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いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

熊野古道大辺路突入5

2018年09月20日 21時13分13秒 | ウォーキング

櫟原神社は旧諏訪神社、
梅田神社、厳島神社、岩崎神社の
4社を合祀した神社。



その名前からこの周辺には櫟すなわち
クヌギやイチイが生えていたんですかねえ。

道標からしばらく歩いていきますと、
参道が左手に見えてきます。
坂道を登っていくと本殿です。



そこにはまず「庚申さん」の
お堂があります。



この辺りは庚申信仰が盛んですね。
熊楠はインドの神が化身したもの
と言っておりますが、
確かにその姿を見ると
ちょっと異国人風ですねえ。

そしてこの納札所は大きな
クスノキで出来ています。



本殿でお参りしていますと、
そこに祭神がかかれています。



合祀された神社ですから
祭神は多いです。
その中の一つに「若一皇子権現」
とあります。
これもやはり熊野三山に絡んでおり、
「若一」は「にゃくいち」と読むようで、
最近は天照大神とかぶっている
ことが多いようです。

そういえば手前にあった大潟神社も
「若一王子神社」といわれていましたね。



この辺りはやはり熊野信仰と
ジンワリと絡んでいます。

この櫟原神社の辺りで、
今回歩くコースの中間地点くらいになります。

神社を出て大辺路の案内に
沿って進んでいきます。



このあたりはまた田園地帯に
なってきましたねえ。



お米も実って頭をしっかり下げています。

稲刈りももうすぐですねえ。

ちょっと何となく滑稽な
飛び出し小僧を見ながら歩いていきますと、



交通量の多い道と交差していきます。

お店の看板を見るとなんか
見た記憶があります。



地図で確認してみますと、
この道を横切って進んでいきますと
中辺路へと進んでいくようで、
これまで何度も通ったことのある道です。

ああ、そうかああの時は気が付かなかったけど、
中辺路の行きかえりに車で
大辺路を横切っていたんですねえ。

そんな道と交差してなおも
まっすぐ進んでいきますと、



魚のひもの作成現場に出ていきます。
その先の店先の若い人に聞くと、
今干してあるのはアユだそうです。



ふ~ん、アユてそのまま焼いて
食べるのかと思ったけど
こんな干物もあるんですねえ。



富田川に向かって進んでいきますと、
うわ~ここの橋は潜水橋です。
名前は山王橋と言います。

橋面が堤防より低くて
大水が流れてきたら橋もながされます。
四万十川みたいですねえ。




橋面のところに立って記念写真。
ここが今回のメインの場所かなあ。



この写真で四国に言ってきました
っていえるかもねえ。

そしてこれは渡り終えてから
後ろを振り向いて撮った写真です。



いやあなかなかいい景色じゃないですか。
ネットで見てみると2011年頃の
台風で流されたようですねえ。
これがなかったら地域の人は
とても不便をするでしょう。

誰か自転車でもこないかなあ
と思ってみていましたが
来ませんでしたねえ。
普段はそんなに通行量が多くないと
思います。
自転車じゃ乗ったまますれ違えんでしょう。

橋を渡って堤防の道路に出たら
右折して川を下る方向に歩いていきます。

川沿いの道の端っこを
車に注意しながら歩いていきますが、
う~んなんかこの辺は口熊野マラソンで
走ったような気がしますねえ。
違うかなあ。



この辺りを歩いている頃は
かなり暑くなってきました。
このあたりは影もほとんどなく、
最後の夏休みにふさわしく
汗まみれになっていましたよ。

途中大きな木の日陰がひとつありました。



ここで少し休憩です。
いいところにある地蔵さんですねえ。



この辺りで川の向こうに
岩崎神社とかあるのですが、
まあ山王橋が崩れてて
川を渡れないときには
そちらを訪ねなさいということですかねえ。

さあて前方に大辺路の道案内が
見えてきました。



ここを左折して、田園地帯を歩きつつ
厳島神社の方へむかいましょう。



この辺りで持っているお茶も
残り少なくなってきました。
自販機があれば購入しましょう。

やがて左側にこんもりした
神社の山が見えてきました。



厳島神社です。

続く


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