ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

福井満喫 東尋坊

2020年08月19日 21時14分10秒 | 

福井の名所と言えば、
東尋坊という場所がありますね。

 



日本海に面した柱状節理が乱舞する港で、
福井観光には欠かせない所です。

年間100万人がおとずれるという
観光地ですが、悲しいことに
自殺をされる方も多いようです。

詳しいことは知りませんが
月2件くらいはあるとネットには
書かれていました。

まあそれくらい海辺にそびえる
柱状節理が大きなところなんです。
そんな観光地なんですが、
ここは夕日がとてもきれいだそうです。
doironが訪れたときには
まだそんな時間じゃなかったので
残念でした。

ここに来たのは何度目くらいかなあ。
学生の頃にもきたなあ。
マラソン大会の帰りなんかも
立ち寄ったなあ。
社会人だったころや、
退職してからも来たかなあ。
4、5回は来てるでしょう。

今回はそんな訪問の中でも、
最も人が少なく寂しい景色でした。
東尋坊タワーの下の駐車場に
止めて歩いて行ったのですが、



普段は観光客が何組も
歩いている参道というか
港へ出ていく道も
3組くらい人がいただけです。
寂しいことこの上ありません。

ブラタモリでここに来た時は
大勢の観光客が来ていたのになあ、
まったくコロナ騒ぎも半端じゃないですね。

カニに関するお土産や、
イカ焼き、サザエ焼きとか並ぶ
お土産屋さんをうまそうやなあ
と見ながらも、まあ今日は
そんな贅沢もやめておこうと
我慢して歩いてゆきます。



そんな道の1番海側のところに
スタバコーヒーが出てるんや
と思ったら違ってましたね。

「IWABA CAFE」でした。



東尋坊だけに店の名前も
「岩場」なんですねえ。
鳥取県の砂場コーヒーを
思い出してしまいました。

でもユニークで明るくていいですよね。
明るさで病んでいる人々の心を
いやそうという地域の人たちの
やさしさも感じます。

岩場に行って、大池という名の
岩場があります。
そこへ歩いて行ってのぞいてみると、
ウヒャー、た、高い。
ここが飛び込みの場所だそうです。



高さは25m。



ああ、白浜の三段壁の60m以上
よりは低いですねえ。

ここで飛び込んだ人の
三割は助かるそうです。

でも故障は残りますよねえ。
みんなしっかり生きれる
人生であってほしいです。

この東尋坊にはいのちの
電話があるそうです。



白浜にもありましたねえ。
電話ボックスの中には
10円玉が何枚か
置かれているそうです。

でもねえ、東尋坊という名前そのものが
なんか恐ろしい過去を含んでいます。

「東尋坊」という名の僧が
昔いたそうなんですが、
それが荒くれ者の荒れ僧で、
どうしようもなく
周りの者が酒を飲ませて
酔っ払わせてここから
突き落としたんだそうです。

「東尋坊」という名前には
そんな悲惨な過去が
込められているんですねえ。

ここまで来たのですが、
船には乗らず大きな柱状節理の
石を眺めて帰ることにしました。

このあと一度行ってみようか
と思っていた「雄島」ですが、
ちょっと気持ちが立ち上がり
ませんでしたので行きませんでした。



帰ってから調べると、
この島は東尋坊から
たくさんの死体が流れてくる
すごい心霊スポットらしいです。



これは心を充実させて
行かないといけませんね。
一人でへらへら行くところでは
ありません。
また別の機会にしましょう。

そしてこの関連で行ったのが
もう一か所あります。
車で5分くらいのところにある
三国の港です。



ここには、最近分かったのですが
東尋坊から切り出してきた岩で
作ったという岸壁があります。



九頭竜川の流れをうまく
沖まで流していくという
明治時代に作られたという岸壁です。



これもテレビでやっていたので
見たかったところです。

思ったより雄大な岸壁でしたね。

こうして東尋坊に関する様々な
場所を頭に描きつつ、
車でさまよってきた
そんな旅だったのでした。