熊野古道の途中なんですが、
最近ちょっと気になることで
時期のあること、それを書いておきます。
実はdoironの最近のジムの状況なんですが、
これがとても充実しているのです。
自転車も長いと
2時間漕いだりしているしね。
もうこれで距離も50~60キロ近くで、
カロリー消費量も
600キロカロリーあったりします。
まあ、負荷が100と軽いので
さほどでもないのですが、
以前に比べて多く漕いでいます。
で、気になることというのはそんな運動の事・・・
というわけではありません。
そんなに自転車をこいでいるのは、
早めにジムに行き相撲をテレビで
見ながら漕いでいるわけです。
なのでこの大相撲場所の時期の
読書はかなり減ります。
でもねえ、相撲取りのあの強烈な
体のあのしなやかさはどうなんでしょう。
飛ぶように土俵下に転がっていっても、
ほとんど故障もなく立ちあがってくる
というあの見事さ。
日頃の鍛錬の様子がよくわかりますねえ。
今場所は、横綱稀勢の里の復活、
御嶽海の頑張り、栃ノ心のカド番
などの見どころも多く合って、
今日までも随分楽しませてもらいました。
優勝は白鵬がするんでしょうが、
手に汗握る取り組みも多く、
自転車のハンドルをグググーっ
と握ってしまいましたね。
そんな中なんですが、
最近あることに気が付きました。
あの取り組み時と一緒に
土俵に立っている行司の事なんです。
ある日、ふと行司の服装に目が行くと、
たいていは家紋とかが
入っていたりするのですが、
中には
「ん?これはなに」
というような模様が入っていたりします。
例えば丸の中に横に二本の線が
はいっているものや、
まるでデジタル模様のように
線の間に“Z”みたいな字が斜めに
走っているもの、そう、ちょうど
心電図の波形のようになっているもの
もあったりするのです。
驚くのはアルファベットの
“D”の文字がいくつも
印刷されたものなんかもあります。
doironが見てる上位陣の取り組みでは、
一人の行司が2番見る(立行司は1番のみ)なんで、
次々といろんな行司が出てくるのです。
で、さっそく調べてみますと、
あの行司の姿にはいろんな
ルールがあるんですねえ。
それらはなんと行司のランクによって、
厳しく分けられているんだそうです。
着物の柄はまあ自由なんですが、
ひもの色にもルールがあります。
服についている菊綴という
模様の色なんかも決まっているんですね。
菊綴なんて知らないでしょう。
なんか小さな菊の紋みたいなのが
あちこちに張り付けられています。
烏帽子、軍配、帯の色など
行司の姿に注目していると
いろんなものにルールがあるようです。
それに十両以前の取り組みの
行司ははだしだけれど、
十両からは足袋を履き、
最後の立行司は草履をはいても
良いとなっているというルールもあるんですよ。
詳しいことはネットなんかでも
かなり詳細に書かれていますので、
注意してみてください。
木村庄之助や式守伊之助などの
トップ2なんかは帯に刀を差しているそうです。
もし取り組みの結果を
さし間違えたら腹を切ります、
というほどの気持ちを表現しているんだそうです。
残念ながら、現在立行司は
セクハラ問題などで不在となっています。
この9月場所の跡に決まるそうです。
これもまた一つの楽しみになりますね。
相撲の力士は厳格な位置づけ社会
だといわれます。
でも力士だけじゃないんですね。
行司にもそんな厳格なランク分けが
されているんですね。
だとしたら、呼び出しにも
そんなランクがあるのかなあ。
時間が来たら力士にタオルを渡す人とか
懸賞の旗を持つ順番、例えば
永谷園をだれが持つとかも
あるのかもしれませんね。
そしてそのランクを決めるのは
日本相撲協会だったりするんですかね。
次々と疑問がわいてきます。
今場所の相撲もあと2日を
残すのみとなりましたが、
取り組みの結果もさることながら、
そんな行司の姿をじっくりと
ルールと合わせて見てみるのも
面白いかもしれませんよ。
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