ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

山麓リボンの道38 五色塚古墳

2019年04月27日 21時10分17秒 | ウォーキング

さあて、今日から10連休の
GWが始まりましたねえ。
楽しい予定は一杯組んでいますか。
doironも令和最初のBBQとか
平成終了パーティとかいろいろと
組んでいます。
まあ、10連休とはいえ
ほぼ365連休の自分にとっては
さほどめちゃうれしいってことは
ないんですけどね。

でもまあ何はともあれ
新しい時代がもうすぐ始まりますね。

では平成最後の歩きブログ
神戸リボンの道特集をはじめます。

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この山麓リボンの道も
かなりあるいてきました。
この道は神戸歩きの絶対名所
というところも通ったが、
全般的にはところどころ
アップダウンもあったり、
狭い道があったりと
なかなかとらえどころの
むつかしい道でしたね。

歩き始めたのは2015年の8月。

つなぎつなぎで足かけ
3年半かけて歩いている
ことになります。

そしてついに今回で
なんとその道が、最終回を
迎えることになるのです。

スタートは神戸東の端の
JR甲南山手駅でした。
そこから神戸市内を東西にあるいて、
最終回に西の端のJR西舞子駅までが
その経路で、それをすべて
歩くことになるのです。

したがって東西方向に
神戸市を全部横切ることになるわけですね。

距離的には、全長で43キロ
くらいだそうですが、
駅からの行きかえりの道を
入れたら60キロくらいにはなるでしょう。
さらにdoironは山方向にも
登ったりしているので、
もしかしたら70キロくらいはあるかなあ。

その道がついに今回で完歩となります。

熊野古道中辺路、
淀川に続いての完歩ですねえ。
わくわくと出かけていくことにしましょう。

今回のコースは、前回の続きで
垂水から始まります。

車でビューンと出かけていき、
垂水の駅前の駐車場に駐車し、
さあそれでは歩き始めましょう。

垂水の駅は大きいですねえ。



駅前には大きなバス停が
あったりします。



淡路島との交点だしねえ。



垂水の語源といえば、
つい最近ほうれい線がたるんでねえ・・・
と、そんなたるみではなく、
かつて塩屋から東垂水の間に
複数の滝(垂水)があったことに
由来するそうです。

今はそんな滝もありませんがねえ。

そんな垂水の駅から東向いて
歩いていきますと、こんな
地蔵尊がありますよ。



「高尾地蔵尊」。

村の人々が鵯越の高尾山地蔵院に
参詣して勧請している
ところからこの名前がついている。

旧地にたくさんあった地蔵を
こうして集めているのです。



そしてそこには大峰山の講の
石碑もありました。



50回で大先達の人の名と
33回で先達の人の名が
書かれています。
実はdoironも地元の大峰講には
入山しておりますのでね、
親近感を覚えます。

コースはここからしばらくは
住宅地の中を歩いていきますが、
500mくらいで突然大きな山が現れます。

これが「五色塚古墳」です。



全長194m、高さ18.8mの
兵庫県下最大の前方後円墳です。

被葬者は明石の海陸交通の要衝の地を
支配した人物なんでしょうねえ。

こんな巨大な古墳の中に
入っていけるように
なっていますので見ていきましょう。



前方部は三段になっており、
こんな埴輪が2200本ほど
置かれていたそうです。



また山頂部は大変見晴らしもよく、
明石海峡大橋もくっきりと見えています。



昔の人はこの場所から、
明石海峡を経て淡路島に
興味を持っていたんでしょうねえ。

この辺りは、昔から結構多くの人が
住んでいて、古墳下の展示館には
そんな人の生活の発掘案内が
置かれていました。

こんな古代の人の足跡まで
あったのには驚きましたねえ。



この五色塚古墳にはくびれ部にも
遺構があり、そんな年代から
考えて4世紀ころの古墳だろう
といわれています。



いやあそれにしても
こんな大きな墓って
作るのも大変だったでしょうねえ。

そこを下りますと、
横にはこんな円墳もありましたよ。



「小壺古墳」です。

これも被葬者はわかりません。
直径70m、高さ8.5mの古墳で、
五色塚と同じ埴輪が並べられていたそうです。



ここもまあ地域の豪族の
墓だったんでしょうねえ。

これら二つの古墳は
国の史跡に指定されているそうです。

続く