家の窓に設置している網戸が、
ところどころ破れてきた。
まあ劣化の速さはよく似たもので、
ちょっと張替えを戸惑っていると
あちこちで破れが出てくるのだ。
ウヒャー、こんだけ破れたら
ヘラクレスオオカブトも
入って来れるわというほど
ひどい状態になる。
これはもう張り替えないと
いけないだろう。
大豪邸なのだが、
チェックするとだいたい陽の
よく当たるところの劣化が
厳しいようだ。
だいたい今のところ変えなくては
いけないのは三か所ぐらいだから、
それに合わせて材料を買いに行こう。
メジャーで大きさを測り、
それに合う量を買わないといけない。
また取り付けのゴムの長さも
事前に測っておかないとあきませんね。
また我が家の網戸のメッシュは、
7年前に網戸を買ったときの
控えがあるので24メッシュで
あることがわかる。
風を入れたい、とか熱いのは嫌
とかで18メッシュの
網戸を入れることもあるようだが、
これだと目が粗いので
小さめの虫が入ってくるのだ。
我が家の網戸は主に虫除けなので、
24メッシュでいいわけだ。
あとは網をはめ込んだ後に
窓枠に固定するための
ゴムチューブと、
それをはめ込む道具が必要だ。
納戸を探してみると7年前に
100均で購入した器具があったよ。
動きを確認したら行けそうだ。
おそるべし100均である。
では、買い物にコーナンに
向かいましょう。
網戸は、補修用の網を
二巻買いました。
ひと巻じゃ足りないけど
二巻だったら余るって感じですが、
仕方ないですね。
そしてゴムなんですが、
これがねえ長さはわかって
いるのですが、実は太さが
いろいろありました。
ああ、これは測ってないなあ。
でもまあ標準的な網戸ですから、
一番多く並べている太さで
行けるでしょう。
1本200円くらいですから、
とりあえずこれでいいと思って
買っていきましょう。
帰って測ってみると
それでぴったしでした。
さあ、では張替えです。
まずは二階のdoironアトリエの
網戸から始めましょう。
窓際につるしてある風鈴や、
キーホルダーなんかを片付け、
網戸を外しにかかります。
え~っと、ここをこうして、
ああしてっと順調に進みます。
カパッと取れたので
それを中にいれようとすると・・・
ガビーン。
あと5mmぐらいの幅で入りません。
そうです、窓には昔子どもがこの部屋で
二階建てベッドで寝ていたので、
窓から零れ落ちないように
木の桟の棒を入れてあり、
それが邪魔になって
入ってこないのです。
むむ、手を離すと窓から網戸が転落です。
これはどうしたものだ。
いったん道具をとって
桟を外すという手があるのですが、
それもできず、道具箱まで
行けません。
いったん諦めて窓に網戸を
戻そうかと考えたのですが、
いやあきらめてはいけません。
人間、しっかりと夢を
追うことが大切です。
網戸を横にやったり
斜めにしたり
あーだ、こーだしながら、
おっ、この角度だったら
気合で入るのではないかと
気が付いて、うんこらどっこいしょと
力を入れると、
おお~外れました。
やれやれです。
早速この網戸の網を交換しましょう。
手で触ってみると、
ウヒャーあきませんね。
ボロボロと破れます。
これだったら日本細大の蛾、
ヨナグニサンどころか
世界最大の蝶、
アレクサンドラトリバネアゲハ
でも入ってきそうです。
まずは古い網戸のゴムを
外してゆきます。
ああ、もう網戸がボロボロですから、
小さなホコリが山のように出ますねえ。
掃除機でそれらを掃除し、
さあでは新しい網を入れてゆきましょう。
ピンとあまり強い力を
入れすぎてもあきません。
頃合いの力ではり続けているところへ
ゴムをはめ込んでゆきます。
グルリンと一周回ると、
すこしひずみが出ますので、
それは修正します。
まあこの時は少し力を入れてゆきますと、
出来上がりがきれいです。
そうしてできたのがこれ。
これをアトリエに持って行き、
桟の棒を外して無事収納。
いやあなかなかきれいなものです。
大成功です。
竣工式をしないといけませんね。
休憩時の昼飯にビールを
いただいてしまいました。
午後からは、残りの二枚も
無事に終了ですねえ。
新しくなると気持ちがいいものです。
これくらいのことなら、
シルバー人材に登録しておけば
有料で作業できそうですねえ。
普通に頼めば一枚
1500円くらいするのかなあ。
そんなことをへこへこ考えながら、
アトリエで網戸を見ながら
見晴らしいいなあなどと
考えているdoironなのでした。