半はキロ4分半ぐらいにまで上がったかな。

よしよし、日曜のリベンジは
無事果たせたぞ。

そして本日。
いよいよレース月の7月に
入ったこともあって
より実戦向きの練習を試みた。

帰宅後、すぐに
バイクで山に出発。
暗くなるまでの
小一時間を必死で漕いだ。
距離にしたら約25キロ。
通勤帰りの車を横目に
結構全力走をしたよ。

そして、帰宅後
バイクを置いて
すぐに走りに出た。
そう

バイクラン

の練習だ。

走り始めると、すぐに
皆生のランで最初の温泉街の
中でのランを髣髴とさせる
脚の負担が・・・。

う~ん、この脚の重さは
まさしく
トライアスロンのラン。
この状態で、できるだけ
パフォーマンスを引き出すためには
そんな脚に無理やり鞭打ってのランが有効なんだ。
その状態で7キロを走った。

ラスト500mを
キロ4分ちょいで走り、
息を弾ませて帰宅。

短い時間だったけど
今日の複合練習は、
皆生本番に向けて、
非常に意味のあるものとなったにちがいないな。