ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

抜歯

2009年04月17日 23時20分23秒 | 最近の出来事

近所の行きつけ、馴染みの歯医者で
親知らずを抜歯した。

その歯医者では
昔、近所の知り合いの
お母さんが働いていて、
その人が辞めたのと入れ替わりに
昔のプール友達の人の娘が
今、働いている。
名前は仮に「A子」としておこう。


親知らずから
数えて3本目の虫歯の治療で
通っていたのだが、
その歯をきちんと治療するには
一番奥の親知らずを
抜いたほうがよいと言う
歯医者の指示に従い、
今日の抜歯を決意した次第だ。

仕事を終え、予約した時間ぎりぎりに行き、
治療台に座ったら
A子がやってきた。

「doironさん、今日は抜歯やけど
心の準備は出来てる。」と聞いてきたので
力なく、
「うん。墓も磨いてきたし
遺言も書いてきたから
どないなとしてくれていいで」

「うひゃひゃ
歯、抜いたくらいで死ねへんわ。
ところで、この前ママにdoironさんが
来てるって言ったら、
また飲みに行こうって連絡するって
言ってたで」だと。

「無事、歯が抜けて
生きてたらいつでも行くって
言うといて」と伝えておいてもらった。


さて、今日の治療の流れだが
あらかじめ聞かされていた
手順はこうだ。

1.まず親知らずの根元に麻酔を注射

2.その麻酔が効き始めるまでの間
治療中の歯に、被せを接着

3.しばらく放置し、被せた歯から
はみ出た接着剤のバリを取る

4.そしていよいよ抜歯

5.血がある程度止まるのを待って
処置は完了

順を追って詳しく解説してみよう。

まず、1の注射だ。

この歯医者で親知らずを抜くのは
2本目。
麻酔が効いているので
抜歯そのものは痛くないのだが
この注射が結構痛い。
歯茎に鯛の骨が刺さったときのような
痛みに耐えねばならない。
「ちょっと痛いですよ~」と
言いながら針を刺されるのだが
この段階で
全身が硬直してしまう。
「力を抜いてくださいね~」と言われながら
針は数箇所を移動して
麻酔が注がれていく。
「はい。ではうがいをして。それから
被せにかかりましょう」
と言われるのだが、
うがいなんかして大丈夫なのか?
せっかく痛い思いをして
打った麻酔の効き目が薄れたりしないのか?
と心配しつつも
こぼれた麻酔が
のどに流れて
変な声になったりしてはいけないと思い
クチュクチュとうがいをする。

2.の被せはスムーズだった。
前回、うまく型が取れたようで
一発でぴったしはまった。

3.しばらく接着が乾くのを
待つために、独りにされる。
この時点で最初に打った麻酔が
かなり効いてきている。
舌も痺れているようだ。
あごが巨大になったような感触も・・・。
ここでやってきたのが
歯科医ではなく、歯科助手かな
別の若い人。
「はみ出たセメントをきれいにしますね~」
といいながら、
器具でガシッ、ガシッと掃除していく
このときも少し緊張した。
どんな器具を使っているのか知らないが
手が滑って、口内に刺さったりしないのか
と思っていたそのときだ。
「あっ」、と言いながら手を滑らしおった。
でもこの時点で麻酔はしっかり効いているから
どんな状況なのか
わからない。
少々、口内に傷がついても
感覚も無いしね。
「すみません。大丈夫ですか」と聞いてきたが
感覚が無いのだから
こっちが「大丈夫ですか」と聞きたいぐらいじゃったわい。
どうやら、口内に傷をつけて
血を拭っているような様子も無いので
大丈夫だったのだろう。たぶん。

4.そして、いよいよ本日の
メインイベント
抜歯じゃ。
麻酔をしてくれた先生がやってきた。
「どうですか?」
「あごがジャイアント馬場のように
大きくなったような気がします。アッポー」
「大丈夫ですよ。イケメンのままですから」

えっ、す、すみません
ここは話を創りました。

麻酔の効きを確認して、

ゴリゴリ、スポッ!

超短時間で抜歯終了。

5.終了後、先生に
「今日は絶対運動は×ですからね」
と念を押されてしまいましたわ。
というのも、
以前働いていた近所の人が
わしのことをかなり
吹聴していたからね。
普通は、運動なんて言わないやろ。

そんな忠告に従って
筋トレだけでもと思っていたけど
あきらめることにした。
仕方なく、まっすぐ帰宅して
ほとぼりが冷めた頃を見計らい
アルコール消毒しながら食事。
食後にさらに、チューハイで
消毒しておきました。

「親知らず」というのは
親が知らない頃に生えるところから
名づけられているんやろうけど、
虫歯になって抜く頃には
その親も介護が必要になって
やっぱりよくわかっていないという状態だ。

うまく名づけたもんじゃて。




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