ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

発情期

2010年06月04日 22時33分40秒 | 自然

またこの季節がやってきた。
我が家の裏手には
植物園があり、そこに棲みついている猫が
毎年この時期になると
「アオ~」、「フオ~」と
大きな声で鳴きまくるのだ。

普段はなるたけ人目につかないように
抜き足差し足で
生きている彼、彼女らも
このときばかりは
大声でその存在を主張し始める。

今日も先ほどから裏から
「ア~ウ~」、「オ~エ~」
と叫び声が静かな村に
響き渡っている。
あまり大きな声なので
気になって見てみたら
我が家の窓のすぐ先で
巴になってほえあっている。

あれは交尾前の自己主張なのか
あるいは、同性同士が異性を
争って威嚇しあっているのか
その辺は、
そのほえ声の行方までは
追いかけたことがないので
わからない。

あまりにうるさいから
窓を開けて
シッ!と追い払っても
じろっと一瞬こちらをにらんだあと
のそのそと遠ざかっていくのだ。
普段なら一目散に
逃げていくのに
このときばかりは
人の恋路を邪魔するなと
言わんばかりだ。

人でも猫でも一緒ですな
恋したら、もうすっかり世間は
自分達を中心に回るんですな。

最近やっと
向かいの犬も
夜中に鳴かなくなってきたというのに
今度は、あの甘く切なく
そして自己主張に満ちた
猫達の鳴き声に
悩まされる日々が
しばらく続くのだ~

それも鳴き続けるのなら
まだしも
「ア~エ~」のあと
ひときわ高く
「アオ~ん」と鳴いたかと思うと
突然静寂が訪れたりする。
そんなときは「ああ、成就したんだな」と
思ったりして、気になって、気になって。
また子猫が生まれるのか~?!

暖かくなる少し前のこの季節の
我が村のありがたくない風物詩である。

えさやるな~


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