仕事が何ともややこしいことになっているが
残業を終えて家に帰ってから
ここ数日、夢中になっていることがある。
それは漫画なのだ。
大の大人が、いい歳して
と言われるかもしれないが
これが、もう途方もなく面白いのだ。
発端は、一冊のエッセイだった。
「ラクダのコブのある自転車乗りになりたい」
というエンゾ早川という人が書いた本だった。
自転車という言葉につられて
何気なく手にとって見ると
ひと目でこれは面白い本だと直感した。
すぐに手に入れ、
通勤読書と就眠読書で読み始めた。
関東で自転車屋を営みながら
毎週末箱根方面へツアーに出かける
という話を
実に楽しく書いている。
そして、自転車の乗り方
スタイル、パーツのあり方など
非常に緻密で、
mm単位の違いが
いかにライディングポジションに影響し、
それがスピード、持久力に
関係しているかを
実体験を踏まえて書かれている。
それは、それで
バイクをかじっている自分には
興味深く、味わい深い。
そんな本の中に
度々登場し、
著者のバイブルとして
書かれてあるのが
わしが今、夢中になっている漫画
「シャカリキ!」
なのだ。
作者は「曽田正人」。
近辺のブックオフや古本市場を
5軒回ったが見つけられなかったので、
バイクの好きな職場の後輩に
この漫画を持っていないか聞いてみたら
「僕も前から読んでみたかったんです」
だって。
実は、ネットでは手に入ることは
調べてわかっていたのです。
しかし全18巻も買ってみて
面白くなかっても後悔するし、
と二の足を踏んでいたのですが
後輩がそういうのなら
共同で買おうということになった。
ネットオークションで
5千円強
そして先日、ほぼ新品同様の
「シャカリキ!」
全18巻が我が家に届いた。
読み始めてすぐに夢中になった。
これはバイク好きの主人公をめぐる
スポーツ漫画。
ストーリーもさることながら
随所に描かれている
バイクのパーツも
凝りに凝っている。
これまで7巻を読んだが
描かれていたフレームの
中に
PANASONICや
LOOKも
ちゃんと描かれてる。
わしのこれまで乗った
初代フレームと
2代目フレームだ。
現在のフレームも
そのうち登場するだろう。
また
ディレーラー
ディスクホイール
ハンドル
サドル
スピードメーターなど
かなり、マニアックな部分での
描写に手抜きがないし、
登場人物が着ているウェアも
何の不自然もなく描かれている。
そして何より、
この漫画で描かれているのは
バイクライドの楽しさだ。
読んでいると
今すぐバイクに乗って
山を攻めて見たくなってくるのだ。
登坂に命を燃やす
主人公の野々村テルを見ていると
本当になんでも
シャカリキになってやってみようという
元気が湧いてくる。
あと11巻。
早く読みたいような
残しておきたいような
複雑な心境ですわい。
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