ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

関西房総族イチビリ旅 1

2015年04月24日 21時04分17秒 | 最近の出来事

わてらが意を決して関東の旅に出かけたんは、
春の真ん中、雨のよう降る季節やった。

義理のおかんの介護の手配をして、
ワンコの宿も手配して
1宿2飯のぶらり旅で
房総半島に行ってきたんや。

乗った飛行機は関空から出る
ホンマに安いピーチの激安便。



椅子がパイプいすやったり、
キャビンアテンダントが
シルバー人材センターから派遣された
割烹着のばあさんやったとしても
文句のひとつも言えないほどの
やっすい料金やったわ。

座席はやっぱり狭かったけどな、
大柄ではないdoironには
そんなに不自由でもあらへんな。



早朝便やったさかいに
午前8時過ぎには成田に着きよった。

もうここからは関東弁の世の中やさかい、
思いっきり関西弁でいてこましたれ
と思いつつレンタカーデスクに向かったねん。

「ねえちゃん、予約してた車あるけ?
doironちゅうもんやけど」

思わず姉ちゃんも

「おますおます」とは言いよりまへんでしたな。

これも格安レンタカーを頼んどいたさかい、
ナビがのうても、
タイヤが3本しかついてのうても、
ボディに「パチモン商店」とペイントしてあっても
しゃあない料金やってんけどな。

せやけど貸してくれはったんは、
ナビもついてるしタイヤもちゃんと4本付いてる
日産N―トでっせ。

ニートとちゃいまっせ。
「ノ」でっせ。

ええとこあるやんけと思いながら、
さあ、向かうは春の花咲く房総半島や。

途中、「八街市」というところを通った。

「八街」とかいて「やちまた」と読むそうや。
明日から「やってもうた」市
に名前をかえなはれ
などと言いながら運転しつつ、
最初に着いたんが九十九里浜や。





おうおう、九十九里とは
またエライきばってつけた名前やないけ。

せやけどな、関西の紀伊半島には
熊野古道沿いの岩代王子のそばに
千里浜ちゅうとこあるで。

九百一里も短いんやったら大したことおまへんな。

それに、千里浜に行ったときは
晴れとったけど、
こっちはえらい雨やんけ。
どないしてくれるねん。

このあたりはピィーナツの産地やそうや。
「ピーナッツ」とちゃうで、
「ピィーナツ」やで。

黒っぽい土のピィーナツ畑を
あちこちで見かけたわ。

早くもお土産に「ピィーナツ最中」
ちゅうんを買うたった。



昼飯は網代湾に面した
御宿というとこで喰うことにした。

ん?網代湾てか。

あかんあかん、
これも関西の紀伊半島の
「由良」ちゅうとこにおんなじ名前の湾があるで。

熊野古道からはちょっと離れてるけどな、
気持ちのええとこやねん。
せやさかい真似してもろたらどんならんわ。

喰うたんはこれ。



なかなか新鮮やったさかい、
素材の味はよかったんやけどな、
醤油がいかんかったわ。

房総で醸造した醤油やて。

醤油はやっぱり和歌山の湯浅やでなあ。

それにしても、地名も醤油作りも
和歌山に似てるなあと思てたら、
その先にあったんが

「勝浦市」やて。

こらますます怪しいやんけ。
どうも房総の人は関西の和歌山に
あこがれとるんとちゃうけ。

その勝浦にある

「海の博物館」



たらいうとこに立ち寄ってみた。



ほんだらちょうど
「クラゲ展」たら言うのんやっててな。



こんなクラゲや



こんなクラゲが



ようさん展示されとって





ゆらゆら呑気にゆらゆら泳いどって





えらい楽しませてもろたわ。
せやさかい、「勝浦」の名前使てても
許したろと思たわけや。

せっかく飛行機に乗って
はるばるここまで来たちゅうのに、
関西の地名やて、
ちょっとあいそないけどな。

和歌山に来たみたいやな
とか言いながら運転してたら、
えらいびっくりしたとこに出たわ。

その名も「白浜」やて。

こら一体どうなってんねん。

続く


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