奈良のラン友であるbabiさんから、
葛城市で行われる「田楽座」の
太鼓演奏会鑑賞への案内があった。
以前もこの団体の太鼓演奏会に
参加させてもらったことがあるが、
これがなかなかの迫力でしたね。
太鼓のダイナミックな演奏だけでなく、
地域の特徴も入れた様々な取り組みで、
中々魅せるものがあった。
そんな演奏会がまた奈良県で
行われるのでどうですか
というお誘いだ。
この太鼓のグループは
長野の伊那谷で生まれたグループだが、
こうして各地を移動しながら
演奏会を続けているそうだ。
前回も心を震わせた演奏会だった。
そうかあ、それは是非参加してみよう
と演奏場所を確認すると、
義父母の墓のある當麻寺に近い。
そしたらそこで墓参りして、
そこまで歩いて行ってみようと考えた。
タイムスケジュールを考えると、
演奏会の時間は午後2時からなので
1時ころには現場に着いておきたい。
當麻寺からは約5キロくらいの
距離なので、ゆっくり歩いて
1時間半くらい考えていたらいいかな。
となると食事の時間を考えて
午前10時半には墓参りしておきたいので、
9時頃には出ておく必要が
あるなと判断して電車に
飛び乗って出かけた。
かつての職場のあった松原もこえて、
ごとごと電車に揺られて
「當麻寺」
の駅まで行き、まずは歩いて
お寺まで行ったよ。
まあこの道は何度も歩いているので
よく知ってるもんね。
で、予定通り墓参りを済ませて、
寺の前のお店でにゅう麺と
柿の葉寿司のご飯を食べて、
さあでは現場である
葛城市の文化会館へと出発だ。
最初は大麻の村中をくねくねと進んでいく。
この辺りは驚くほど道も狭く、
くねくねしているのだ。
右手に山々が見えなければ
方向感覚もおかしくなるほどだ。
で、そのあと県道に合流し
それを南下していく。
この辺りは大変車の量も多く、
歩くのにはあまり快適では
ないんだよね。
南阪奈道路の葛城ICの
ところの道の駅までついて
ホッとひといき。
そこでトイレを拝借。
さあここを出てまた歩き始めましょう。
時間はまだ1時間近くありますよ。
景色を眺めながら
ぼちぼち行きましょう。
こんな道を進んでいきますが、
あれ~急に交通量が少なくなりましたよ。
ああ高速ICを過ぎたら
こんなんかなあと思いながら
進んでいきます。
この奈良の周辺の地域はこの季節
気軽に歩くにはちょうどいいかなあ。
近場だし、電車の便も発達している上に
歴史的にもいろいろと名所もあるしなあ。
またいろいろと歩くコースを
検討してみなくては、
なあんて考えながら
進んでいくのです。
前方には葛城山のロープウェイの
山頂駅が見えていますよ。
ん?ちょっとここは
高いんじゃないの?
それにどう見ても
交通量が少なすぎるぞ。
また前方に見えてくるはずの
役場や公園の森も見えてこないし。
あちゃー、どうも周りの雰囲気から見て
狸に化かされたか?
狸はお前やろーという声が
聞こえてきそうですが・・・
おかしいぞと地図を引っ張り出して
みてみると、道の駅で
トイレを済ませてホッとして
出口を間違えたようで、
一本山の道を進んでいるようです。
道理で交通量が少ないはずです。
このまままっすぐ行けば、
あの葛城古道につながって
いくようですねえ。
これはいかんぞと思い
地図とにらめっこしました。
ここから道の駅まで戻ったら
時間がちょっと心配やなあ、
それにもし変な道を
降りて行って行き止まりになったら
大変だぞと思いながら
読図していると、
おお~何とか一本下に降りていく
道があるではないですか。
ここを降りていくことにしましょう。
最初は少し広い道ですが、
途中軽4の貨物が
すれ違えないような
狭いところも出てきます。
ちゃんとたどり着きますように
とどきどきしながら下っていきました。