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心から楽しまないとねえ。

ほっつき百選1

2014年06月08日 21時57分22秒 | 自然

5月4日に決意したほっつき100選。
あれからひと月以上たちました。

これまで忘れていたわけではなく、
実はほっつき百選の登録No.1に
是非選びたかった植物が咲くのを待っていたのです。

それが「ハマデラソウ」です。

昭和7年に牧野富太郎博士が
大阪の浜寺で見つけたところから
その名前がついています。

一旦絶滅したといわれていたこの花を
doironも昭和57年に泉大津の助松で見つけ、
写真を撮っています。
これ。





多分今も自生しているとは思うので、
先日歩いて見に行きましたが、
見つかりませんでした。
以前写真を撮ったのが、
記録では6月30日でしたから、
これからでしょう。

でもそれまで待っていられないので、
しびれを切らしてほっつき百選を
始めることにしました。

このハマデラソウ、日蔭を嫌がる植物なんですが、
自生していると思われる場所は草刈りがされていました。
例年生えてくることを前提の草刈りだと思います。

今、浜寺公園のバラ園周辺で咲いているのも
この助松で採取した種から育っている個体なんだそうです。

その花の季節には少し早いので
時期が来ればほっつき歩いて、
現場で実写するなどして
登録をすることにしました。

さらに登録NO.2も実は決めています。

それは多分市内で咲く唯一の野生ランである

「ネジバナ」です。

泉大津市では、
昭和58年と59年に
「泉大津の自然と植物」が発行されていることを
ジダンが教えてくれました。

彼の会社が仕事で関わったそうです。

早速、図書館で探してみたら、
2冊ともボロボロですが残っておりました。

それによっても、泉大津の野生ランは
そのネジバナだけでした。

これは、御坊の実家で撮影したものですが、
たしかに昨年も市内で見かけていますから、
今年も必ず咲くでしょう。

花期は7月頃です。

撮影したらまた紹介しましょう。

昭和59年の、
「泉大津の自然と植物」には
木も含めて400種足らずが記載されています。

doironがあの花は市内のあそこでみかけたなあ
と記憶をたどっただけでも100種は軽く超えますから、
100選作りには取捨選択が必要になるでしょう。

No.3以降は仮のナンバーとして登録しておき、
すべて出そろった頃にナンバリングをしていくことにしましょう。

で、最近ほっつき歩いた中から、
まず4種を紹介しておきましょう。

オジチャリで大津川に行きました。

堤防から河原を眺めていると、
目についたのがこの2種です。

ひとつは、河原の空き地を真っ赤に染めていたこの花。



和名はベニバナツメクサ。
その姿から
「ストロベリーキャンドル」といわれ
園芸店でも売られています。

多分そんなところから逃げ出したのでしょうが、
春の一時期の河原の様子を語るときに
この花には触れないわけにはいかないくらい、
大量に繁殖しておりました。



そしてこれは「クサフジ」。



昭和59年の報告書の中には
含まれていませんでした。

ということは当時はなかったんですねえ。
上流の方から広がってきたんでしょうか。
それとも工事の土に種でも紛れ込んでいたのでしょうか。

以上の二種はマメ科の植物です。
さすがに根粒菌などを持ち、
やせた土地でも強い繁殖力を持つ科
の植物だけのことはあります。

これはカヤツリグサ科の「アゼナルコ」。



最近めっきり姿が減ったように思いますので、
地味な植物ですがこれも仮登録しておきましょう。
大津川の帰り道
田んぼのあぜ道で見つけました。

そしてこれはまたその近くに咲いていた
バラ科の「ヘビイチゴ」。



撮影したのが5月ですから、
今頃はあの赤い実をつけているでしょう。

以上、今回のほっつきでチェックした内の
一応この4つの種をほっつき百選にノミネートしておきましょう。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
古いっ (ジダン)
2014-06-11 12:35:26
私が関わったのは、2000年前後ですから、そんなに古いやつは知りまへんで。
返信する
げっ! (doiron)
2014-06-12 12:04:30
そうかあ、それならまた図書館で調べなきゃ。
タイトルを覚えていたら教えてちょーだい。
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