ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

たんすの中身

2012年01月08日 22時01分13秒 | 最近の出来事

doironくらいの年齢ともなると
介護暮らしをしている友人も
徐々に増えてきている。

父親の具合が悪く
病院を転々としている友人と
先日話をする機会があった。

最近の介護事情には
自分の親のことで
いろいろ勉強もしたし
実際、日々体験をしているので
ある程度理解を深めているから
そんな友達に先輩ぶって
アドバイスもそこそこしてあげれる。

親父さんの病気が落ち着いたら
すぐに介護認定を受けた方がいいよとか
とりあえずは老健を探すこととか
認定後、もし施設に入所するなら
特養なら月にいくらぐらいの経費がかかって
有料老人ホームならいくらぐらいとか
介護認定が降りたら
家のバリアフリーに着手したらいいよとかね。

その友達がこんなことを言ってた。

「親父のたんすを整理してたら、
たんすの一番上の引き出しから
雑多なものがいっぱい出てきたんやけど
それって認知の始まりなんかなあ」という。

そのときdoironの頭の中に浮かんだのが
自分のたんすの引き出しの
一番上の中身だ。
そこは、doironのマラソングッズ入れとして
使用しているのだが
中には、ワセリンだの安全ピンだの
手袋や帽子などが収納されている。
他にも、旅行に行ったときに
パチってきた歯磨きセットや
ヘアーブラシ、友達にいただいた
小物類が雑多に詰め込まれている。

それを言ったら、まさにそのようなものが
いっぱい入っているのだと友人は言う。
もしその友人の父親が認知だったら
doironは10年以上前から
認知が始まっていることになるので
「それは断じて違うな」と否定しておいた。

そしてたんすの話で
引き続き頭に浮かんだのが
その他のひきだしの中身のことだ。

doironのたんすは全部で6段になっている。
そのうち上から3つは
マラソンのウエアなどが詰まっているのだが
近頃は、大会に行くこともないので
ランニングやトライアスロンウエアなんかは
衣替えとともに
押入れの奥にしまったままになるために
最近は、ジム用のウエアのみで
たんすの上から2段くらいで
事足りるようになっている。

ライフスタイルが変わると
こうして徐々に生活の
隅々の光景が変わってくるもんやね。
友達とそんな会話を交わしながら
あと20年もすれば
doironのたんすの中身も
きっと紙おむつや
数々の介護用品入れに
なっていくのかもしれないなあて考えたら

ちょっと寂しい・・・


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