ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

山菜狩り

2007年04月10日 22時47分50秒 | 自然
花見のメンバーで、
2週間後の週末に山に行くことになった。
場所は大峰山系とだけしか決まっていない。
目的は

山菜狩り。

採りたての山菜を天ぷらなどにして、
焚き火を囲んでパーティをするのだ。
わしはそこそこ山菜の見分けがつくので、
わしが参加するときのスペシャル山行だ。
天気がよければ
降るような星空の下で、
それはそれは贅沢なディナーになるのだよ。
調理はT本さんが担当だ。
普段は、
絶対おさんどんなどしないだろうに、
山に行けば俄然はりきって、
無類のシェフぶりを発揮してくれる。

調理に使う道具、調味料、
料理の仕方ひとつにもこだわりが見られる。
アウトドア雑誌の見本のような、
チタンの食器類、
使いやすく分類された調味料は、
工夫をこらした容器に詰められ、
その種類も豊富だ。
もちろん調理の火加減にもこだわり、
天ぷらは熱い油でカラッと揚げないと気がすまない。

そのうち、コック帽までもって来るんやないだろうか。
当然、食事をひきたたせるアルコール類にもこだわりがある。
ウイスキーの銘柄では、
何がいいとか、
焼酎は黒糖焼酎を好んで飲む。
それくらいアウトドアクッキングの鉄人ぶりなのだ。

ただ、アルコールは
彼のほかにも相当こだわるメンバーもいて、
これまで「森以蔵」
(漢字間違ってるかな)
や「百年の孤独」などを
ネットを通じて手に入れ、
ここで飲まなきゃどこで飲むんだと言わんばかりに、
山では大判振る舞いをしてくれる。

そんなシェフやソムリエを相手に
わしも粗末な山菜しか見つけられないと、
申し訳ない。
いきおい、山へいくと、
必死に山菜を探さないといけない。
その時期だと
タラノメ、ウド、アケビの新芽
などが旬を迎えているだろう。
幹にするどいトゲのあるタラノメでも
少々の傷は覚悟で採取せねばなるまい。
今年は高いところにある
獲物を取るための工夫もしてみようと思っている。
ウドは見分けが難しいので、
ギョロギョロと
小さい目を精一杯広げてさがす。
とまあ、こんなことが結構楽しいのだ。

この春の山菜ツアー、
ここ数年は萩往還のために封印していたが、
今年いよいよ復活する。

本来、山菜は探して見つけるのではなく、
山菜のあるところに目が行く、
すなわち向こうからこっちを見つけてくれるものなのだ。
以前は時速60キロで走っている車の中から、
草むらの陰に隠れている山菜の
小さな株でも瞬時に見つけたものだ。
そんなカンを少しでも取り戻そうと、
近頃は朝の通勤読書で植物図鑑を眺めている。

果たして山菜は採れるのか、
天気はどうなのか、
わくわくしながら2週間後を待っているのです。

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