最近、ジムで運動を
しているときのことだ。
あ、運動といっても、
まあこんな身体なんで
幼稚に体を動かしているときだ。
ローラー台で歩いていても、
なんかお尻が痛む。
あ、痔とかじゃなくて
おしりの筋肉の部分が、
なんとなくコリコリしていたりする。
たまに短時間で低速で
かけっこするのだが、
そんな時には今度は
おしりの筋肉がクリクリするのだ。
コリコリとクリクリは
どう違うのかと
いわれてもむつかしいが、
クリクリの方が痛みの部分が
すこし大きいって感じだ。
ああ、もう体の筋肉が
あちこち弱り始めているのかなあ
なんてしみじみと考えていた。
その後、5キロくらいで
ローラー台を離れて、
筋肉をぶるぶる
動かしてくれる
ウルトラ三四郎という機械に乗った。
そしたらさあ、
やっぱりおしりの筋肉が
プルプルふるえるのだ。
ん?こ、これはおかしいぞ。
とおもいつつ、深く考察したら、
ああそうかあと気づいたことがあった。
どうも前日に汗だくで行った
網戸の張替え作業により
そこが披露しているのだ。
なにせ網戸を4枚も
きれいにしたからねえ。
7月には、三枚の網戸を
交換する作業をしているのだが、
この時は大丈夫だったのにねえ。
だいたいこんな網戸なんて
劣化する速さはよく似たもので、
その後4枚くらいも
交換する必要があるな
という感じになっていたので、
さっそくコーナンへ
材料を買いに行って、
張替え作業をすることにしたのだ。
大阪の気温も最高38度
くらいになる真夏日の作業だった。
この作業はおおむね4段階に区別される。
1.網戸の窓からの取り外し。
2.古い網をすべてクリアにする。
3.新しい網を取り付ける。
4.窓への取り付けだ。
専門的には3の作業が
重要なんだろうが、
意外にも他の作業が
結構体力を使ったりする。
まずは窓からの取り外しだ。
古い網戸なんかはもう
かなり劣化が進んでいる。
網戸の下についている
滑って動かすための
プラスチックの部品が
壊れやすいので、
丁寧に外していかないといけない。
網戸にはだいたいねじを
緩めることによって、
上下のローラー間を
一定にするための小さな器具が
付いている。
これによってはずれにくくしているんやね
これがまあ長時間雨風に
あたっている部分なので、
下手に力を入れて回そうとすると、
ねじ山がつぶれてしまうので要注意だ。
サイズのよくあっている
ドライバーを使って
緩めていかねばならない。
これがねえ、2階だと
大変だったりするんだよね。
そして次の作業が網の取り外し。
網はぴんと張って周りを
ゴムチューブで固定されているのだが、
これが古くなると
そのゴムチューブが腐っていて、
つい~っと連続で外れず、
細かい葛になってとれていく
だけだから手間がかかる。
膝をついて、マイナスドライバーを持って
ちびちびやっていくだけなんで
時間がかかって、ひざが
真っ赤になってしまうのだ。
で、ようやくとれたものを片付けて、
掃除機をかけて掃除して
この作業は終わり。
次の張替え作業に入る。
これはまあそれなりの道具もあって、
網の張り加減が均等になるようにして、
取り付けていくのだ。
この脱着、張替え作業が
中腰になることが多いので、
おしりの筋肉に負担を与えるんやね。
そして最後が窓への設置。
ねじをまたまた締めて
やっていくのだが、
この時に注意しないといけないのが、
ねじを締めるときに
油断していると、
ドライバーが滑って
張り替えたばかりの網戸に
突き刺さってしまうという、
悲しい事故が起こるので
注意しないといけない。
もうそうなったら、また張替えだ。
まあこれで作業は完了なのだが、
たかが網戸張替えで
こんなにも筋肉痛になるとは
意外でしたねえ。
丸1日体を動かし続ける
トライアスロンや
2日間も走り続ける
ウルトラマラソンでも
平気だったのに、
練習しないと月日の流れは
容赦なく体をへたれさせてゆくんですなあ。
網戸の張替え筋肉痛を
ジムで和らげるって
考えたらなんか笑ってしまいます。