ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

最後の医者のリハビリ

2015年11月20日 21時44分33秒 | 最近の出来事

今日は今回の病気の
最後のリハビリだった。

病気をしたとはいえ
このリハビリというのが
まあ、自分で受けておきながら
ちょっと面白い制度だったなと、
なんでも好奇心を持って見てしまいます。

まあ、まえからいろいろあるだろうってことは
何となくわかってはいたんだけどね。
まさか自分が受けることになるとは
思いもよらなかったんだよね。

幸い体の機能的には
何の問題もなかったんだけど
頭がねえ、こないなるとは
思ってもいなかったよ。
病気に襲われた時なんかは
なんか10歳くらいいっぺんに
歳を取ったみたいに感じたな。

僕が通っていた病院には1階に
立派なリハビリ室があった。
実際受けてみると
いろんな人がリハビリを受けているんだ。

例えば事故で片足を無くしたという
A子さんは、毎日毎日
松葉杖を使いながら
日々、見事に歩けるように
なっていきはった。

B男さんは、言葉、運動機能ともに
失った人だ。
毎日、運動と言葉のリハビリに来てはった。
自分の動きが思うようにいかず
いつもそばについている奥さんに
あーだこーだと文句を言ってたな。
奥さんもきっと大変だったろう。

もし僕が、あんなリハビリを
受けていたらどうだったろうか。

奥さんに文句言ってたかなあ。
まあ、多分自分の老い先を
いろいろ嘆くだけで
「すまんなあ」と嘆いていただろうな。

まいにち、午後に始まるそんなリハビリも
そんな人々を見に行くだけでも興味深く、
なんとなく毎日「さあ、いっしょにがんばろう」
という気持ちで頑張ったものだ。

後半のリハビリは主に脳トレで
ああ、こんなことをうまく考えたものだ
というのが、いろんな色で書かれたじゃんけんの
本物の色を当てるという実験だった。
ものが、じゃんけんだけに
勝つとかかてんとかいうことも入って
なかなか面白い。
なんか元気な時にやってみたかったな。

今日は60個を約1分ほどでやっつけたが
実際どうだったのか
一度そんなデータもとっておいたらよかったかもねえ。

いろんな、問題データを撮っておいて
1年一度くらいでやってみると
意外に自分の脳みその衰えが
ようくわかるという仕組みだ。
あ、でもこうしてブログしてたらわかるかな?

そうそう、今回のリハビリで
ちょっと変わったことをやったのが
「では、今から一分間、野菜の名前を言ってください」
というものだった。

やってみよう

「しゃがいも、サツマイモ・・」から始まって
途中から赤ニンジンやワサビナまで出てきた。
このリハビリは、実は入院中にも
やったもので、そのときは3つでギブしたけど
今回は15くらいは出てきたぞ。

先生は、めちゃ難敵の野菜まで出ますねえ。
でも普通のキャベツやニンジンが出ませんでしたよ
といいながら、笑ってはりました。
なかなか、面白いものです。

すべてのリハビリを終えて
担当の女性の先生は
こんなことを言ってた。

「doironさんは、私が思っていたより
数倍はやくリハビリに対応できていった。」とね。

まあ、こんなリハビリはよくあるんだろうな。
興味を持っているだけに
意外にこういうのは強いのかもしれない。

でもねえ、
「もし、仕事をバリバリしている人が
こんな症状になったらどうするんやろ?」と
聞いてみたら
なかには、言葉をあまり使わない部署に
配置換えとかになるでしょうね。
と先生はおっしゃっておられました。

でも、doironさんの場合は
もしかしたら、元の位置にまで
戻れることは可能でしょうね、とも。

まあ、フリーライターとしては
ちょっとリスクが大きいかもしれないな。
でも、
これから、世間で人と話をするときに
もしこの人は何をしゃべってるんやろ・・・
などと、思っちゃいけないね。
もしかしたら、自分でも気づかない
そういう軽い脳梗塞が、その人に
始まっているのかもしれないしね。

世の中にはそんなこともわからないほど
病気に陥ってることも
十分あるだろうからね。

これからは、そういうことにも
しっかりと気を付けておかないとね。

まあ、とりあえず今回の病気の
リハビリはこれですべて終わった。
一番驚いたのは、まあ頭のこともそうやけど
薬が一種増えただけで
薬代が倍になるってことやったなあ

まあ、それも安心代だと思っておこう

病気になるたびに失うものも多いけど
まあ、最悪の状況は免れたんだろうて。

またしっかり生きていかなくちゃね~


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